今年は入梅が早いですね。
関東地方は今週頭、6月になったとたんに梅雨入りしました。
気が重い長雨シーズンですが、雨にうたれて生きいきと美しい姿をみせてくれるものもあります。
そう、この季節といえばアジサイ。
会社の前の道ぞいにも何本か植わっていて、行き帰りの目を楽しませてくれます。
このアジサイは青紫ですが、数メートル先に植わっているアジサイはピンク。
土壌の性質によって色が変わると昔きいたような気がしますが、数メートルでそんなに土壌が違うものなのでしょうか。
フシギです。
色といえば、先日花屋に暗紅色のアジサイが並んでいて驚いたのですが、あれも植えかえのときに土に気をつけないと色が変わってしまうのでしょうか。
ナゾです。
ちょっと興味を覚えたついでにアジサイの本をさがしてみました。
小説や詩歌などは除きたいので、件名標目で検索してみました。
まず件名典拠ファイルで「アジサイ」を検索。
すると、件名標目としては「あじさい」を与えているようです。
件名標目「あじさい」のTRCMARCは8件ありました。
今月発行されたTRCMARCNo. 08028059「アジサイの世界」
には約１２０種類が紹介されているようです。
１２０種類！そんなに色々あるんですね。
あの暗紅色のアジサイものっているでしょうか。
ちょっと範囲を広げたいので、別の方法でも検索してみます。
植物（ＮＤＣ分類で先頭４７）か園芸（同先頭６２）に分類されていて、タイトル等に「アジサイ」があるものを検索してみました。
そうするとこんなのもひっかかってきます。
TRCMARCNo. 96004716「アジサイはなぜ七色に変わるのか？」
ＮＤＣ分類が４７１．３
件名標目は植物生理学
ですが、内容紹介には
「バラの赤、ユリの白、ツユクサの青、タンポポの黄…。花の色はどのようにして作られるのか。バイオで作る花の色、品種改良、魅惑の香りなど、花にまつわる「なぜ」に科学的に迫り、解き明かす。」
とあります。
先ほどの色と土壌に関する疑問の答えはこの本にのっていそうかな。
ついでのついで。
件名標目でばら（薔薇）の本を検索してみました。
結果は253件！
9件対253件…うーん。
全国のアジサイ研究者、生産者、愛好家の皆さん！頑張って本をだしてください！！
