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データ部ログへようこそ!

こちらは「図書館の本屋さん」こと株式会社図書館流通センター(TRC)の
データ部による、MARCと本に関するブログです。
pink2.gif TRC MARCに関する情報をお探しの方はこちら。
red.gif とにかく本が好きな方には本のご紹介もあります。
orange.gif 一息いれたい方はこんなコンテンツをどうぞ。


2019年6月17日

バリアフリー映画とは?

<その1>

 DVDにも「バリアフリー対応作品」などと書かれているものがあります。具体的にどういったものを指すのでしょう?
 
◆バリアフリー字幕ってなに? 
聴覚に障害を持つ方が、映画等を楽しめるように、セリフ部分だけでなく、使われている音に関して入れられた字幕のことです。話している人の名前や、泣く、笑うなどの感情を表す音、靴音などの人が立てる音、雨や風の音などの背景や、BGMがあることを、字幕であらわしています。

◆音声ガイドってなに?
 視力に障害を持つ方が、映画等を楽しめるように、画面に映り、セリフでは表しきれていないものを解説する音声のことです。例えば、その場面の説明や、登場人物の動作や表情などを音声であらわしています。 

◆誰にでも使えるの?
 バリアフリー字幕も、音声ガイドも大部分のものは、設定でON/OFFできます。また、この機能をそのまま使えば、一般の方にとっても聞き取れなかったこと、見ていても気づいていなかったことがわかる効果もあります。


 ただし、一部には、ON/OFFの切り替え機能がなく、映像を再生すると、字幕・音声が合わせて対応するものもあります。例えば、「5等になりたい。」(11901049)「もも子 かえるの歌がきこえるよ。」(11901050)「十五少年漂流記 瞳のなかの少年」(11901051)のバリアフリー版。これは、字幕・音声もなかったオリジナル映画にDVD化の段階で特別に編集・収録されたものです。

また、バリアフリー版&(字幕なし)オリジナル版がセットとなっているDVDもあります。これには「雪渡り」(08911032、08911033)「猫の事務所」(08911038、08911039)などがあります。

 少しはイメージがつかめたのでしょうか?
 
 各地の図書館でバリアフリー映画会も開かれております。
 人気ある作品がバリアフリー化され、利用が広がっているようですね。

 つづいて検索の仕方について紹介します。

<その2>

 バリアフリー映画をTOOLiで検索してみましょう。

 今日(2018年6月12日現在)、TOOLi-AVで検索すると、視覚障害者用は19件、聴覚障害者用は237件、視聴覚障害者用は431件ありました。


◆どうやって検索するの?
TOOLiのAV検索では、コード化情報のうち、利用対象の欄のプルダウンのメニューの中に、視覚障害者用、聴覚障害者用、視聴覚障害者用の項目があり、チェックできるようになっています。
バリアフリー字幕を検索したい時は、「聴覚障害者用」と「視聴覚障害者用」に、音声ガイドを検索したい時は「視覚障害者用」「視聴覚障害者用」にチェックをつけて検索してみてください。
 そうすると、「くじけないで」(14905326)「プライドinブルー」(16902251)「北の桜守」(18906340)「この世界の片隅に」(19902000)など、バリアフリー字幕が付いているものや、「奇跡のひと マリーとマルグリット」(15907534)、「最強のふたり」(13903922)「コード・ブルー」(19902044)のように、音声ガイドがついているものがヒットします。
 もちろん、「視聴覚障害者用」だけにチェックをつけると、「図書館戦争」(13909421)「舟を編む」(14900543)「西郷どん」(19901461)「ビブリア古書堂の事件手帖」(19902098)「空飛ぶタイヤ」(19900734)のようにバリアフリー字幕と音声ガイドが両方ついているものだけがヒットします。


◆他の検索方法ってあるの?
 利用対象以外でも、TOOLiのAV検索の「すべての項目」の欄に、「聴覚障害者対応字幕」「聴覚障害者・聴者対応字幕」「聴覚障害者用日本語字幕」「バリアフリー再生機能付き」などの言葉を入れると、注記にこのような語句が入っているものを検索することができます。ただし、メーカーやDVDにより、書かれている言葉も様々なので、「聴覚 字幕」とか、「視覚 音声ガイド」など、複数の単語を掛け合わせて検索する方が、ヒットする確率が高くなるようです。


◆障害者用字幕って英語もあるの?
 「英語の障害者用の字幕ってないですか?」って聞かれたことはありますか? そんな時にはクローズド・キャプション(Closed Caption)や、SDH(Subtitles for the Deaf and Hard-of-hearing) があります。容器に「CC」、とか、「English SDH」などとあるものは、英語の聴覚障害者向けの字幕がついています。これもTOOLiの「すべての項目」の欄に「クローズドキャプション」、「English SDH」の言葉を入れると検索することができます。  


 上映会の話題がありましたが、バリアフリー字幕や音声ガイドがあって、上映権付きのDVDはどのように検索しましょうか。
TOOLiでは、「DVD」だけにチェック、著作権のプルダウンの欄を「上映・館内・館外」など上映を含む語を選択した上で、「視聴覚障害者用」などと選択すると検索することができます。

  
ぜひ、試してみてくださいね。


2019年6月14日

離れてたって...つながっているんだ ~典拠のはなし~

今度ご結婚する私の知人、Aさん(「あ」で始まるお名前)...だったのですが。入籍後は、お相手の姓であるWさん(「わ」で始まるお名前)になるそうです。
お話を聞いた時「出席番号が!一番からラストに!」なんて言って盛り上がりました。
私の出身高校だと窓際の一番前の席から廊下側の一番後ろにいく感じ。
紙の電話帳だったら最初のページから最後のページに。
改姓、なかなか影響が大きい。

典拠ファイルではどうでしょうか?


TRC MARCが現在準拠している「日本目録規則 1987年版改訂3版」第23章 著者標目にこうあります。

   23.2.1.2(2以上の名称を用いる著者)同一著者が2以上の名称を用いるとき,次の場合にはそれぞれの名称を標目とする。
   ア)改姓改名した著者が,新旧の姓名で著作をしているとき
(以下略)


著者が改名をした場合はそれぞれの名称を標目とするのですね。ご結婚などによって姓が変わった場合もこちらに該当します。

すでに典拠ファイルのある方が、今までとは異なる姓で著作を発表した場合。典拠ファイルは今回出現の形で新たに作成し、旧姓のファイルとは相互参照にします。

荒井/由実 アライ,ユミ
= 松任谷/由実 マツトウヤ,ユミ

アライさんとマツトウヤさんのように、姓の一文字目が変わると、図書記号も変わる可能性があります。著者名順で並べていたら、「ア」のところと「マ」のところ、ちょっと離れた場所に配架されてしまいますね。
しかし、典拠ファイルを活用し、相互参照であるとわかれば、同一人物の著作を漏れなく見つけることができます。書架でどんなに離れていたって。

以上、今月はジューンブライドにちなんで、改姓について考えてみました。
こちらの記事もどうぞ。
典拠 相互参照(ダイジェスト第25回)

2019年6月13日

教科書に出てくる万葉歌

今月のデータ部ログの雑記テーマは「万葉集および和歌」です。


学生時代の記憶。古文が苦手でした。
日本語のなりをしているのに、とても読みにくい。
「うつくし」を「美し」と訳すとバツになる。
一見、読めそうなのに、なかなか読み進められず
かえってストレスがたまります。
字面で読めた気になる漢文のほうが、よほど肌に合いました。


「令和」の出典が万葉集、フィーバーのときには、
令和の「令」で「律令」の令を想像したよ、
太宰府は大陸直結、梅の花は中国人大好き、
日本の古典から初出典っていっても大陸しか浮かばないね
と、ひねた感想しか出てきませんでした。


これで何を書けばいいのかと思っていたら、先週のエントリー

反省しました。
ニュースにチマチマと突っ込みを入れるだけではなくて、
昔の人の心に想いをはせるぐらいの、器をもちたい。
いい年なのだから、飛鳥路をまわって
さきざきで歌を思い出せるぐらいの大人でいたい。


なにが万葉歌なのか、さえ忘れてしまっていました。
「これ、万葉集の歌だよね」と言える和歌を
一首も覚えていないのをまず恥じなくては。
虚心、大事。とりあえず「教科書 万葉集」で検索です。


春過ぎて夏来るらし白たへの衣干したり天の香具山
銀も金も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも
多摩川にさらす手作りさらさらに何そこの児のここだ愛しき


今みても、やっぱり意味はぼんやりとしかわかりませんが、
大らかでなかなかいいな、と感じました。

2019年6月12日

きょうのデータ部☆(6/12)

先週に引き続き、本社から。
今日は最上階、12階から撮影しました。
新宿の高層ビル群が見えています!
20190612.jpg

2019年6月11日

身近なあのこ

本日は「週刊新刊全点案内」2114号の発行日です。
掲載件数は1050件でした。


*こんな本がありました*

まっくろけまっしろけ

マックス・アマート(さく・え)いけもとなおみ(やく)
潮出版社(2019.5)


文房具。いつも身近にあるものたち。
データ部は特に文房具をよく使う部署かと思うのですが、
あまりに身近すぎるためか、気に留めることは少ないような...。


そんなとき目にしたこの本。
黒くするのがだいすきな鉛筆と、白くするのがだいすきな消しゴム。
果たして仲良くできるのか?...という絵本です。

鉛筆と消しゴムに顔が書かれたデザインの表紙。
なんだかほほえましく、ふと子供のころを思い出しました。


削って小さくなった鉛筆に妙に愛着が湧いたり。
新品の真っ白な消しゴムが黒ずんでしまうのがなんだか惜しくて、
なるべく汚れないように字を消そうと努力してみたり。

特別な出来事ではなくても、
文房具に関して思い出すことは色々とあるものです。
この絵本のように顔を書いた覚えこそないものの、
大切な存在だったことは確かです。


絵本を目にすると、
時折こうして幼少期の思い出がよみがえることがあります。
たまには絵本を読んでみるのも良いかもしれません。

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