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データ部ログへようこそ!

こちらは「図書館の本屋さん」こと株式会社図書館流通センター(TRC)の
データ部による、MARCと本に関するブログです。
pink2.gif TRC MARCに関する情報をお探しの方はこちら。
red.gif とにかく本が好きな方には本のご紹介もあります。
orange.gif 一息いれたい方はこんなコンテンツをどうぞ。


2024年7月26日

地域の本 探せます ~MARCや検索のはなし~

ついにはじまる夏休み
帰省や旅行で日常と違う場所に行く機会も増えますね
行った先にはどんな観光名所があるかな? 宿題のネタも見つけてきたい
地域の名物料理はなんだろう
行き先について調べて旅程を考える時間が旅本番と同じくらい楽しみです
「地域で出版された本を集めたい!」
「地域学習のために、自治体のことを扱った本をまとめて展示したい」
そんな時にお役に立てるかも

TOOLiで「出版地都道府県コード」「主題に関する地域コード」で検索することで「特定地域で出版された本」「特定地域のことを主題にあつかった本」を調べることができます

例えば、この夏は最近全館再開した金沢21世紀美術館に行き、金沢周辺を見て回ろうと決め、行き先について色々調べる時、
「主題の地域:北陸地方 石川県 金沢市」と検索条件を設定すると...
「近代を拓いた金沢の100偉人」「金沢検定予想問題集」などの本が見つかりました
フリーワードで「金沢市」を調べるよりもっと欲しい情報に近い書籍が出てきます

地域検索ぜひお試しください

2024年7月25日

はじまりは何も思い出せない本から

7月の雑記のテーマは「本との出会い方」です。

小学生のころ「図書館から本を探してきて読みましょう」という時間がありました。
図書館の利用方法を学ぶための時間だったのか、単に時間ができてしまった授業だったのかは記憶にないのですが、ただ「分厚い本を読むのかっこいい!!!!!」と思っていたことだけは明確に覚えています。
そのような動機で私は図書館にある一番分厚い(と思った)本を選びました。
残念ながら、それがなんの本だったか、どんな内容だったか、何も思い出すことができません。
かつての私は「分厚い本を読むかっこいい私」を演出するためだけに本を選び、難しくて全く内容が入って来ない本のページを無理やりめくっていたのです。

このようにして無理矢理分厚い本を選び読んでいた私ですが、そのうち厚さのある本もきちんと読めるようになりました。
その中のひとつがペギー・スーシリーズです。
ちなみに、読み始めたきっかけは「2学年上の姉が読んでいたから」で「2つ上の学年の子が読む本を読んでいる私かっこいいだろ!」と思っていました。
しかも海外文学という通ぶれるものだったもので、他に見せつけるように読み、そしてあの独特の世界にひきいこまれていきました。

かくして見栄を張りまくっていた私ですが、今でも電車で本を読んでいると「本を読んでいる自分」を俯瞰で眺める自意識がわいてきます。いい大人になっても何も変わっていません。

2024年7月24日

きょうのデータ部☆(7/24)

2024.07.24データ部ログ写真.jpg
きょうは昼頃から突然暗雲が垂れ込めはじめ、激しい雷雨に。
カンカン照りだと暑いけれど、涼しくなると言っても雷の音はやっぱりこわい......真夏のジレンマです。

2024年7月23日

アンコンシャス・バイアス

本日は「週刊新刊全点案内」2366号の発行日です。
掲載件数は664件でした。

*こんな本がありました*

「それって決めつけじゃない!?アンコンシャス・バイアス 1巻 男子なら虫がさわれる!?ほか」

松島恵利子(文)北村英哉(監修)
のはらあこ(マンガ・イラスト)
汐文社(2024.7)

アンコンシャス・バイアスとは、無意識の決めつけや思い込みのこと。
こちらの本では、身近な出来事を例にアンコンシャス・バイアスについてわかりやすく紹介しています。

1巻の目次を見てみますと
「男子は虫が好き。本当にそうかな?」
「動物が苦手な人は冷たい。本当にそうかな?」
「大阪の人はおもしろい。本当にそうかな?」
といったものが並んでいました。
うーん...どれもそういったイメージで語られる(語られた・語っていた)ことはあるかもなぁ...と思ってしまいます。

印象的だったのは、アンコンシャス・バイアスは他人に対してだけではなく「自分に対して」のものもあるということ。
「自分にはできない」と思いこんで可能性を狭めていないか?という問いにハッとさせられる方も多いのではないでしょうか。

児童書ですが、経験を積んだ大人が読んでも多くの気づきがありそうです。

2024年7月18日

夢の不労所得~分類・件名のおはなし・139~

休み明けだ。会社に行きたくない。一生寝て暮らせないだろうか。
と、一度も思ったことのない労働者は少ないでしょう。
寝て暮らすはちょっと大げさか...。

あくせく仕事に追われずに、自分のペースで自己実現を図る。いいですね。
少し前には「FIRE」という言葉をタイトルにした本もよく見ました。FIREとは「Financial Independence, Retire Early=経済的自立と早期リタイア」の頭文字を取ったもので、資産運用で生計を立てて早期リタイアするという人生設計だそうです。

それでは、今回は分類を使って資産形成のための情報を探してみましょう。

今年からNISAが新しくなりましたので、まずはそこから始めてはどうでしょうか。
NISAは「少額投資非課税制度」で、分類は338.8です。投資信託もこの分類になります。
優良株を買って配当と株主優待で暮らすのもいいかもしれない...。株式投資についての本は338.155、株式理論の分類です。
何が自分に合うかわからない、投資方法全部盛りの本はありませんか、ということでしたら、338.18にどうぞ。NDC10版の338.18の注記には「金儲法<一般>は,ここに収める」とあり、いろいろな方法を扱ったものはこちらになります。
(2~3種類までだと主に扱われている方の分類になります。たとえばNISAとiDeCoでNISAが主なら分類はNISAの338.8。ちなみにiDeCoは「個人型確定拠出年金」ですので、iDeCoだけを扱った図書は364.3、社会保険の分類です。)

というわけで、338で始まる棚を探していただくと金融資産形成に関する情報が集められます。

金融資産と並び立つ不労所得のもう一方の雄は地代収入です。地主。大家さん。
投資用マンションを買ってみようという方も、伝来の土地を活用して...という方も、不動産投資についての本は673.99、不動産業の分類に収めています。

いずれの分野もコンスタントに図書が刊行されていて「成功法」は百花繚乱という趣です。
苦労せず短期でFIRE達成!億越え!とはいかないだろうという気はしますが、検討してみるのもいいかもしれません。

2024年7月

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