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2017年2月 アーカイブ

2017年2月21日

全力で空想

本日は「週刊新刊全点案内」2001号の発行日です。
掲載件数は1112件でした。


節分の恵方巻やらバレンタインのチョコレートやら。
季節がらもさることながら、寒い季節はお腹と口が常に食を求めている気がします。寒さに負けないようにからだが脂肪をつけようとしているのでしょうか。ありがた迷惑。しかしごはんはすすむ。
そんな中で夢の詰まった本を見つけました。


*こんな本がありました*

空想サンドウィッチュリー

池田浩明(著) 西山逸成(著)
ガイドワークス(2017.3)


「いつか引退したら小さなサンドイッチスタンドを開きたい」
パン屋さんのそんなささやかな夢を、パンフリークの著者も一緒になって、一足先に叶える道程を綴った本です。
ダンボール屋台を手に、日本中のあらゆる場所で、テーマにそったサンドウィッチを提供する。
大人が全力で真剣にふざける。
そんな様子にわくわくさせられます。
そして想像力豊かに編みだされるメニューの数々にも、よだれが出てきそうです。


駅舎にて、サンドイッチの駅弁を。
サバゲー会場では、雰囲気にぴったりのレーション(軍事食料)を。
時代劇で使われる映画村では、
暴れん坊将軍の好みを想像したサンドイッチを。

他にも様々な場所で、趣向を凝らしたメニューを用意。サンドイッチのみならず、付け合わせの料理も充実しています。

中でも本屋前にて、さまざまな名作図書をもじって創られたメニューはユーモアに溢れています。
「蝦と蟹工船」「作ランボー詩集」「人参失格」etc.
何の作品か、もうおわかりですよね。

2017年2月20日

NDC10版の変更点とTRC MARCの適用~第4回・2類~

NDC(日本十進分類法)10版の変更点と、それに伴うTRC MARCの適用をご紹介する企画、第4回は2類です。

2類では非常に大きな変更点があります。
それは、「211/219 日本の各地域の歴史」で時代区分が可能になったということ。

-02 原始時代
-03 古代
-04 中世
-05 近世
-06 近代

以上のような時代区分が追加されましたので、TRC MARCではこれを適用いたします。
例えば、古代の東京都を扱った本の場合、分類は東京都の歴史である213.6に、古代の時代区分03を付与した213.603となります。
沖縄県の時代区分は、他の地方とは別に独自に設定されています。

5桁目以降での変更ですので、背ラベル等に影響が出ることはあまりないかと思いますが、郷土資料など同じ地域の資料を時代ごとに分けたい場合、この時代区分を採用していただくと便利ですね。


それから、210.025の考古学の注記が変更になりました。
9版では「個々の遺跡・遺物に関するものは,日本史の特定の時代に収める」となっていましたが、10版では、「特定の地域全般に関するものおよび個々の遺跡・遺物に関するものは,211/219に収める;ただし,個々の遺跡・遺物に関するものでも一国の歴史に関係ある遺跡・遺物は,日本史の特定の時代に収める」となっています。

しかしTRC MARCでは、MARCニュースで実施したアンケートの結果や、「一国の歴史に関係ある」という基準が明確でないことなどを踏まえまして、10版で変更された注記は採用せず、9版を踏襲することにいたしました。
したがってこれまで通り、個々の遺跡・遺物については、日本史の特定の時代になりますので、ご留意いただければと思います。

次回、3類の変更点は2月27日(月)に掲載いたします。

2017年2月16日

『週刊新刊全点案内』うら話

こんにちは。新刊目録の望月です。
今週何度も触れていますが、『週刊新刊全点案内』(以下「新刊案内」)2000号が刊行されました。メモリアル号(といっても中身は変わりなし)、お手元に届きましたでしょうか。

今回の「新刊案内」ふりかえり企画では、「新刊案内」の作り方をご紹介します。

p20160216.jpg

あまり知られていないですが、「新刊案内」の編集もデータ部で行っています。
以下簡単に流れを説明します。

①毎日、前日に入力・チェックしたMARCから「新刊案内」形式のゲラを作成、プリントアウトして手分けして校正。
②週に1回(金曜日です)、5日分のデータをまとめて新刊案内の配列にし、レイアウトが崩れていないかなど全件を再度確認。
③書誌情報以外のページ、巻頭の「お知らせ」「ベル・SB・新継続一覧」「索引」も同時に作成し確認。
④すべて終了したところで、データをまとめて印刷会社に入稿。〆切り時間が決まっているので、いかにミスなく滞りなく進められるかが勝負です。
⑤印刷会社で印刷・製本。
⑥月曜日に弊社に搬入、発送。
⑦火曜日、全国の図書館に到着。

----------------
①②につきましては、以前のこちらの記事(「新刊案内も作ってます」「眼精疲労と戦います」)に詳しいですが、実務作業としては幅を伸ばしてレイアウトを整えるとか、文字を詰めて一行に収めるとか、細かい作業の連続です。これを毎日繰り返し、週に一度のまとめの日を終えるとへとへとになります。しかし、週が明けると完成した「新刊案内」が手元にやってくる。きれいに印刷された誌面を見ると、手塩にかけて作ったMARCが冊子の形になることで、たくさんの方の目に触れるようになる。そんな喜びを感じてうれしくなります。

2017年2月15日

きょうのデータ部☆(2/15)

こちらは新刊全点案内2000号を記念して図書館のみなさまへお配りさせていただいたクリアファイルです。
じつは私たちデータ部メンバーにも配布されました。
2月の新刊案内表紙イラストのファイルは早速使用しています。もう一枚は年表です。
1706image1.JPG
これまで様々な変貌を遂げてきた新刊全点案内。
1976年の創刊から41年目に入りました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2017年2月14日

所変われば...

本日は「週刊新刊全点案内」2000号の発行日です。
掲載件数は1091件でした。


世間はバレンタインムード一色ですが、本日2017年2月14日は、週刊新刊全点案内2000号が刊行される、データ部にとって特別な日でもあります。この日を迎えることができたのも、ひとえに皆様に長年ご愛顧いただいたおかげです。データ部一同より精進してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
私自身も普段は作業の進行確認程度でしか号数を意識したことがなかったのですが、作業用ツールに「2000」の文字が並んでいるのを見ると、取り組む仕事自体は普段と変わりなかったものの、なんだか感慨深い気持ちになりました。


*こんな本がありました*

それ日本と逆!?文化のちがい習慣のちがい 第2期5 ワイワイ記念日とお祭り

須藤 健一 (監修)
学研プラス(2017.2)


奇しくもバレンタインデーと週刊新刊全点案内2000号の刊行日が重なったせっかくの機会ですので、今回の今週一冊は「記念日」という言葉をキーワードに、こんな本をピックアップしてみました。
普段は忘れてしまいがちですが、楽しいお祭りも行事も本来は何らかの記念すべき出来事の記憶を代々受け継ぎ祝ったり、過去を振り返り思いを新たにしたりするための記念日です。この本ではクリスマスや子供の日などのわかりやすいものから、意外な角度から切り込んだものまで、様々な形で世界各地のお祭り・行事を日本のものと対比させながら紹介しています。

対象年齢は小学生向けとなってはいますが、比較対象となる8カ国のうち約半数が第三世界の国々ということもあってか、実際に読んでみると大人の私でも知らないような世界各地の行事そのものについてや、その行事がどのような思想を基礎に何を目的に行われているのか等の説明がわかりやすく紹介されており、簡潔ながらも読みごたえがありました。

残念なことに昨今世界各地で文化や宗教に由来する対立も目立ちますが、そんなご時世だからこそ、日常の節目となる行事を良いきっかけとして、家族で海の向こうの文化習俗に思いをはせてみる、そんな記念日も時にはいかがでしょうか。

2017年2月13日

NDC10版の変更点とTRC MARCの適用~第2回・0類(情報学以外)~

NDC(日本十進分類法)10版の変更点とそれに伴うTRC MARCの適用をご紹介する企画です。
第2回は、前回取り上げた情報学007以外の部分の0類について、主な変更点とTRC MARCの適用をご紹介します。


NDC10版で細分化された分類は、主として010の「図書館.図書館情報学」です。

015では、015.9「利用対象別サービス」が新設され、さらに、015.91/.99まで年代別や特性などの対象別に細分化されています。
015.93には「児童・青少年に対するサービス.ヤングアダルトサービス」が新設されました。TRC MARCでは、児童サービスは、016.28「児童図書館」に収めていましたので、10版と9版では第3次区分が異なります。

018では、018.09「文書館.史料館」が、細分化されています。018.091/.095まで、010「図書館.図書館情報学」が011/015で、政策、建築・設備、経営、収集・保存、サービスに分かれているのに対応する細分になっています。
016/018が「各種の図書館」であるように、018.096/.098は、「各種の文書館」です。018.099には「文書館所蔵文書目録」が新設されました。TRC MARCでは、文書館収蔵文書目録は、029「蔵書目録.総合目録」の下に収めていましたので、10版と9版が異なります。


010以外では、023「出版」のところに、「*電子書籍の編集→021.49」と注参照されました。9版では、電子書籍についての注参照はなかったため、TRC MARCでは編集・製作も含め、023の下に収めていましたので、10版と9版が異なります。


次回2月17日(金)は、1類の変更点とTRC MARCの適用についてご紹介します。

2017年2月17日

NDC10版の変更点とTRC MARCの適用~第3回・1類~

 この企画ではNDC(日本十進分類法)10版の変更点と、それに伴うTRC MARCの適用をご紹介してまいります。
今回は、1類の変更点についてです。


~未確認飛行物体〔UFO〕を147.9へ収めます~

 10版で「147.9その他の超常現象」の項目が新設され、「*未確認飛行物体〔UFO〕は,440.9に収める(別法:ここに収める)」と注記されました。
10版の試案説明会資料によりますと、「UFOは天文学とは無関係であるとの指摘が天文学関係団体から出されたことから、別法を設けた」とのことでした。
このような経緯や昨年アンケートで図書館の皆さまから伺ったご意見などから検討を行い、TRC MARCにおいて10版では別法を採用することにいたしました。
9版では440.9に収めていたため大きく変更することとなります。


~146.8が細分化されます~

 NDC10版において、「146.8カウンセリング. 精神療法〔心理療法〕」が細分化されました。例として下記が挙げられます。
 
 ・認知行動療法→146.811
 ・集団療法→146.812
 ・アニマルセラピー→146.813

各療法の図書がより探しやすくなりそうです。

 次回2月20日(月)は、2類の変更点をご紹介します。

2017年2月 8日

きょうのデータ部☆(2/8)

バックヤードにこれまでの週刊新刊全点案内の一部を保管しています。

IMG_4714.JPG

昨日は1999号が発行されました。来週はとうとう2000号です。
私たちもわくわくしています!

2017年2月10日

図書記号は「レ」?「ル」? ~典拠のはなし~

図書記号を著者の姓から一文字としている場合、実際に配架作業をしていて、おや?と思われることはありませんか?

例えば、昨年発行された『過ぎ去りし世界』の図書記号を見てみると---

タイトル(漢字) : 過ぎ去りし世界
タイトル(カナ) : スギサリシ/セカイ
責任表示 : デニス・ルヘイン 著
図書記号 : レ

著者の姓のカナ形の一文字目なら図書記号は「ル」では?
実際にこの図書を手にされていると不可解に見えるかもしれません。

しかし、著者の典拠ファイルの統一形を見てみると---
漢字形 : Lehane,Dennis
カナ形 : レヘイン,デニス

統一形のカナ形より図書記号は採用されているため、『過ぎ去りし世界』の図書記号は「レ」となります。統一形から図書記号を決定することにより、図書に「レヘイン」と表記されていても「ルヘイン」でも、同じ場所に配架することが可能となります。
Lehaneは「レヘイン」とも「ルヘイン」とも翻訳されるのですね。カタカナでみると別人のようにみえますが、同一人ですので同じ典拠IDのもとにまとめています。

12000197021-0000 Lehane,Dennis(レヘイン,デニス) = 統一形
12000197021-0001 デニス・レヘイン
12000197021-0002 デニス・ルヘイン

典拠ファイルの見出しとなる統一形は、初めての著作、もしくは参考資料より決定します。決定した後は、基本的に統一形の変更(典拠訂正)をすることはありません。図書記号や配架、典拠コントロール等に影響してしまうためです。
しかし、時の流れとともに統一形のカナとは違うカナ表記が主流となってしまう場合があり、統一形はこれで適切なのか?と悩ましくなることもしばしば...です。


2017年2月 9日

『週刊新刊全点案内』むかし話 第2回

 こんにちは。データ部新刊目録担当 中村です。

 『週刊新刊全点案内』は間もなく2月14日発行にて、おかげさまで2000号を迎えます。
 これを記念しまして、今月の木曜日は『週刊新刊全点案内』(以下「新刊案内」)の、過去をふりかえる昔話や裏話をご紹介します。

 書影をカラー化し、分類がNDC9・8版併記となった頃入社した私は、出版点数の増加=掲載件数の増加やTRC MARC(以下MARC)の情報量の増加の中で、初めて「新刊案内」の編集に関わりました。PCの処理速度もまだ遅く、版下データを完成させて印刷会社に送る日は常に時間との戦いでした。また当時は巻末に読み物連載があり、作家の方が時おり打合せにいらっしゃることも。書店に作品が並んでいる方が座席のすぐ近くで打合せをしている様子は、いつも端末に向かい作業しているデータ部が雑誌編集部になったように華やかに感じました。

 その後PCの入替で真新しいブルーと乳白色のツートンカラーのiMacが来た日はまるで自分がデザイナーになったようでウキウキとした気持ちに。しかし、端末の性格によるものか、作業中に書影やバーコード等の各編集パーツがとんでもない所に移動してしまったり、ある単語が含まれるとプログラムが止まってしまったり...機械的でないその挙動に一喜一憂させられたものでした。

 TRC MARC/Tタイプのご提供が始まった2005年には、新しい形式のMARCから編集作業を進めるべく、「新刊案内」もリニューアル。PCもWindowsに切替え、DTPソフトもInDesignへと変更。ページのレイアウトやMARCからの出力指示等、データ部と電算室が協力し、ご利用いただく皆様に大きな違和感なく、かつ見やすい形を考えました。
 この時、表紙のデザイナー・イラストレーターも現在の方になりました。当時の担当者による記事はこちらとこちらです。
 
 さらに2012年にはMARCの改訂に対応し、ジャンル名を変更・拡大、内容紹介掲載範囲も拡がりました。当時の担当者による記事はこちらです
 そして2017年4月発行分からはNDC10版のご提供開始に伴い、10・9・8版の併記を予定しております。

 出版点数の少ない時期でも一号あたり1000件前後、繁忙期には2000件以上の情報を掲載する「新刊案内」は、手に取りやすい用紙の厚み・綴じ等の工夫もしつつ、何よりMARCの豊富な情報をどんな形で表すか。出力レイアウトを工夫する事で、図書館の選書に役立てていただけるようにと取り組んでいます。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

2017年2月 7日

自分で治す

本日は「週刊新刊全点案内」1999号の発行日です。
掲載件数は1059件でした。

今月の表紙はこちら。

p20170207.jpg

暦の「雨水」の頃は芽吹きの季節でもあり・・・(Juriさん)


*こんな本がありました*

花粉症・アレルギーを自分で治す70の知恵 カラー最新図解

水嶋/丈雄(監修)
主婦の友社(2017.2)


節分も過ぎ、まだまだ冷たい空気の中、あたたかい日差しに春を感じる日も。
寒いのが苦手な人間なので、春の訪れをいまかいまか、と待ってしまいますが、春の訪れが憂鬱な人も多いのではないでしょうか。
先日も、久しく会っていない友人に「あったかくなったら会おうよ」と言ったら、「花粉症の季節が終わってからにしよう」と言われました。
確かに、ひどい花粉症に苦んでいたら、その季節、人と会うのも億劫になってしまいますよね。

そんな季節にこの一冊。
薬で症状を抑える、といった対処療法ではなく、自分が食べるもので自分の体内環境を改善し、花粉症に立ち向かおうというアプローチです。

日々口にすることで体内環境を変える。
免疫力を引き出し、病気の菌が体の中に入ってきたとしても負けない。
負けないから発症しない。
私も某乳酸飲料を継続的に摂取し始めたら、ほんとに風邪をひかなくなり、自分で病気に勝つということを実感しています。
何を口にするかってほんとに大事なのですね。
花粉症でお困りの方、今年は食べるものを意識してみるのもいいかもしれません。

2017年2月 6日

エコに運転~新設件名のお知らせ2017年1月分~


明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
1月の新設件名は3件でした。その中に「エコカー」があります。


ハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車など環境にやさしくて燃費のよい車のことで、エコカー減税という言葉もよく耳にします。
「エコ」は環境にやさしい「エコロジー」の意味だけかと思っていたのですが、お財布にやさしい「エコノミー」の意味もあるのですね。


テレビの運転支援技術の紹介で、自動で車間をうまくとりつつブレーキを静かにかけてくれる、という様子を見ていて、信号が近付くとちょこちょことブレーキをかけてしまう私の運転よりはるかにエコなんだろうなと思いました。


学生のころに運転免許の教習で初めて公道を運転した時、嬉しさとともにすごく緊張した覚えがあります。まっすぐ走るだけでも周りに注意して、アクセルとブレーキを踏み変えてと猫の手もかりたい!状態でした。
ドライバーにはこれからも変わらず集中力が必要だと思いますが、支援技術のおかげで運転がより身近になりそうです。


2017年2月 3日

NDC10版の変更点とTRC MARCの適用~第1回・情報学および関連領域~

先日ご案内した通り、今回から全10回にわたってNDC(日本十進分類法)10版の変更点と、それに伴うTRC MARCの適用をご紹介してまいります。
今日は、NDC10版で大幅な改訂があった「情報学および関連領域(007、547、548)」の変更点です。

この分野の変更ポイントは、大きく分けると3つあります。

*************************************************************************
(1)概念(観点)の明確化
情報学一般・ソフトウェアは007(情報学)、機器類や工学的な取り扱いに関するものは547(通信工学)または548(情報工学)、観点が明確でないものは007(情報学)に収める、と注記に明記されました

(2)「007.6 データ処理.情報処理」の細分化
「007.6 データ処理.情報処理」の下の分類項目が細分化され、「007.6384 表計算用ソフトウェア」「007.6388 ワープロ用ソフトウェア」「007.6389 データ通信用ソフトウェア」「007.645 マークアップ言語. ウェブサービス記述言語」などが新設されました

(3)新主題の対応
時代の変化に対応して、「007.353 ソーシャルメディア」「007.375 不正操作(コンピュータウィルスなど)」が新設されました
*************************************************************************

これらの変更をひとことで説明すると、「9版・8版では547(通信工学)、548(情報工学)だった主題が、10版では007(情報学)になるケースが増える」ということになります。もちろん、観点によっては10版でも547、548になるものもあります。すべてが007になる訳ではありませんのでご注意ください。

この変更をうけて、TRC MARCの10版では下記のように適用します。
----------------------------------------------------------
★TRC MARCの10版で007(情報学)に分類する例
----------------------------------------------------------

■インターネットブラウザ・電子メール〈利用法〉
10版:007.6389 データ通信用ソフトウェア
(9版:547.4833 公衆データ通信. 広域データ通信網)

■Webサイト制作/Webアプリケーション開発

10版:007.645 マークアップ言語・ウェブサービス技術言語
(9版:547.4833 公衆データ通信. 広域データ通信網)

■ソーシャルネットワーキングサービス〈利用法〉
10版:007.353 ソーシャルメディア
(9版:547.4833 公衆データ通信. 広域データ通信網)

■パーソナルコンピュータ〈購入ガイド〉
10版:007.63 コンピュータシステム.ソフトウェア.アプリケーション
(9版:548.29 各種の電子計算機)
※TRC MARCの10版ではパソコンの操作方法と同じ分類(007.63)になります。

■タブレット型端末〈操作方法〉
10版:007.63 コンピュータシステム.ソフトウェア.アプリケーション
(9版:548.29 各種の電子計算機)
※TRC MARCの10版ではパソコンの操作方法と同じ分類(007.63)になります。

■ワープロ用ソフトウェア
10版:007.6388 ワードプロセッサー用ソフトウェア
(9版:582.33 ワードプロセッサ. タイプライター)

■スマートフォン<操作方法>
10版:007.63 コンピュータシステム.ソフトウェア.アプリケーション
(9版:694.6 電話)
※TRC MARCの10版では、パソコン・タブレット型端末と同じ分類になります。

今回取り上げたのはほんの一部で、情報学分野では、非常に多くの主題が類レベル(分類記号の1桁レベル)で分類記号が変わります。
これらの変更によって、9版では配架が割れてしまっていた関連主題(例:ワープロソフト<582.33>、表計算ソフト<007.6384>、インターネットブラウザ<547.4833>、ホームページ<547.4833>)が、10版では007にまとめられるようになるケースが増えることになります。

次回2月13日(月)は、情報学以外の0類の変更点をご紹介します。

2017年2月 1日

きょうのデータ部☆(2/1)

今日から2月ですね。
これから寒さもデータ部の忙しさも本格的になります。
暖かくして乗り切りましょう。

1703image1.JPG

この時期はハンガーラックにコートを収めるのも
ちょっとひと苦労です。

2017年2月 2日

『週刊新刊全点案内』むかし話


こんにちは。元・データ部新刊目録 大谷です。

『週刊新刊全点案内』は2月14日の発行にて、おかげさまで2000号を迎えます。
これを記念しまして、今月木曜の雑記は『週刊新刊全点案内』(以下、「新刊案内」)の、過去をふりかえる昔話や裏話をご紹介します。

「新刊案内」は、データ部新刊目録のメンバーがMARC作成の作業の中で、版下の作成をしています。専門の編集者はいませんし、時間も限られていますし、昔々はMARCの項目を出力しただけの、本当に地味な冊子でありました。昔々の新刊案内は、こちらの記事でご紹介しています。

しかし、毎週図書館にお届けしてご覧いただくカタログです。本の様子を少しでも詳しくお伝えしたい、選書を楽しんでいただきたいということは常々考えておりましたつもりです。カタログと言うからには載っていてほしいものの代表は、本の写真と、内容紹介文ではないでしょうか。

写真の掲載はまだまだ無理という時代、一部の本の表紙のコピーをとって掲載することから始めました。デザインによっては真っ黒or真っ白orタイトルが埋没...となってしまうので、ホワイト修正液とサインペンと担当者の職人芸により修正です。
念願かなって表紙写真を掲載することになっても、フィルムカメラの時代。撮影後のフィルムを印刷会社の方に渡し、印刷の段階で書誌情報と写真を組み合わせるしくみでして、写真の状態は印刷会社での確認を待つしかありません。撮影忘れ等あったら大至急で対応しなければなりませんので、用心に用心を重ねつつ祈る気持ちでした。

また、内容紹介や著者紹介の開始。これも一部の本を対象に始めたとはいえ、それまでカタログ的な情報を記録していたデータ部のメンバーが、紹介文というフリーな文章を作成しようというのですから大冒険です。と思っていたのは、作文の上手・下手が露見して傷ついた私だけかもしれませんが... 作業手順の関係から、しばらくは手書きで原稿作成したものを後から入力する方法をとっていまして、見本冊数が多い時期は「手が痛くなる」という悲痛なつぶやきも出ました。

表紙写真、紹介文と来て、次に目指すのはカラー化です。カラーの誌面になるときのお話は、こちらの記事で紹介しております。

古参の女性社員としては700号で心が躍った記憶があるのですが、1000号から2000号は長かったような、短かったような...。図書館で選書に使われている新刊案内はフセンや書き込みがいっぱいだとお聞きしたときは嬉しかったです。今後も頼りにしていただけるよう、将来はどんなふうに進化をしていくのか、今はデータ部の外から、とても楽しみにしています。

博物館、図書館、文書館、公民館(MLAK)東日本大震災被災救援情報
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