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2014年11月 アーカイブ

2014年11月28日

あなたの身長は? ~MARCや検索のはなし~

こんにちは。新刊目録伊藤です。

月末にお届けしているMARCや検索のはなし。
今回は図書の"大きさ"についてお話ししたいと思います。

日本目録規則 1987年版改訂3版「2.5.3大きさ」にはこうあります。

「2.5.3.2(記録の方法)大きさは外形の高さをセンチメートルの単位で,端数を切り上げて記録する。」

20cmを1mmでも越えればMARCに表記される大きさは21cmとなります。
21cmジャストの本も
20.5cmの本も
20.1cmの本も
MARC上は21cm。
ほとんど大きさに違いのない創元推理文庫と新潮文庫がそれぞれ15cm、16cmとなるのはこういった事情です。
この規則を知った時、四捨五入の方が大きさのイメージがつかみやすいのでは?と思った私、「書架に入れることを考慮している」というのを聞いて大変納得したのを覚えています。

しかし、ただ「外形の高さ」を機械的に記録するだけでは、図書のイメージを全く伝えられないことがあります。
「思ったより横長で書架からはみ出してしまう...」
「あれ、こんなに奥行の無い本だったの?」
そこで、こんな規則も。

「2.5.3.2C 縦長本,横長本,枡型本は,縦,横の長さを「×」印で結んで記録する。」

ちょっとややこしくなってきましたが、
「縦長本」とは縦の長さが横の2倍以上ある本のこと(縦≧横×2)。
単語帳やガイドブックなどでたまに見かけます。最近ではこんな本も。
  「うみの100かいだてのいえ」(ビッグブック) 116×21cm

「横長本」「枡型本」はそれぞれ、縦より横が長い本・縦と横が同じ長さの本(縦≦横)のこと。
こちらは絵本でよくありますね。
  「わたしのひみつ」 21×23cm
  「あくびがでたよ もうおやすみ」 17×17cm

"大きさ"はMARC上では大変地味な項目ですが、図書を検索した際にチェックしておくと、実物がイメージできて、書架を探す時に便利です。
またTOOLiでは、大きさからも図書の検索が可能です。
こちらも、ぜひご活用ください。

2014年11月26日

きょうのデータ部(11/26)


雨です。寒いです。
東京都文京区の午前11時現在の気温は10度。

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2014年11月25日

今年はどうする?

きょうは「週刊新刊全点案内」1891号の発行日です。
掲載件数は1455件でした。

*こんな本がありました*

年賀状の売り出しや、流行語の発表など
今年ももうすぐ終わりだなぁ...と感じさせるものは色々ありますが
データ部では入荷する本もそのひとつ。

簡単なのにきちんと作れるおせち料理

井澤由美子(料理)
成美堂出版(2014.12)

今週の新刊案内にはおせちの本が4冊載っています。

おせち作り。私自身は母の手伝いをするくらいしかやったことがないのですが(コンニャクを手綱にする、人参を型抜きする、など。)
「きちんと」でも「それなりに」でも作ろうとする方は
買い出しや調理の段取りが大変なのではと思います。


そこでこんな工夫も。

12月31日につめるだけのフリージングおせち
(エイムック)

金丸絵里加(著)
枻出版社(2014.11)

事前に少しずつ作ってフリージングしておけば、大晦日には詰めるだけ。
たしかにおせち料理って保存食ですし、計画的な方にはおすすめかもしれません。(「つめるだけ」に過度な期待をしてしまったのは内緒)


そうはいってもギリギリになるよという場合はこんな本も。

12月31日でも間に合う簡単おせち
(GAKKEN HIT MOOK)

星野奈々子(料理)
学研パブリッシング(2014.11)

「間に合う」「簡単」のワードがたのもしいです。

2014年11月27日

飲めない人

今月の雑記テーマは「酒」。本日、最終回となりました。

夏の終わりにぶどう狩りに行っていた時期が数年あります。
ぶどう狩りはイチゴ狩りと違って、自力でとって食すべしというわけではなく、買って帰るというイメージです。
「いっぱい食べるぞ!!」という食いしん坊的な野心は生じません。


今思うと、それでも度々行ったのは、あの風景を見たかったからかなぁ。
暑さも過ぎ、やわらかくなった日差しの中、ひろく広がるぶどうの棚。
大きな粒、小さな粒、丸い粒、細長い粒、濃い紫の、赤紫の、マスカット色の、いろんな種類のぶどうがたわわにぶら下がっています。その風景はなんとも言えず、豊かで穏やかです。

コンビニやスーパーもなく、食べるものを自分たちで育てたり摘んだりしていた時代には、「実りが豊か」ということはもっとずっと重要で嬉しいことだったに違いありません。今でもそれは変わらないはずですが、収穫までの工程を実際に目にしないと、パックに入った売り物がいかにここまで来ているのか、想像しなくなりがちかもしれません。なんてつらつら思うに、、、反省です。


よく行ったのは山梨県の勝沼。かなり前のことですが、たしか高速道路を下りてしばらくすると、そこかしこに「ぶどう狩りできます」などとのぼりが立っており、方々のぶどう園の方が通る車に「どうぞ~」とにこにこアピール! 試食目当てに、何箇所かひやかしに行ったこともありました。

中でも想い出深いのは「ぶどうの丘」というところ。ここはワインカーヴがあるのです。
たしか地下に下りていくと、ひんやりと薄暗い場所にたくさんの瓶が貯蔵されていました。試飲をする人はお金を払うと、確か何やらオシャレな専用カップ(HPによると「タートヴァン」)をいただけたような覚えがあります。


その雰囲気もなにも、とても素敵でした。
でも、私は飲めないのです。こんなにたくさんのワインがあるのに、全然飲めないのです。「芳醇な」とか「香り豊かな」とか「だんだんまろやかに」とか「○○に合いそう」とか何も語れません。
当然、前述のオシャレなカップも使えませんでした。
残念としか言いようがありません。
飲めないなら運転ができればいいのに、運転免許も持ってないのです。
実にワイナリーには不向きな自分です。


件名にぶどう酒と入った今年作成のMARCを検索してみると、40件超ありました。
甲州ワインの本もありましたよ。

本当に旨い甲州ワイン100

新田正明(著)
イカロス出版(2014.10)

2014年11月21日

中2はミリタリー好き~分類/件名のおはなし・55~

先日、友人の家に遊びに行ったら、友人の息子がもう中学2年生!
声変わりもしちゃって、赤ちゃん時代を知っているわたしとしては、ちょっと切なくなったのでした。
リビングに彼の読書感想文の賞状が飾られていたので、「何の本で書いたの?」と聞いてみたところ、「永遠の0」という答え。
言われてみると、本棚には百田尚樹よりも有川浩の本がズラっと並んでいて、「そうかー、中2男子はやっぱりミリタリー系が好きなのね」と納得したのでした。

さて、もちろんミリタリー系の分類というのも存在します。
ただ、ちょっとややこしいのが「軍隊」か「兵器」かで分類が違うというところ。

軍隊、いわゆる自衛隊などは、「390 国防.軍事」の下になります。
自衛隊だと、NDC9版では392.1076という日本の国防史の下ですね。
一方、銃や戦車などの兵器は、「559 兵器.軍事工学」の下に。
さらに、戦闘機は「538.7」という航空機の下の分類です。

どうやら彼はブルーインパルスが好きなようなので、いつかオススメの本を聞かれる日が来たら、図書館で538.7を探すように教えてあげようと思います。
まあ、反抗期目前の彼から聞かれることは、当分なさそうですが...。

2014年11月20日

大みそかに飲みたいお酒

こんにちは。新刊目録の望月です。
今月の雑記テーマはお酒。ということで、まずは旅の話から。
9月の中旬、米どころ秋田に旅行に行ってきました。
なぜ秋田へ?実はたまたま友人が長期出張で滞在していたからそれに便乗しただけで、特別目的のある旅でもなかったのです。どこへ行くのか着いてから相談するくらいの"いきあたりばっ旅"
結局、温泉と「なまはげ」の文字に惹かれて男鹿半島へ行くことにしました。

黄金色の田んぼの中、電車とタクシーを使って男鹿半島へ。なまはげに惹かれたといっても、それまで特別なまはげに関心があったわけでもなく、節分の鬼のようなものかと思っていたのですが...。

ちがうんです、なまはげって神様なんです。
1年に一度、大みそかの日に山から降りてきて、怠けものを戒めるこわがらせ系の神様。

最初に訪れた資料館で知りました。この資料館には、各集落のなまはげの扮装をした人形が100体以上並んでまして、なかなか壮観でした。
次に、お隣の民家風の建物で実際に「なまはげ」行事を体験することに。ここでようやくお酒が出てきます。

大声をあげながら家にやってきたなまはげ(ここでは二人、いや二体?)に、この家の当主はまずお酒をすすめます。神様へのお供え、ということで御馳走もふるまって。
一通り家の中を探索したなまはげは、すすめられたお酒を飲みながら、この家に怠けものはいないか、米の出来はどうか、今年の酒はよくできたか、など当主に尋ねます。
おかげさまで、家のものみなよく働いて、米もたくさん取れて、お酒も格段の出来でと答える当主。たしかにうまい、と言ってさらに盃をあおるなまはげ。
儀式がかったやり取りをみているうちに、なまはげが飲んでいるお酒が本当においしそうに思えてきてしょうがありませんでした。気分はすっかり大みそか。1年を振り返りながら、おこたで日本酒ちびちび飲んだりしたら楽しいだろうなー。
結局おみやげに、と買ってしまいました。こちらの地酒を。

その後温泉郷まで足をのばして、温泉のはしごをしたり、名物のハタハタ丼を食べたり、なんだかノープランで行ったとは思えない充実した旅になりました。
買ってきたお酒はまだ手を付けていません。今年の大みそか、遠い男鹿半島の神様を思い浮かべながらゆっくり味わってみようと思ってます。自分の怠け心を反省しつつ。


○なまはげ伝説をもとにした絵本がありました。

男鹿のなまはげ

土井 敏秀文 金子 義償絵
無明舎出版(2004.10)

2014年11月19日

きょうのデータ部(11/19)


どうやら、年末恒例の繁忙期が、はじまったようです。

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2014年11月18日

RDAを知る


きょうは「週刊新刊全点案内」1890号の発行日です。
掲載件数は1234件でした。

* こんな本がありました*

図書目録の「これから」を考える上で、とても重要な本が刊行されました。

「RDA資源の記述とアクセス」

Barbara B.Tillett(著)
樹村房(2014.10)

RDA(Resource Description and Access)は、AACR2(Anglo-American Cataloguing Rules,2nd ed.)の後継標準。
デジタル環境に適したメタデータを生み出すために、従来の図書館目録規則を超える、新たな世界記述標準として策定されました。

この本は、RDAの理解と、実際の書誌情報の記録作業に役立つ解説・自習書として、翻訳・編集されたもので、FRBR、FRAD、FRSADといった理論的裏づけの解説も含んでいます。

原書は、RDAの普及に尽力するRDA開発のための合同運営委員会・前議長のバーバラ・B・ティレット氏が、自ら世界各国を巡回して行った人気ワークショップの英語版テキストです。

これからの目録がどう変化してゆくのか、私共もドキドキです。


今週は、図書館関係で、こんな本もありました。

「図書館員のためのPR実践講座」

仁上/幸治(著)
樹村房(2014.10)

これからの図書館を考える秋ですね。


2014年11月14日

ファミリーネームとファーストネーム

テレビCMを見るのが大好きです。
たまに海外の面白CMを紹介する番組があれば、かじりついて見ていますが、何年か前にシアトルマリナーズの英語のCMを見ました。確かこんな内容。

活躍するイチロー選手を遠目に見ながら、同僚たちが立ち話。ユニフォームのICHIROの文字を見て、「ICHIROってファーストネームだよね。選手登録がファーストネームって、クールだよな。」「僕たちもファーストネームにしようぜ。」果たして同じチームに「JAMES」や「ROBERT」が3人!のような同じファーストネームでの登録がかぶりまくり、紛らわしいことになっているシーンで終わり。

これにはおかしくて笑ってしまいましたが、こんなニュースもありました。

2014年9月13日朝日新聞夕刊より
「サッカー・ワールドカップのブラジル大会で最優秀選手に選ばれたリオネル・メッシの母国アルゼンチンで、ファンの男性が長男を「メッシ」と命名したのをきっかけに、論争が起こっている。アルゼンチンでは、国の法律で、名字をファーストネームにすることを禁じている。それだけに、メッシの故郷サンタフェ州は「法律違反」と反発。人気サッカー選手の名字を名付ける風潮が高まりかねないとして、こうした命名を禁止する動きを見せ始めた。ただ、「柔軟に対応できる」(別の州)と、州によって法律の解釈が分かれており、議論が高まっている。」

アルゼンチン代表のサッカー選手メッシは典拠ファイルではこうです。

12000254414-0000 Messi,Lionel Andres
             メッシ,リオネル・アンドレス
            (Andresのeは´(アクサンテギュー)が付きます)

典拠ファイルの見出し(統一標目)は、姓と名で構成される人の場合、「姓 ,(カンマ) 名」の順番となります。
メッシはファミリーネーム(姓)なので、名字を名前に流用するのが問題となっているのですね。

日本でも有名なスポーツ選手の名前を赤ちゃんに命名することは珍しくありませんが、名字を名前に付けてはいけないような法律の規制があるのでしょうか。
キラキラネーム・DQNネームの仲間に入るのか。

スーパースターの名字が付いた子供たち自身は、物心ついてどう思うのか、ちょっと気になりました。
スーパースターの名前を引き継いでまたスーパースターになるかも・・・。
これで思い浮かぶのは「荒木大輔」→「松坂大輔」かなぁ、というかた。
分かります!

2014年11月13日

かんぱーい!

 11月木曜のテーマは「酒」です。

 ちょっと考えてみて、お酒好きな祖父を思い出しました。特にウーロンハイが大好きで、遊びにいくとウーロンハイを作る係 (といっても、ストップ!と言われるまでウーロン茶を注ぐだけ) を弟と担当していました。いつもはあまりしゃべらないのに、お酒がまわってくると「友達を大切にしなさい」「おじいちゃんの若いころは...」などとおしゃべりになるのです。

そんな祖父も亡くなって、最近はたまに写真にお酒をお供えします。すると、不思議なことにいつもより何倍も笑っているように見えるのです!家族も目撃していて、飲めてうれしいんだね、と思うことにしています。(笑)

 
 また、毎年お盆は祖父の実家がある新潟へ帰省します。新潟といえば言わずと知れた米どころ・酒どころ。着くとすぐに真っ赤なすいかが迎えてくれます。そして大人たちにはビール。そのまま夕ご飯へなだれこむと、八海山などの日本酒や焼酎など、いろいろふるまってもらいます。あまり飲めない私にとってはお茶を探すのに一苦労...なのですが、親戚一同が集まっておいしい料理とお酒とともにわいわい(どちらかというとがやがや)するのは楽しいひとときです。

ちなみに上述の「八海山」についての本を見つけました!

八海山

佐々木/ゆみ子 編著
恒文社編集部 編著
恒文社(2009.7)

表紙からすでにお酒造りへの情熱を感じますね。 

このシリーズ「新潟発ブランド物語」にはもう1冊あります。
お酒のお供にぴったりの、あの「柿の種」です。

元祖浪花屋柿の種のココロ

恒文社編集部 編
三浦 靖史 執筆
恒文社(2008.12)
  

 今度帰省するときはセットでおみやげに買ってみようかなと思います。そろそろ寒くなって、ビールから日本酒にシフトされる方も多いかもしれませんね。ご当地のお酒とおつまみであったまるのはいかがでしょうか。

2014年11月12日

きょうのデータ部(11/12)


席から見える外の風景。
となりの土地は工事中。クレーン車が写りました。

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2014年11月11日

今年もそろそろまとめ?

本日は「週刊新刊全点案内」1889号の発行日です。
掲載件数は1026件でした。

*こんな本がありました*

個人ではあまり買わないだろう「業界の年鑑」が何点か入ってきました。

ハム・ソーセージ年鑑 平成27年版

日本加工食品新聞(編)
食品経済社(2014.10)

大好物の気になるギョーカイ事情。


cosmetics in japan 日本の化粧品総覧2015

週刊粧業出版局(編集)
週刊粧業(2014.10)

シューズブック 2015年版
ポスティコーポレーションシューズポスト事業部(2014.10)

コスメにシューズ...地味な年鑑の中に華やかな世界が。


おまけ。
そろそろ年末が近づいてきました。

年末年始無災害実践ガイド 平成26年度版

中央労働災害防止協会(編)
中央労働災害防止協会(2014.10)

年末年始働く人の明るい職場楽しい家庭 2014年度版
中央労働災害防止協会(編)
中央労働災害防止協会(2014.10)

今年の標語は「安全の足並み揃えて手を抜かず年末年始もゼロ災害」だそうです。
どちらの本も現場で活用できる薄くて軽いポケットサイズ。

何かとあわただしい時期、気もそぞろになりがちですが、どうかお怪我のないように。

2014年11月 7日

天アンカット~装丁のおはなし~

装丁コードには2012年1月から「天アンカット」が仲間入りしています。
昔ながらの文庫シリーズでは、今でも図書の「天」を裁断していないものがあるのです。

090826-1.jpg


※おわかりになるでしょうか? 上3冊がすべすべ、下がギザギザです

ギザギザしているのは、製本段階でこの部分を裁断していないわけですが、不良品ではありません。「天アンカット」という製本スタイルです。

代表格 新潮文庫と岩波文庫のwebサイトをみてみると...

「新潮文庫」の特長 その1 http://www.shinchosha.co.jp/bunko/about/
「岩波文庫」→文庫豆知識へ http://www.iwanami.co.jp/hensyu/bun/mametisiki.html

新潮文庫は、紐しおりを付けているため天を裁断しない
岩波文庫は、フランス装のような趣を出すためと解説されています。

ほかには、創元推理文庫、ハヤカワ文庫など、昔から長く親しまれているシリーズによくみられるようです。このギザギザは、老舗のこだわりだったのですね。

文庫だけではなく新書や通常の単行本にも天アンカットの手法は使われています。
少し前までは、こういう本もあると了解されていたのですが、最近はお問い合わせをいただくことが多いので、装丁コードに入れることにいたしました。

お手持ちの本で「天アンカット」を探しみても楽しいかもしれませんね。

2014年11月 6日

ぐっと大人の工場見学


こんにちは。データ部新刊目録 大谷です。

NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」は、
日本で初めてのウイスキーづくりをめざす夫婦の物語。
関連本も次々と刊行されているということで、
11月の、木曜ブログテーマは堂々「酒」です。


ウイスキーといえば、山梨県にあるサントリー白州蒸留所の見学に行ったことがあります。緑豊かな森の中の工場にはウイスキーの香りが広がり、巨大な「ポットスチル」、何年も静かに眠っているたくさんの樽。樽職人の技にも見とれます。試飲もできて最後にはショップでお買い物。ガイドさんの流暢な解説に、にわかウイスキーファンにさせられてしまう、おそろしくもステキな場所です。

ただし、山梨県はおいしい水を生かしたお酒づくりがさかんで、ライバル多数です。日本酒「七賢」で知られる山梨銘醸もありますし、地場産業センター「かいてらす」では自慢のぶどうから造る県内産ワインショップが壮観です。そういえば、ドラマ「花子とアン」では花子さんの兄やんと親友醍醐さんが結婚して甲府でワイン作りをすることになっていました。見学できるワイナリーももちろんありますが、どうしても山梨方面に出かけていくと、先の3か所に引っかかってしまい、なかなかたどりつけません。


一方、マッサンのモデル・竹鶴さんの会社ニッカウヰスキー。webサイトを見てみると、余市と宮城峡の蒸留所ではウイスキーづくり体験をおこなっていて、その時のウイスキーは10年後にボトルに詰めて送ってもらえるそうです。10年の時を感じる、大人のタイムカプセルですね。


こんな本も、ありました。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら
村上春樹 著
新潮文庫
(2002.11)


村上春樹さんが本場スコットランドとアイルランドを訪ねるウィスキーの旅。
写真もステキです。

2014年11月10日

■ ADEACを知っていますか?~ビューア編~

全3回も今回で最後となるADEACの紹介、
最後はADEACの見どころの一つであるビューアについてご紹介します。

史資料の中には浮世絵や絵地図など、貴重な資料もたくさん掲載されています。そのような史料はできれば本物を見ているとの同じくらい鮮明に見たいもの。
ですが高精細な画像は容量が非常に大きくなってしまうためインターネット環境ではうまく開けなかったり時間がかかったり...。
でもスムーズに見るために画質を落としてしまっては意味がありません。

そこでADEACでは高精彩画像を閲覧するためのビューアを採用しています。
普通は細部まで見られないような浮世絵や絵地図がかなり拡大して見ることができたり、1000ページ近くある地域資料を電子書籍のように閲覧できたり、ビューアならば高精彩のまま容量もある程度抑えられます。
実際にどんな感じなのかご紹介しましょう。

たとえばこちらの史料。
viwerblog.jpg
一辺90cm以上ある大きな絵図です。
全体図をみるとこのような感じですが、これでは細部が見えません。

では拡大してみましょう。
viwerblog2.jpg

一体どの部分を拡大したのかと言うと...
viwerblog3.jpg
この部分を拡大しました!
拡大してもきれいに見られることがわかっていただけたでしょうか。

ぜひ実際にADEACの画面で見てみて下さい。
弘化丁未春三月廿四日信州大地震山頽川塞湛水之図

このビューアの作成もASで担当することがあります。
ビューアを作る上で悩ましいのが容量の問題。最初にサイズを抑えられると書きましたが、それでも容量が大きくなってしまうことがあります。
そこで作成の際にはできるだけ高品質・小容量のギリギリを模索しています。


さて、全3回でお届けしてきました「ADEACを知っていますか?」いかがだったでしょうか。
今回ご紹介できなかった貴重な資料もADEACにはまだまだたくさん公開されています。
秋の夜長に歴史小説や時代小説を読もうかなと思っていた方、
ぜひADEACで歴史資料に触れてさらに奥深い歴史の世界に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

ADEACはこちらから!

2014年11月17日

AVってなに? (AV MARCダイジェスト 第1回)

こんにちは。 データぶー子です。
ワタクシがご案内するといえば、データ部ログダイジェスト企画コーナー。
今回は11月、12月でTRC AV MARC概論編をお届けしますね。

yubisashir20.gif


ラインナップは...
第1回 AVってなに?(この記事です)
第2回 見本のおなはし
第3回 これがAV MARCだ!
第4回 なにが入ってるの?
第5回 AV MARCの単位
第6回 AV MARCができるまで
第7回 AV MARCまとめ

今回はまずAVって何?というところから。
ではダイジェストをどうぞ。


AV、エーブイ、えーぶい ・・・
自分の会社での所属を社外の人に説明するとき、頭にちらっとこうよぎります。
「アヤシイ仕事をしていると思われないだろうか」
まず最初に声を大にして言いたい(バンバンッ!)。TRCでは全然アヤシクありません。これはAudio Visualの略で、録音・映像資料のこと。そのMARCを作成しているのがデータ部AVなのです。

さて、あなたは図書館でCDやDVDを借りたことはありますか?
CDもDVDも図書館に置いてある資料である以上、なにかを使って管理しなくてはなりません。そう、MARCです。MARCがあれば、棚を総ざらいして見なくても、貸し出し中か心配しなくても、希望の作品が探せるのです。

録音・映像資料について、もうちょっと詳しく。 
その名の通り、「録音」=聴くもの、「映像」=観るもの。現在、録音資料としてCD、映像資料としてDVDのMARCを作っています。かつてはレーザーディスク・カセットテープ・ビデオテープなども扱っていましたが、媒体の変化が激しいのもAVの特徴。

どうでしょう?
AVってなんのことか、うっすらでも思い浮かびましたか?


naruhodone80.gif


★ぶー子からひとこと

ふーむ、AVは視聴覚資料のことね。
視聴覚資料は媒体がどんどん変わっていくから大変。
カセットテープといえば、ぶー子の家にも"ラジカセ"があったなあ...、じゃなかったワタクシワTRCのデータ部に住んでいる妖精なので、データ部AVにもCDラジカセがあったのを思い出したのデス。
図書のようにページをパラパラめくって中を見られないから、実際に音を聞いて確認したり、再生時間を測ったりするのに使うのですって。
次回は12月5日(金)にお会いしましょう。

2014年11月 4日

大人のブカツ

本日は「週刊新刊全点案内」1888号の発行日です。
掲載件数は1246件でした。

11月の表紙はこちら
p20141104.jpg
りんごが美味しい季節になりましたね。


*こんな本がありました*

ソフトテニス部」

(おとな×ブカツ)
ナロさん ぉまみ(監修)
ベースボール・マガジン社(2014.10)

最近、めっきり体力が落ちました。体を動かすことがほとんどないため、たまに運動すると翌日体がバキバキに。このままではイカン、運動しなければと思っていたところ、こんな本をみつけました。
「おとな×ブカツ」シリーズはこれまでに3冊出ています。ラインナップはこちら↓

ランニング部」

(おとな×ブカツ)
吉本亮(監修)
ベースボール・マガジン社(2014.8)

トレイルランニング部」

(おとな×ブカツ)
吉本亮(監修)
ベースボール・マガジン社(2014.6)

バレーボール部」

(おとな×ブカツ)
オーカバレーボールクラブ&スクール(監修)
ベースボール・マガジン社(2014.6)


ラジオ体操ですら2か月で断念した私...大人がひとりで運動を続けるというのはけっこう難しい。でも、「ブカツ」としてみんなでワイワイやるなら続けられる、かもしれません。

2014年11月 5日

今回はミュージカルです~新設件名のお知らせ2014年10月分~

 昨日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

 10月は2件の件名を新設しました。
その中に「ミュージカル映画」という件名があります。「ホラー映画」 「SF映画」に引き続いての新設です。
ミュージカル映画というと、「サウンド・オブ・ミュージック」「ウエストサイド物語」など王道の作品が浮かんできました。

 
NDC(日本十進分類法)の映画の分類(778)を少し見てみると、778.2に映画史・各国の映画(地理区分あり)となっています。

「ぶどうのなみだ」の風景

映画『ぶどうのなみだ』製作委員会(編著)
スペースシャワーネットワーク(2014.9)

こちらは10月に公開された大泉洋・染谷将太・安藤裕子ほか出演の邦画です。
分類は778.21となります。北海道が舞台となっており、景色もとてもきれいです!


 また、778.7にドキュメンタリーなどの各種映画、778.74にニュース映画、778.77にアニメーションの分類もありますので、該当する映画はこれらの分類に収められます。

かぐや姫の物語

徳間書店(2014.3)

こちらは高畑勲監督作品のアニメーション映画ですので、778.77となりますね。見に行く機会を逃してしまったのですが、12月にDVDが発売されるようなので楽しみです。

 
 最近は3D映画やライブビューイングなどもよく見かけるようになりました。何年後かの映画や映画館はさらに変わっているのでしょうか。

博物館、図書館、文書館、公民館(MLAK)東日本大震災被災救援情報
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