« 2020年7月 | メイン | 2020年9月 »

2020年8月 アーカイブ

2020年8月31日

ADEAC夏の公開情報その2

皆様こんにちは。AS(学術情報ソリューション)の入江です。
今回は2020年4月以降に大きなリニューアルを遂げた機関についてご紹介します。


『船橋市西図書館/船橋市デジタルミュージアム』(4月15日追加公開)
以前から多種多様な資料を公開しているアーカイブでしたが、トップページのデザインが大幅にリニューアルされました。また、それに伴い、地図・時代やキーワード・カテゴリから資料を探す機能が追加され、使い勝手が大きく向上しました!

デザインが変更されただけでなく、興味深いコンテンツもいくつも追加されています。
船橋市所蔵作品」のページでは船橋市が所蔵する美術品約500点を作家の解説と合わせてご覧いただけます。名だたる芸術家・政治家・文化人の作品をお楽しみください。
船橋の野外彫刻」のページでは市内各地の野外彫刻をご覧いただけます。それぞれの所在を地図上に示しているので、画像を見てオリジナルの作品を見たくなったら地図を頼りに尋ねて行けます。

こちらのアーカイブについては市が使い方の動画等をまとめたページを公開しているので、ぜひそちらもご覧ください。


『徳島県文化の森総合公園/とくしまデジタルアーカイブ』(4月17日追加公開)
徳島県立図書館の資料を主に公開するアーカイブでしたが、4月から徳島県立文書館・徳島県立博物館・徳島県立鳥居龍蔵記念博物館・徳島県立近代美術館が加わって「徳島県文化の森総合公園」の総合デジタルアーカイブとしてリニューアルしました。

各館のページでは様々な切り口から資料を紹介しています。横断的に資料を探したい方は全体のトップページにある入り口から資料分類・テーマごとに各館の資料をまとめてご覧いただけます。

目玉になる資料が多すぎてとても紹介しきれないので、この記事では個別資料の紹介は控えます。ぜひご自分の目で気になる資料を探してみてください。
どこから見ようか迷った方は、博物館や美術館が公開している紹介ページを参考にしていただけるかもしれません。とても見やすくまとめてくださっているので、ぜひご一読を!
徳島県立博物館の紹介ページ徳島県立近代美術館の紹介ページ


『美馬市立図書館/美馬の記憶 デジタルアーカイブ』(8月1日追加公開)
資料の追加に伴い、ページを見やすく・使いやすくリニューアルしました!

今回の更新で追加された「美馬市の昔の写真」は、市民の皆さんからお預かりした明治・大正・昭和時代の美馬市内の写真229枚を公開しています。1枚1枚の写真の撮影地を記録して地図上に表示しているので、地域学習などにもご利用いただけます。

もう1つの追加資料である「文政元年 脇町分間絵図」は、近世後期のこの地域を描いた絵図の高精細画像をgoogleマップと重ねて表示・閲覧できるコンテンツです。豊かさの象徴として知られた「うだつ」が並ぶ町並み(重要伝統的建造物群保存地区)もばっちり範囲に含まれています。地図を見ながら現在位置を表示することもできるので、美馬市を訪れた際は町歩きにご活用下さい。


今回の紹介は以上となります。
ADEACに掲載された資料は、最近相次いで公開された、日本文化関連資料のプラットフォーム「Cultural Japan」やジャパンサーチ正式版からも検索していただけますので、どうぞご活用下さい。

2020年8月26日

きょうのデータ部☆(8/26)

本社ショールームにある一角。

外の通りからもぼんやりと見えるここには、直近5号分のベル本が並べられています。

 
bell0826.jpg
 
心が躍るトレンド本棚です!

2020年8月27日

素麺 OR 冷や麦?

8月の雑記テーマは「夏の麺」、本日最終回です。

ピンクや黄色の色付き麺が入っているやや太めの麺が冷や麦で、素麺には入っていないと思っていたのですが、最近は両方色付き麺入っていませんか?

どちらかといえば素麺の方が好きですが、子ども受けがいいので冷や麦を買っていました。色付き麺を手づかみで奪い合っていたのも大分前のことで、今では色がついていようがいまいが誰も何も言いません。そう思ってみてみると、なぜ元々白い麺にわざわざ色を着けだしたのでしょう? 
少し調べてみると、製法にも手延べ・機械とあるそうですが、機械で製麺する場合の素麺・冷や麦の違いは太さだそうです。見た目で区別しやすいように冷や麦に色付き麺を入れだしたのだとか。最近では機械化が進み、商品管理もしやすくなって区別の必要はなくなり、冷や麦でも入っているものは減ってきたり、逆に素麺に入っているものも出てきているんだとか(諸説あるようです)。
昨日立ち寄ったスーパーで改めて麺コーナーをチェックしてみました。揖保乃糸の両商品が左右に並んでおり、冷や麦は色付き麺混じり(そして少し長い)、素麺は真っ白麺のみでした。なるほど、納得。

さて、私が気に入ってる食べ方は、その時に家にある思いつく限りの薬味をつけ汁に入れること。紫蘇、みょうが、ごま、のりなど。この夏一番のお気に入りは叩いた梅干しです。どこかのお店で食べたのを真似したものですが、これがさっぱりして猛暑でバテていてもおいしい!
梅干しは疲労回復にいいと聞きますが「ありがとう、クエン酸!」と唱えたくなります。

2020年8月24日

ねぇ、こっち向いて

今日は「週刊新刊全点案内」2173号の発行日です。
掲載件数は1272件でした。

*こんな本がありました*


うおづら 世界初の魚の顔図鑑

森岡篤(著)
大和書房(2020.9)


「うまづら」はよく聞くけど、「うおづら」?
はい。魚の面、つまり魚の顔を正面から捉えた写真だけを集めた写真集です。

魚の顔なんて、みんな同じようなものじゃないの?なんて思ったら大間違い。
どこからどうみても笑っている子。
凛々しくイケメンな方。
まるで「ハイ、チーズ!」と声をかけたようにこちらを向いている
個性豊かな魚たちの顔を眺めていると、自然と微笑んでしまいます。

家に帰ったら、水槽で飼っているペットの鯉がゴハンのおねだりをしてきました。
あ、今、こっち向いたよね?!と私も正面からのショットを撮ろうと試みたのですが、こちらを向いててくれるのは一瞬すぎて...うおづらの撮影、難しかったです。

ADEAC夏の公開情報その1

皆様こんにちは!AS(学術情報ソリューション)の入江です。

この記事と来週月曜の2回にかけて、今年4月以降のADEAC新規公開・リニューアル情報をお届けします。今回は新規に公開されたデジタルアーカイブをご紹介します。

『行橋市/行橋市デジタルアーカイブ』(4月1日新規公開) 
行橋市は福岡県東部に位置する自治体です。 
平成18年に刊行された『行橋市史』の通史編にあたる「中世」「近世」「近代」の内容と歴史年表をご利用いただけます。 
また、江戸時代に地域の政治的・経済的中心として栄え「行橋」という名前の由来ともなったエリアを描いた「大橋村 行事村 宮市村見取図」をデジタル化しました。絵図上の各地点に設置されたポイントからは、その地点の解説や現在の写真を閲覧でき、『行橋市史』に関連する記述がある場合は該当箇所にジャンプすることもできます。
そのほかにも、市が運営する行橋市増田美術館のコレクションから代表的な作品12点をご覧いただけます。


『新型コロナウィルス感染症対策アーカイブ』(8月3日新規公開)
TRC-ADEAC(株)が管理・運営する、新型コロナウィルス感染症対策関連の資料を公開しているデジタルアーカイブです。
図書館が収集した新型コロナウィルス関連資料・掲示物や、緊急事態宣言下での経験を踏まえて図書館員が作成した読み物資料などが掲載されています。
株式会社図書館流通センター(TRC)が指定管理者として受託している図書館にご協力いただいています。
現在の状況を後世に伝え、将来同じような事態が発生した際に参照できるアーカイブとして記録を続けていきます。


◇『鶴ヶ島市立図書館/鶴ヶ島市デジタル郷土資料』(8月21日新規公開)
鶴ヶ島市は埼玉県のほぼ中央に位置する自治体です。長い歴史の中で数多くの史跡や文化財が今に伝えられてきました。
今回は江戸時代から受け継がれてきた伝統行事「脚折雨乞(すねおりあまごい)」に関する記録や、昭和62年に刊行された『鶴ヶ島町史・通史編』を全文テキスト化して公開しました。
今後も鶴ヶ島市内の文化財に関する情報が追加されていく予定です。更新をお楽しみに!

今回の紹介内容は以上です。 次回は4月以降に大幅リニューアルを遂げた機関を中心にご紹介します!

2020年8月28日

ムック~MARCや検索のはなし~

こんにちは。
私が所属する新刊目録班では、『週刊新刊全点案内』に掲載する図書のMARCを作成しています。
『週刊新刊全点案内』に掲載するのは原則3ケ月以内に発行された書籍ですが、一部の雑誌についても、図書としてMARCを作成し、掲載しています。
新聞縮刷版や会社四季報など、公共図書館での蔵書が見込まれるものと、ムックです。

ムックとは、雑誌コードが「6」で始まる形態の雑誌です。
雑誌コードとは雑誌コード管理センターが付与する5桁のコードのことで、以下の9種類があります。

0、1で始まるもの:月刊誌(隔月刊・季刊含む)
2、3で始まるもの:週刊誌(隔週刊・月2回刊含む)
4、5で始まるもの:コミックス
6で始まるもの:ムック
7で始まるもの:オーディオ商品
8で始まるもの:直販誌
9で始まるもの:PB商品

ムックは、月刊誌や週刊誌に比べて刊行頻度が少なめか、あるいは不定期刊になります。本のつくりは比較的丈夫で、ISBNも付けられています。

『週刊新刊全点案内』に掲載しているものでは、「るるぶ」や「私のカントリー」「現代用語の基礎知識」「ニュートンムック」などなど。

「ナショナルジオグラフィック別冊」や「別冊家庭画報」「『文藝』別冊」などもムックです。雑誌の別冊は、本誌とは別にムックとして刊行されることが多いようです。

ちなみにムック(mook)は、magazineの「m」とbookの「ook」を合わせた造語だそうです。
雑誌と書籍、両方の性格を持つことを意図したものなのですね。

2020年8月21日

分類・件名のおしごと

新刊目録班から分類件名班に異動して、はや2カ月が経とうとしています。この間、新しく学ぶことがたくさんありました。

目録作成の基礎については新刊目録班で学んできたものの、分類・件名の付与は初めての経験。

分類・件名とは何か? という基本中の基本から、
NDCの使用法や特徴、件名標目の与え方、実作業の手順など、
分類・件名において基盤となる知識をたくさん教わりました。
もちろん、実際に作業を行いながら学んでいます。


データ部で継承されている数多のマニュアルを読み、
何度も『日本十進分類法』をめくり、件名典拠ファイルを検索し、
累積MARCとの整合性を確認し、どんな分類・件名をつけるか頭を絞る。

その後、分類班の先達によるチェックと解説を受け、
「なるほど、この図書は○○の観点からこう分類するのか!」
「こんな件名もあるのか!」「似た件名はこう使い分けるのか!」
など、驚きとともに様々な知見を得る。


ちょっと大げさかもしれませんが、振り返ればそんな日々でした。
まだ2カ月も経っていないのに、日々の密度が高い!

これからも、まだまだ覚えなければいけないこと、
使いこなせるようになりたいスキル、
身に付けるべき(分類付与者としての)センス......
望むものはたくさんあります。


これからも精進していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

2020年8月20日

冷やす

今月の雑記のテーマは「夏の麺」です。

数年前、夏の暑い日の夜、徒歩15分くらいのところにあるラーメン屋さんに行き、激辛のあっついラーメンを食べたのですが、かるく熱中症になりかけました(笑)
からだが暑いときはとりあえず冷やさないといけないな、と反省...。

いつもは夏でも温かいものをとるほうなのですが、この夏はちょっとムリな感じなので、冷たいものを作る回数が多くなっています。
最近は冷製の生ハムカルボナーラがマイブームで、結構な頻度で作っています。これ、とっても簡単なんです。麺を茹でる時しか火を使わないのもポイント。そして冷製なのでベーコンだと脂がちょっと...というわけで、生ハムを使います。チーズはグラナパダーノ。これは知り合いのイタリアンのシェフに教えてもらったのですが、パルミジャーノ・レッジャーノと比べて塩分が少なくマイルドに仕上がるのでおすすめです。

あとはペペロンチーノをよく作ります。唐辛子をどんどん辛いものに変えていっているので、すごいことになってます。これも冷製で。

ほかにもいろいろと冷製パスタを作ってはいるのですが、最近はなかなか食べに行けないこともあって、宅配でも頻繁に注文しています。当たりはずれがあってけっこうおもしろいです。

しかしながら、あまり冷たいもののとりすぎはよくないので、ほどほどにしながらこの時期を乗りきりたいと思います。

2020年8月19日

きょうのデータ部☆(8/19)

先日こちらの記事でご紹介したローズマリー。
夏の日差しのなか、すくすくと成長中です!


0819.jpg

2020年8月18日

自粛警察24時!

今日は「週刊新刊全点案内」2172号の発行日です。
掲載件数は1293件でした。

*こんな本がありました*

今年に入ってから、「三密」「アベノマスク」「ソーシャルディスタンス」など、新型コロナウイルスにまつわるいろんな新語が生まれましたが、「自粛警察」もその一つ。
早くもWikipediaの項目になっていて驚きましたが、定義としては「新型インフルエンザ等対策特別措置法第32条に基づく緊急事態宣言に伴う行政による外出や営業などの自粛要請に応じない個人や商店などに対して、偏った正義感や嫉妬心、不安感などから私的に取り締まりや攻撃を行う一般市民やその行為・風潮を指す俗語・インターネットスラング」とのこと。
正義感ゆえの行動というのは理解できなくもないのですが、ただでさえ殺伐としているこの状況下で、もうちょっと穏便にできないものか...と思っていたときに見つけたのがこの本です。

カサうしろに振るやつ絶滅しろ!」

氏田雄介(原案) 武田侑大(絵)
小学館(2020.8)

迷惑な行動や考え方を、古代生物や動物たちと合体させて、架空の「絶滅希望種」としてキャラクター化した、いわば子ども向けのマナー本なのですが、そのネーミングがなかなか秀逸なのです。

ポイ捨てするやつ→ポイステゴサウルス
信号を無視するやつ→シンゴムシ
人の話を聞き流すやつ→キキナガスクジラ
揚げ足とるやつ→アゲアシトリケラトプス
etc...。

どんなに迷惑な行為も、真っ向から批判してしまうと、余計に不穏な空気を作ってしまいかねませんが、こんな風にダジャレにするとずっと柔らかくなりますね。
こんな時期だからこそ、ユーモアを忘れず広い心をもっていたいものです。

2020年8月17日

和漢古書あれこれ ― 系譜

こんにちは。AS 伊藤です。主に和漢古書を担当しています。

前々回前回、人名録について書きましたが、人名にかんする書物ということで言うと、系図・系譜の類などもあげられます。

日本では、家格というものによって例えば公家では昇進できる位階がきまっているとか、また武士でもたいてい源平藤橘のどれかを本姓として称するとか、また家業・家職として一族が代々官職を継承していくことが多いなど、先祖からのつながりや先例が重視されるので、それらを証しする系図・系譜も多く作られました。もっとも、養子とかも盛んにされているわけなので、必ずしも血統重視ということでもないようですが。

系譜関係の歴史書で主要なものをあげると、古代の氏族について出自を「皇別」「神別」「諸蕃」に分類して記録した『新撰姓氏録(しんせんしょうじろく)』(815年)、南北朝時代にそれまでの系図類を集成・編纂した『尊卑分脈(そんぴぶんみゃく)』(14世紀後半)、神代以来の皇室の系図である『本朝皇胤紹運録(ほんちょうこういんじょううんろく)』(1426年)、新井白石による諸大名の家伝『藩翰譜(はんかんぷ)』(1702年)、江戸幕府によって公式に編纂された大名・旗本の家譜集である『寛政重修諸家譜(かんせいちょうしゅうしょかふ)』(1812年)といったものがあります。
このうち『尊卑分脈』は、洞院公定(とういん・きんさだ)という公家による編ですが、原形ができてからも洞院家の子孫による増補改訂がつづいたため、諸本で異同や配列の相違が多くあると言います。刊本には、いずれも江戸時代前期の刊行である、外題を「新板大系図」とする30巻本と「諸家大系図」とする14巻本とがあります。前者の第1巻巻頭ほかには書名や責任表示がなく、正式名称である「新編纂圖本朝尊卑分脈系譜雜類要集」というのは第3巻の巻頭にあります。後者は「編纂本朝尊卑分脉圖」という内題を有しますが、これがそもそもほんとうに書物全体を指すタイトルなのかは微妙かもしれません。

中国や朝鮮半島における系譜関係の特徴的な書物としては、「族譜」というものがあります。これは、父系による血縁集団である「宗族(そうぞく)」の世系を記したもので、主要部分は、家系図のように人物名を線で結んだものではなく、5段を基本とする表形式になっています。以前触れた、世代で共通する輩行字というのもこれで見やすくなるわけですね。
もちろん発祥の地である中国でもたくさん作成されていますが、とくに朝鮮半島では近世から近代にかけて盛んに作られ、韓国の大田(テジョン)には「族譜博物館」なるものまで存在しているそうです。

2020年8月 7日

データ部ログ更新お休みのお知らせ

TRCデータ部は、8月11日(火)から14日(金)まで、夏季休業となります。
ブログの更新もお休みさせていただきます。

2020年8月 6日

幻のそうめん

ようやく梅雨が明けたとおもったら、猛暑です。
8月の雑記は、データ部員の麺トークをお届けします。

暑い夏の休日、お昼ご飯といえば、やっぱりひんやり美味しい麺類です。中でも最近の我が家で食卓に上がる頻度が高いのは「そうめん」。

火を使う時間も、調理時間さえも短くしたい!! というわがままな要求にも応えてくれます。
さらに更に...マメに料理をされる方には信じられないかもしれない話ですが、同じお湯でオクラや、ナス、カボチャなどの夏野菜を茹でたり、蒸したりすると、おかずも一品できあがってしまうという、ズボラさんのためにあるような食べ物です。。

実はこの同時調理のアイディア、ある女流文学者のエッセイから頂戴したもの。

ある暑い夏の日、井戸端に野菜を洗いにいくと、威勢のいいおかみさんがやってきて、バテている様子の著者に「暑いときはなんでもいっぺんに済ませたらいい」といって、鍋ひとつで、おかずとそうめんを同時に作るコツを語る...

という展開です。

さて、その著者である女流文学者。

私は長いこと幸田文だと思い込んでいて、この記事を書くにあたって内容細目ファイルを検索。「幸田文台所帖」に収録のその名も「そうめん」という随筆を読んでみたのですが、まるで違う。

幸田文台所帖」

幸田文(著)
平凡社(2009.3)

(これはこれで再読でも、とても面白かったのですが...。)

どうして、こんな手荒な、幸田文がやりそうもない料理を、そうだと思い込んでいたものか。どうも他の幸田文のエッセイでもないような気がしてきました。

私の願望が井戸端のおかみさんの姿をかりて現れたのかしら...。

そんなエッセイか、小説の一部を読んだことがあるよ、という方がいらしたら、ぜひともご教示ください。

夏の盛りは思いがけなく疲れるものです。
どうぞお身体にお気をつけてお過ごしくださいませ。

2020年8月 5日

データ部新人紹介

今年度のデータ部配属は1名でした。
新しい仲間の意気込みを、お仕事の様子を添えてご紹介いたします。

IMG_4883.jpg

 
データ部新刊班・余田さんのコメント
「新刊班に異動してきた余田(よでん)です。正確で使いやすいMARCを作れるよう、日々精進してまいります。これからどうぞよろしくお願いします。」


今後の活躍に期待です!

2020年8月 4日

絵本で世界一周

本日は「週刊新刊全点案内」2171号の発行日です。
掲載件数は1018件でした。
今月の表紙はこちら。

p20200804.jpg

ずっしりと重く
ごろっとした西瓜。
その存在感は、小さな惑星級!なんて、ちょっと言い過ぎでしょうか!?
最近の私は、まるまる一個は、ほぼ無く
手軽にカットされたものばかり買っています。
大きな西瓜(惑星)を半分に切った時の、あの醍醐味
実はしばらく味わっていません...。(Juri)


*こんな本がありました*


絵本で世界を学ぼう!

吉井潤 柏原寛一(著)
青弓社(2020.7)

絵本をきっかけにして世界を知ろうというコンセプトのこちらの本。世界105か国の基本情報を紹介し、1国につき1冊、その国のことがわかるあるいはその国にゆかりのある作家の絵本を紹介しています。
イギリスの「さんびきのくま」やドイツの「ハーメルンの笛吹き男」などの有名どころから、初めて見るものまで豊富なラインナップ。絵本なので動物が主人公のお話が多いのですが、この国はこの動物なのか...とタイトルを見ているだけでも発見があります。
実際に旅行するのが難しい今だからこそ、絵本で世界一周してみてはいかがでしょうか?

2020年8月 3日

気づけば身近に?~新設件名のお知らせ2020年7月分~

明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

2020年7月は6件の件名を新設しました。そのうちの1つが「MaaS」です。

Mobility as a Serviceの略で、「サービスとしてのモビリティー」「モビリティーのサービス化」という意味だそうです。

この言葉が使われた本を初めてみたときには、まずどう読むのかがわからず、文中にルビがないか目をこらし、「あった!マースか!」となった記憶が。
どこに分類するかも、「事例をみると自動車交通? でも概念としてはモビリティー(移動手段)全般に対するもののようだし、交通一般のほうがいいのかな?」と迷ったおぼえがあります。

残念ながら私自身はカーシェアリング未経験、ライドシェアや配車のアプリやサービスもいまだに利用したことがなく、MaaSには本の中でしか出会っておりません。
でも、さまざまな新しいサービスが考えられているようですし、MaaSに該当するものと気づかないまま利用していた、ということもあるかもしれませんね。

2020年8月 7日

人名典拠ファイルの検索テクニック~典拠のはなし~

典拠班に異動した初日、「これ使ってね」と渡されたものがあります。

p20200807-1.jpg

検索結果記入シート。えらいシンプルです。
人名典拠ファイルを作るには、まず、その人が「典拠ファイルに本当にいないのか」を確認せねばなりませんが、そのための検索と結果をすべて書き出しましょう、というのです。自分で作った典拠ファイルだけでなく、検索のやり方も先生がチェックしてお直しが入ります、と。

いやいやいや...こちとらMARC作ってン年ですよ!?何をいまさら、と思ったのですが、実際に人名典拠を検索してみると、知らなかったテクニックもあり、新鮮でした。入社ン年目にして初めて知った典拠検索技をご紹介します。

今回探すのは、

漢字形:出田/作郎
カナ形:デエタ,ツクロウ  

さん。
(以下ご説明するのは、姓/名の形をした人名の検索方法です。ペンネーム等、姓名に分かれていないものでは、一部使えません)


★テク1:漢字形、カナ形でそれぞれ探すべし
探したい人の表記ママの「出田作郎」、カナヨミの「デエタツクロウ」、両方で探しましょう。検索の基本ですね。これはOK。


★テク2:わかち検索を使うべし
はいはい、わかちってこういうのよね。要は「デエタ」と「ツクロウ」をAND検索すれば良いのでしょう?と思ったら、「漢字形でもわかち検索してください」と言われました...??漢字形でわかちとはいったい?
→人名典拠ファイルでは、漢字形も、スラッシュやスペースで区切られた部分ごとにワカチの単位として検索可能なのでした。「出田作郎」ではなく「出田」AND「作郎」で検索することで「田作」さんを除外でき、検索結果がかなり見やすくなるのが実感できました。万一「出田/ジョン・作郎」さんの形でファイルができていても、この方法なら見逃しません。これは便利だ!
(図書館専用ポータルサイトTOOLiでも、セレクトボックス使用でワカチ検索が可能です)


★テク3:色々な読み方を想定すべし
「出田」は「データ」「イデタ」、「作郎」は「ツクロー」「サクロウ」「サクロー」の読み方でファイルに存在するかもしれません。典拠ファイルの他の人の読み方を参考に、読み方のバリエーションを挙げて、掛け合わせて検索します。この検索法を始めてから、「徹」さんは「トオル」さん「テツ」さんだけでなく「アキラ」さん「ツヨシ」さん「イタル」さん「オサム」さん...こんなにあるのか!と、驚くことが増えました。


以上、「典拠ファイルにその人がいない」ことを確認するための検索テクニックでした。

典拠作成メンバーが、細心の注意を払っているのが、名ワレの阻止です。

井上/洋介
←イノウエ/ヨースケ
←いのうえ/ようすけ
←ヰノウヱ/ヨースケ

といった表記のバラエティをもれなくつなげるために、上記技のほか、過去に本を書いているとあればその本を探し、別名があれば探し、変わった欧文表記があれば探し...ファイルを作る前段階に、惜しまず手間をかけています。

2020年9月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

アーカイブ

全てのエントリーの一覧

リンク