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2008年8月 アーカイブ

2008年8月29日

毎朝お届けしています

毎日元気に誕生している子どもたち(=雑誌データ)は、どのようなサイクルでデータ部を旅立ってゆく(=図書館に提供される)のでしょうか?

「雑誌データ概論」の第2回は、データの提供サイクルと冊数のお話です。

まず、図書館での雑誌の流れを考えてみましょう。

 購入している各雑誌の発売日に現物が届く 
 → 受け入れ処理をする 
 → 配架

雑誌は「鮮度が命」の部分も大きいですし、発売日を心待ちにして「すぐにも見たい」という利用者も多いことでしょう。図書館としては、いかに早く配架するかがポイントになるのではないでしょうか。そのためには、なるべく「受け入れ処理」の部分を簡単・スムーズにしたい…。
このご要望に応えるべく、雑誌データは発売日当日の朝に図書館にお届けしています。本体の雑誌を先どりすることになりますね。巻数・号数・特集タイトルといった情報を予め準備しておけるように…という理由からです。

そこで、雑誌の発売がない日曜・祝日を除く月曜~土曜の毎朝、図書館には雑誌データが到着するわけですが、1日にどのくらいの数になるものでしょう?

これがもう…日によってバラバラなのです。雑誌の発売日はひと月の中で均等に割り振られているわけでは全くなく、特定の日に固まっているからです。提供開始の4月以降で、1日あたり最少は48冊、最多は237冊でした。この落差…。激しすぎです…。日にちでいうと、1日、15日、20日などがやはり狙い目のようで、冊数が多くなります。曜日だと火曜日でしょうか。
また、ジャンルによってもある程度決まっているらしく、ファッション誌ばかりとか、健康雑誌続々とか、車・バイク関連大挙して現るなど、「今日は●●の日」というのがはっきり見てとれて、なかなか面白いものです。
いろんな雑誌のお話も、追々ゆっくりとご紹介してゆきましょうね。

来週はデータの構成についてご紹介する予定です。

2008年8月28日

中吊り好きのパラダイス…か?

高校に電車通学していた頃からの「中吊りチェッカー(=吊り広告に読みふける人)」の私。(チェックしてたのが「no●●o」「●J」系でなく、「ポ●ト」や「ア●●芸能」であったのはさておき)
あまりの食い付きぶりが呼び寄せたのか、TRCデータ部が新しく始めた「雑誌データ」を担当することになりました。
以来数か月、同じフロアのメンバーからも不審がられつつ、せっせと「子作り」に励んで参りました。(こちらを参照)
頑張った甲斐あって(?)、元気に生まれた子どもたちは1万人以上。現在も毎日100人単位で増加中です。

って、私はいったい何をしているのか?

これから数週間にわたって、雑誌データの概要と作成工程をご紹介してゆきましょう。

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今日の子どもたち。
(注:某J事務所関連の表紙は避けてみました)


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2008年8月27日

きょうのデータ部☆(8/27)

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特注の洋書班に積まれていたダンボール。

韓国からやってきました。


2008年8月26日

お知らせ

本日8/26より、図書館専用ポータルサイトTOOLiに新たな機能が加わりました。

1.雑誌データ検索
2.録音ベストランキング掲載
3.「映像おすすめ」「録音おすすめ」掲載

どうぞご活用ください!

おうちにカエルと

本日は「週刊新刊全点案内」1583号の発行日です。
掲載件数は1497件でした。

このところゲリラ雷雨が続いていますね。にわか雨というよりは、スコールのような勢い。
交通機関の遅延等大変な思いをされている方も多いのではないでしょうか。
一方で、この天気に小躍りしていると思われる小さな生き物たちも・・。

*こんな本がありました*

松園 純
川添 宣広

誠文堂新光社(2008.9)
発送可能時間

北関東に暮らす私が自宅に帰り着く頃、雨上がりの夜空の下、じめじめした道を買物だの何だのと車で走っていると、車道を跳ね跳ね散歩しているカエルたち。
運転下手なので「轢いちゃう~」とドキドキです。

この本で紹介されているのは、日本で一般的に見かけるアマガエル、ヒキガエルからヤドクガエル、ツメガエル等輸入種まで、様々なカエルの飼育方法。飼育ケースのレイアウトから、冬眠のさせ方、病気になったときの対処方法まで丁寧に紹介。水温計を飲み込んだレントゲン写真などリアルな画像も満載(病気・ケガの治療についての項目にあり…動物病院での診察の際の画像でした。犬猫からカエルまで治療できるなんて獣医さんってすごいですよね)
基本を押さえれば、案外飼育できるもののようで、飼育下での寿命は10年近くになるものもいるそうです。

家にカエルと、カエルが待っている!というのも嬉しいものでしょうか? 私は毎日道路で会うので充分かと。(実はニガテなのです…この本のリアルな写真たちも…)

2008年8月25日

祝・40周年!

こんにちは。AV(AV(録音・映像資料)の岩瀬です。
先月お知らせしたとおり、毎月最終月曜日に、AVにまつわるいろいろな話題をご紹介していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

さて、いきなりですが、問題です。
1969年8月27日は、何があった日でしょうか?(私の誕生日ではありません。)
答え:映画「男はつらいよ」第1作の公開日

今年は、この国民的映画といわれた長寿シリーズの40周年なのだそうです。
主人公・寅さんのふるさと・葛飾柴又を走る京成電鉄では、車体に寅さんをデザインした電車を9月17日まで限定運行するのだとか。
そして、全国の映画館でも、40周年記念上映開催中。イベントもあるようです。詳しくはこちら。興味のある方は、今からでもお出かけになってみてはいかがでしょうか。
しかしながら、映画館では場所も時間も限られていて、意外と都合がつかないもので…。
それでも「寅さん」の世界に懐かしさと共に浸りたい方は、図書館のAVコーナーへどうぞ。「寅さんって誰?」という方も、この機会にご覧になってみては? 結構、面白いですよ。「男はつらいよ」シリーズなら、所蔵している図書館もきっと多いことでしょう。
ちなみに、主演の渥美清さんが亡くなったのは1996年8月4日。早いもので今年は13回忌にあたります。渥美さんの出演作を図書館で探してみるのもよいかもしれませんね。


*ここでお知らせ*
8/26(火)より、「録音ベストランキング」が、TOOLiに登場! 
映像資料のベストランキングはすでにご紹介してまいりましたが、その録音資料版です。
このほか、「映像おすすめ」「録音おすすめ」コーナーも開設。AV資料選定に是非お役立て下さい。

2008年8月22日

TRCは図書館の本屋さんです!~仕入部編

「きょうの仕入部☆」第2弾です。


注文を受けてから素早くお客様(図書館)にお届けする。これが新刊書の通信販売で大事なことです。
そのためには、必要とされそうな本を発売前から予想し、あらかじめ確保(在庫)しておかねばなりません。
TRCで、この新刊書の発注・在庫管理等の関連作業を行っている部署が「仕入部」です。

以前もデータ部と仕入部の連携作業(1234)についてお伝えしましたが、データ部が作成している新刊書カタログ『週刊新刊全点案内』に掲載している「新刊急行ベル」「ストック・ブックス」「新継続」などのTRC在庫商品は、仕入部であらかじめ仕入部数を決めています。

これから出る本について情報収集を行い、どれくらい必要かを分析・判断した上で、何冊発注するかを決定するのです。

発売された後からでは必要な部数を確保できないことがあるので、ここでの判断はとても重要。
とくに「ベル」は、契約いただいてる図書館に自動的かつ確実にお届けするシステムのため、事前の部数確保が第一前提となります。

さて、今日は、その選書発注のための、見本チェック作業の様子を紹介。

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一人ではなく、必ず複数人でチェックします

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2008年8月21日

兵どもが夢の跡

連日テレビや新聞をにぎわせているオリンピックも、もう残りわずか。
北京でのオリンピック開催についてはいろいろ取り沙汰されましたが、やっぱり終わるとなるとさびしいものですね。


オリンピックに触発されて…という訳ではないのですが、話題のWii Fitを購入してしまいました。
Wiiはもともと持っていたものの、2~3か月で飽きてしまったので、どうしようか迷っていたのですが、「9月の健康診断の前に体重を落としたい!」という欲望に負けました。
ヨガやら筋トレやら、一工夫されていて面白いメニューがいろいろあるのですが、一番気に入ったのは「踏み台ダンス」。
踏み台昇降の要領で、リズムに合わせてバランスボードに乗ったり降りたりします。バランスボード自体の高さは大したことないので、「楽勝楽勝」と思いきや、横に移動したり向きを変えたり、果てはテンポがどんどん速くなっていったりと、なかなか侮れません。
しかし、ついつい夢中になって小一時間ほど励んだら、なんと筋肉痛になってしまいました。しかも二日後に…!
立ったり座ったりも辛いほどの筋肉痛で、Wii Fitは早くも封印。
今後続けていけるのか、不安でいっぱいです…。

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2008年8月20日

きょうのデータ部☆ (8/20)

残暑お見舞い申し上げます編。

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銀座の街角を、サメが泳いでおりました。


きょうの本棚。
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2008年8月19日

あの頃の行事

本日は「週刊新刊全点案内」1582号の発行日です。
掲載件数は1255件でした。

*こんな本がありました*

夏休みも後半戦。そろそろツクツクボウシが鳴きはじめました。

大人になると、夏はかえって懐かしさを感じる季節になりますね。
それだけ、子供のころの夏の思い出が強く印象に残っているということかもしれません。

そんなノスタルジックな気分になる時期、こちらの本はいかがでしょうか。

百瀬 義行
柳原 一成

晋遊舎(2008.8)
発送可能時間

スタジオジブリの百瀬義行さんが描いたイラストとともに四季の行事が紹介されています。
昭和40年代の風景が「おばあちゃんち」の思い出をよみがえらせてくれそうです。

2008年8月18日

オリンピックでファッションチェック

こんにちは。新刊目録の原田です。
1週間の夏休みが終わり、今日からお仕事再開、ブログも再開です。

さて、北京オリンピックも後半に入りました。日頃あまりスポーツを見ない私も、オリンピックの時ばかりはテレビ観戦に時間を忘れます。

日本選手が活躍する人気競技も、こんなスポーツがあったのか、というような珍しいものも楽しめます。ここに至るまでの苦労話や家族愛・兄弟愛の物語、ライバル秘話などなど、新聞記事も隅々まで読んで涙…。

そして私はスポーツウエアにも注目してしまいます。鍛え抜かれた選手の身体を包む「勝つためのウエア」は、それこそ考え抜かれたものなのでしょう。無駄なく、隙なく、美しく、ほんとうにカッコイイ。

競泳は例のスピード社製品が圧倒的に多く、黒&グレーばかり。よほどきついのか、プールから上がるとすぐ、選手同士で背中のチャックを開けあっていました。
レスリング女子のウエアは赤もしくは青の地に金色の竜がデザインされていました。強そう。お守りと一緒に戦っているようです。
前半で一番かわいいと思ったのは、オグシオ・スエマエの活躍がめざましかったバドミントン女子。濃紺のノースリーブのワンピースに、オレンジのラインと模様が少しだけ入っていて、彼女たちによく似合っていました。濃紺は日本人の肌の色に合うなあと思いました。

表彰式の先導をつとめる中国美女のドレスも素敵。フルレングスのドレス。ノースリーブで高い襟。長身、小顔、長い首と細い腕がないと着こなせません。柔道の表彰式では赤、競泳では白、体操では青とどれも鮮やかで美しく、とても印象的。

これからの後半では、シンクロナイズドスイミング、新体操などがあります。お国柄や選手の個性を活かしたウエアが見られることでしょう。楽しみです!

オリンピック前に、こんな本も刊行されていました。

2008年8月 8日

2008年8月8日

典拠・望月です。
2008年8月8日。末広がりのおめでたい本日、いよいよ北京オリンピック開幕ですね!
個人的注目選手は、柔道の谷亮子選手。実は同い年なんですよね~。
オリンピック三連覇がなるか、楽しみにしています。

書店の店頭も、オリンピックムード一色。
さぞかしオリンピック本も数多く出版されてることでしょう、とTRC MARCを検索してみることにしました。
(「週刊新刊全点案内」掲載分より、2008年1月以降のものを対象に調べました)

■タイトルに「オリンピック」が含まれているもの…27件

2008北京オリンピック観戦ガイドブック
オリンピック全大会
オリンピック面白雑学
などのほか
算数オリンピックに挑戦
とか
マリオ&ソニックAT北京オリンピック
なんていうゲーム攻略本まで出てきました。こんなところまでオリンピック!

オリンピックは日本語で「五輪」。お次は「五輪」が含まれているものを検索してみました。

■タイトルに「五輪」が含まれているもの…18件

「北京五輪」という形で用いられているようですが、
北京五輪後、中国はどうなる?
のように、オリンピックには直接関係ない、現代中国のドキュメント本もいくつか含まれていました。
あと、「技能五輪」、「五輪書」関連も少し。

最後に、ここはやっぱり件名で。

■件名:オリンピック(オリンピック-歴史など細目つきも含む)が付与されているもの…21件

「オリンピック大百科」「ニッポン五輪メダルプロジェクト」「オリンピックのすべて」「五輪ボイコット」「オリンピックはなぜ、世界最大のイベントに成長したのか」「オリンピック野球日本代表物語」「ベルリン・オリンピック1936」「オリンピックタブー事件史」「オリンピック小僧」etc.

なるほどジャンルが絞られた感があります。でもみなタイトルに「オリンピック」や「五輪」が入っているのね…。
ちなみにタイトルにこれらの言葉を含んでいないものは次の2件でした。どちらも作家のオリンピック観戦記。文庫本という共通点もあります。
」沢木耕太郎
泳いで帰れ」奥田英朗


応援に力を入れすぎて疲れたときは、脱力系のだじゃれ絵本で和んでみるのもいいかも。

中川 ひろたか
高畠 純

絵本館(2008.8)
発送可能時間

※TRCデータ部は来週1週間、夏季休業とさせていただきます。ブログの更新は18日(月)より再開いたします。

2008年8月 7日

風の谷のニャン太

いよいよオリンピックが始まりますね。おりしも、データ部では来週から夏休みに入ります。
きっと、夏休み中テレビの前に釘付けになる人も多いのではないでしょうか。

わたしの夏休みの目標は、「庭の草を刈ること」。
はっきり言って、我が家の庭は「風の谷のナウシカ」に登場する“腐海”の様相を呈しています。
朝、新聞を取りに庭に足を踏み入れると、王蟲の大海嘯ならぬ、だんご虫の大海嘯に襲われ…。
ほとんど巨神兵の気分で、だんご虫を踏まないようにおそるおそる歩くと、バッタやらなにやら得体の知れない生きものたちが、草むらの中を逃げ出していきます。
やっと門までたどり着くと、棕櫚の木にとまっていた蝉からの洗礼が…。

しかし、人間にとっては腐海でも、猫にとっては楽園らしく。
我が家の愛猫ニャン太は、夏場は朝と夜にしか姿を現さず、ほとんど庭で生活しています。
先週など、ニャン太が台所でくっちゃくっちゃ何かを食べているので、「生ゴミを漁っているのか?」と思ったら、なんと庭にやってきた小鳥を…。お食事中の方、すみません。

家猫も野生にかえる我が家の庭。夏休みの間に、せめてポストまでまっすぐ歩ける庭にしたいものです。

2008年8月 6日

「きょうのデータ部」番外編~きょうの仕入部☆

タイトルにあるとおり、今日はデータ部ではなく、仕入部の様子をお伝えします。

茗渓ビル3Fにあり、データ部と作業上関わりが深い部署です。
新刊書の情報収集、発注及び在庫管理などを担当しています。

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日々、本の「目利き」力を鍛えている仕入部メンバー。データ部とはまた違った雰囲気です

2008年8月 5日

原爆忌を前に

本日は「週刊新刊全点案内」1581号の発行日です。
掲載件数は1366件でした。
8月の表紙はこちらです。

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*こんな本がありました*

明日は、広島に原子爆弾が落とされた日。
この日に合わせたのでしょうか。空襲を伝える全5巻の全集が完結しました。

目次を見るに、
原爆や東京大空襲だけでなく、各都道府県ごとに空襲をまとめたのが新機軸でしょうか。


また、昨年ご紹介した図説着物柄にみる戦争」の編著者が編纂した本も届きました。



今回は9人の論客による研究をあつめたもので、前作のように手に取った瞬間ビジュアルに圧倒される、ということはなかったのですが、「子ども茶碗」や「アニメーション映画」などから戦争のイメージを抽出しているようです。

どちらの本も、60年以上前の戦争を、なんとか身近なものとしたい、という試みなのかな、と思いました。

門番の法律って?~新設件名お知らせ7月分~

本日発行の『週刊新刊全点案内』は巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。

今回お知らせした13件の新設件名のうち、5件は以下のように法律関係でした。
「鳥獣被害防止特別措置法」
「地理空間情報活用推進基本法」
「農山漁村活性化法」
「犯罪収益移転防止法」
「保険法」

なかなか概念を説明しづらい法律がそろいましたが、個人的に一番興味をひかれたのは、「犯罪収益移転防止法」です。
正式名称は「犯罪による収益の移転防止に関する法律」で、金融機関などの顧客の本人確認、取引記録の保存、疑わしい取引の届出義務などを定めており、要は、マネーロンダリング(資金洗浄)対策らしいです。 「ゲートキーパー法」とも呼ばれているようですね。
ゲートキーパーとは門番の意味だってご存知でしたか?
「門番法」で施行されていたら、概念を誤解してしまう人が多かったかもしれません。

2008年8月 4日

母と目録

こんにちは。新刊目録の原田です。
今月、雑記を担当いたします。

先日の「父と目録 その後」を読んでいて、「そういえば、ウチでは母が…」と思った私です。

私の母はAV、しかも手書きのカードでした。
もう30年くらい前の話です。当時はまだCDは普及しておらず、レコードというもので音楽を聴いていたのですが、「見たことない」という方もいらっしゃるのでは?

今でも我が家には、父が買いためたレコードが400枚くらいあります。自分が買ったものはなんとなく覚えていても、他人が買ったものは全然わからないもの。そこで母は、レコードの目録を作ろうと思い立ったようなのです。
私と妹が学校に行っているあいだにコツコツと、文庫本より少し大きいサイズのカード(市販品)に手書きしていました。

レコードは主にクラシックだったので、作曲家名をアルファベット順に排列。
レコードはCDにくらべると録音時間が短く、収録曲も少ないので、1枚に1人の作曲家ですむことが多かったのでしょう。小品集のようなものは別にまとめていたようです。

この目録、時々役立っておりました。
ピアノの先生から新しい課題をもらったとき、「ハイドンのソナタ○番? ウチにお手本になるレコードあったかなー」と検索。Haydnのカードを1枚1枚見ていくと、「あった!ラッキー」というわけです。

すべてのレコードの目録化が終わった後、新しいものが増えるたびに目録をつくっていたはずなのですが、CDの普及とともにだんだん目録を作らなくなってしまったのはどうしてでしょう…? 
仕事に出るようになって時間がなかったのか、収録曲が多くなってCD1枚にカード1枚というわけにいかないものが増えたせいか、CDの曲目・解説の文字が小さくてつらかったのか? 原因不明のままです。

今やレコード以上にたまったCDも目録化していれば便利だったのに、と思いますが、私も仕事でもないのに、AV目録を作る気力はありません。
「この曲、ウチにあった?」「あったはず、どこかなー」とゴソゴソ探す。ついでに「こんなのあったんだ!」「これも聴いてない」などと、宝探し大会。家庭ではそれもまたよし、ということで納得しましょ。

2008年8月 1日

旅のはなし

8月です。
先日東京駅を通ったら、大きな荷物を抱えた家族連れや若者たちがたくさんいて、いつもよりにぎやかな雰囲気でした。
もう学校は夏休みなんですね~。

夏休みではないですが、6月に休暇を取って旅行に行ってきました。
イギリス一人旅です。
海外一人旅は初めてでしたが、とても楽しかった♪

写真は、いま話題の「ハリー・ポッター」の舞台のひとつ、キングス・クロス駅。
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でも映画(見てない)では、こちらの建物の外観が使われたそうです。

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これも実は駅なんです。セント・パンクラス駅。
キングス・クロス駅とセント・パンクラス駅は、道路をはさんで隣同士。
こんな立派な駅舎が並んで建っているなんて、イギリスの鉄道、よくわかりません。

そういえば、先週発売された最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」、とある書店で売り切れた瞬間を目撃してしまいました。「今ので最後だったんですよー」と店員さん。がっかりしているお客さんは残念でしたが、人気を目の当たりにしたできごとでした。

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