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2013年10月 アーカイブ

2013年10月31日

旅の出会いは足袋

近頃、旅と言うほどではありませんが
友人に誘われ東京近郊ウォーキングをしています。
普段、車で通り過ぎてしまい気付かない場所も
歩いてみると、様々な発見があります。

先日は、埼玉県行田市を散策。
まず「のぼうの城」で有名になった忍城に行ってみました。
忍城に併設されている郷土資料館では
行田市が足袋生産の盛んだったことを知りました。
行田が木綿の産地でもあり、
近くに中仙道が通っていたことも関係しているようですが
明治時代になりミシンが使われ、その後電気会社が設立されてからは
大量生産が可能になったとのこと。
展示資料を見ていて、
ミシンの音や、生き生きと働く女性の息づかいを感じたのは
私だけでしょうか?

次に向かったのは、さきたま古墳群。
忍城を攻め落とそうと、石田三成が陣を構えたといわれる
古墳の頂上に実際に登ってみると、
スケールの大きさ、またその数にも圧倒されました。

ウォーキングに関しては「大人の遠足BOOKシリーズ」などの
ガイドブックも出ていますが、
自治体ホームページのコース別ガイド(例:三島市)など               
詳しいものもあるので、
図書館で紹介してみてはいかがでしょう。

そろそろ紅葉の季節、読書の秋でもありますが
たまには背筋をのばして、近くを散策してみませんか。

2013年10月30日

きょうのデータ部☆(10/30)


茗荷谷で 古代遺跡を発見!?


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...ではありません。

近寄ってみると

案内板がすぐ横に...


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この部分のようですね。

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同潤会アパート。

茗荷谷にもかつてありました。

レトロな感じが素敵で、
取り壊しになると聞いたときは
残念な気持ちになりました。

入社当時の茗荷谷は 
同潤会アパート以外にも 古い建物が多く
畳店、剥製店、漢方薬店などが
軒を連ねていました。

朝には 行商のおばさんがいたり
昼には どこからか三味線の音が流れてきたり、と
のんびりした雰囲気だったのですが
今は その多くが高層ビルに。


茗荷谷のほかにも 十数か所にあった同潤会アパート、
今年、最後まで残っていた上野下アパートも解体され
もうその姿をみることはできません。


写真集は いろいろ出版されているようです。
週末、図書館で探してみることにしましょうか。

2013年10月29日

人生の大先輩に聞く!

きょうは「週刊新刊全点案内」1838号の発行日です。
掲載件数は1528件でした。

* こんな本がありました*

1000人のお年寄りに教わった30の知恵」

カール・ピルマー(著)
サンマーク出版(2013.10)

今まで生きてきた中で学んだ、最も大切なことは何ですか? 
60代後半から100歳を超える方まで、1000人にインタビューして生まれた本だそうです。

結婚、仕事、親子関係で大切なことは?
上手に年齢を重ねるためには?
後悔しない人生を送るためには?
最高の幸せを手に入れるためには?
といった疑問に、経験豊かな先達はなんと答えてくれるのでしょう。

パラパラと見ていて、目に留まった一節には「心配しすぎないこと」とありました。
そうそう、中年になるとどうしてこんなに心配ごとが増えるのか...。
心配したってなるようにしかならないのに。
いつか自分も年をとって老人になる、そんな未来の自分からのメッセージのようにも思えました。

著者は、国際的に著名な老年学者。
サクセスフル・エイジング(上手な年の取り方)をお年寄りの経験から学ぶ...、至極まっとうなアイデア!
でも今まであまりなかったタイプの本かもしれないと感じました。


2013年10月25日

紙芝居~MARCや検索の話~

月末にお届けする「MARCや検索の話」。今回は紙芝居についてです。

紙芝居といえば読み聞かせ。
図書館に限らず、公民館や幼稚園・保育園などで小さい子に向って広げる印象がありますが、最近は老人ケアの現場でも活用されています。
昔話や落語を題材にした紙芝居は、子ども向けのものでも楽しんでもらえそうです。
中には高齢者をターゲットに作られた紙芝居もあるんですよ。

たとえばこちら。

みんなでおめでとう
(はじめてみよう老人ケアに紙芝居)
雲母書房(2011.11)

 場面に合わせて参加者が音を鳴らす、参加型の紙芝居です。

金色夜叉
(はじめてみよう老人ケアに紙芝居)
雲母書房(2012.4)

 子ども向けではなかなか見つけられなそうな物語もあります。


さて、このような高齢者向けの紙芝居。
TOOLiでは、ジャンルを指定することで簡単に検索できます。
ジャンルの項目をプルダウンで左から選んでいきます。

児童書・絵本>紙芝居>高齢者向け紙芝居

そのものズバリのジャンル名を用意しています。どうぞ検索してみてください。


ところで、子ども向けの紙芝居でも、お話以外のものを探したいときはありませんか?
食育や体のことについて取り上げている紙芝居なら、先ほどのジャンル項目をちょっといじって...

児童書・絵本>紙芝居>社会生活>からだ・健康・性教育

これでOK!こんなものがヒットします。

ゆっくりよくかみおおかみくん
(食育紙芝居みんなでたべるとおいしいね!)
メイト(2013.3)

紙芝居のジャンル検索、ぜひお試しください。

2013年10月28日

AVの受賞情報

 先月図書の受賞情報について、お話しましたが、AVでも映像資料のMARCに受賞情報を入力しています。
  
2012年2月に受賞した、「アーティスト」の場合、こんな感じです。
391$A01 第84回アカデミー賞作品賞・監督賞・主演男優賞・衣装デザイン賞・作曲賞
391$A02 第64回カンヌ国際映画祭男優賞
 
 これは、現物のどこかに表記があるか、メーカー等から情報提供があった時に入力しています。

 受賞情報は映画祭2ヵ所分まで入れていますので、3ヵ所以上で受賞したものは2つまで入力し、2つめの最後に「ほか」とつけます。
  
「明りを灯す人 」の例
391$A01 2010年キノショック映画祭批評家協会賞、主演男優賞
391$A02 2010年ユーラシア映画祭グランプリ、国際批評家連盟賞ほか


2つ以上受賞した情報が入っているものはどのくらいあるのだろうと、TOOLiの「受賞情報」の窓に、「賞ほか」と入れてみると451件もヒットしました。 
けっこうあるものですね。


 逆に、1つの映画祭で何部門も独占したものにはどんなものがあるのだろうと探してみると、こんなものがありました。
 さすがにこれは、検索だけで絞込みはできませんでしたので、見つけたものをご紹介します。

「武士の一分」の例 
391$A01 第30回日本アカデミー賞優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀主演女優賞、最優秀助演男優賞、優秀助演女優賞、優秀音楽賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、優秀美術賞、優秀録音賞、優秀編集賞、優秀新人俳優賞

 長いですよね。なんと全部で13部門受賞していました。


 2つの映画祭で、各部門の賞を総なめにした作品も、どこかにあるかもしれませんね。

2013年10月24日

地図、読めますか?

地図、読めますか?
私は自信ないです。
見てもその通りに行けることは稀ですし
自分の行きたい方向に、地図をグルグル回してもやっぱり迷います。

そんな私がガイドブックを選ぶポイントは
付属の地図が使いやすいかどうかです。

最近見たガイドブックで、これはいいなと思ったのは、
ミウラ折りの地図が付いているもの。
ミウラ折りとは、三浦公亮氏が考案した地図の折り方だそうで
広げるのも簡単だし、たたむ時もすぐに(ここ重要!)元通りの状態になります。

仕事でも地図はよく手に取るのですが、一度めいっぱい広げてしまうと
もとどおりにピチッとたたむのは意外に難しく手間どるので
ひそかにイライラしてしまうことも。
ミウラ折りなら、その心配はありません。

最近は、スマートフォンや携帯電話で自分の位置を知ることができるし
行きたい場所まで道案内もしてくれてとても助かるのですが
旅先では、紙の地図を広げて、あちこち迷いながらも
歩きまわるのが楽しみのひとつです。

2013年10月23日

きょうのデータ部☆(10/23)


実りの秋です。
ざくろが紅く色づいてきました。


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ざくろが色づいてくると
鬼子母神のお祭りの季節です。

TRCデータ部がある建物から
歩いて30分ほど。

雑司が谷鬼子母神では
先週 御会式(おえしき)が行われました。


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秋の夜風に揺れる万灯、
団扇太鼓と鐘の音。


万灯の行列に誘われて
鬼子母神境内を訪ねてみると

奉納されていた絵馬の柄も
ざくろでした。

2013年10月22日

パン

本日は「週刊新刊全点案内」1837号の発行日です。
掲載件数は1027件でした。


*こんな本がありました*


パン語辞典」

ぱんとたまねぎ(著)
誠文堂新光社(2013.10)


パンにまつわるフリーペーパーも発行している、パン愛好家の著者によるパン語辞典です。

パンの種類や歴史といったこと以外にも、パンが出てくる映画やご当地パン、パンにかける醤油(!)といった、パンに関わるあらゆるものを、たくさんのイラストを交えて紹介しています。

ちなみに高知のご当地パンは「ぼうしパン」。ちゃんと載っていました。

「パンの食卓ことわざ」付きです。


2013年10月21日

図書館総合展のご案内

こんにちは、分類/件名の豊田です。

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10/28(月)から、「第15回図書館総合展」がパシフィコ横浜、横浜市立中央図書館ほかで開催されます。
TRCもブースを出展いたします。さまざまなサービスをご紹介いたしますので、ご来場の際はぜひお立ち寄りください。

・TRC主催のフォーラムの情報はこちら

・「図書館総合展」の公式サイトはこちら

2013年10月17日

ガイドブック片手に・・・

こんにちは、新刊目録の望月です。

10月木曜日は「旅とガイドブック」というテーマでお送りします。

ガイドブックと聞くと思い出すエピソードがあります。
大学生の頃のことです。わたしは一緒に行ってはいなかったのですが、サークルの先輩たち何人かで旅行に出かけたときのこと。どこだったか、おそらくその土地の名所をめざしてみんなで出かけたそうなんです。さんざ歩いて、ついにその名所にたどり着いたとき、その中の一人がうれしそうにこう叫んだとか。

「わー、るるぶとおんなじ!!」

そこにいた全員ずっこけたそうです。そりゃ、わざわざ出かけた先の景色が、ガイドブックとおんなじだと言われたらがっくりもしますよね。じゃガイドブック見てれば?ってはなしになる。

でも、そう叫んだ人の気持ちもわかる気がします。はるばる出かけていって、目の前に感動的な風景が広がっている。うわーすごい、本物見ちゃった!ってたかぶる気持ちがおそらくこの叫びにつながったのでしょう。

このはなしを聞いてから、旅先で有名な景色や建物などを見て感動したとき、わたしも必ず「るるぶとおんなじ!!」と心の中で叫ぶようにしています。

たとえその手に「るるぶ」は持っていなくても。


あの頃は、ガイドブックというと「るるぶ」が新しい、というイメージでした。観光地の情報だけでなく、"どうやって楽しむか"までを紹介してくれるガイドブック。最近流行のコンパクトでかわいらしい「女子旅向けガイドブック」のはしりだったのでしょうか。


2013年10月18日

大気の擾乱!?~分類/件名のおはなし・46~

16日に日本列島にやってきた台風26号はものすごい風雨でした。
この台風により被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。

「台風」は、日本十進分類法(NDC)9版では451.5【大気の擾乱:台風,旋風】にあたります。

大気の"擾乱"...すごい表現です。ちなみに"擾乱(じょうらん)"とは"大気の乱れやその結果生じる風や渦など"の事です。
この【大気の擾乱】を表す件名には「台風」「たつまき」「暴風雨」などがあります。学習件名には「サイクロン」「ハリケーン」などもあります。
今年は特に猛威を振るった「たつまき」や、近年地球温暖化の影響で増えているといわれている「暴風雨」、「サイクロン」や「ハリケーン」などまさに【大気の擾乱】そのものです。

ちなみに、日本十進分類法(NDC)9版451.5【大気の擾乱】のお隣は451.4【風:風向,風速,風力】と451.6【凝結現象】です。451.6【凝結現象】は451.61【雲:雲形,雲向,雲速,雲高,雲量】や451.64【雨:人工降雨】を含んでいます。
「風」と「雲」や「雨」の間に「台風」がある。こういった排列を見る度に、日本十進分類法(NDC)9版は優れた分類法だと感じます。

2013年10月16日

きょうのデータ部☆(10/16)


TRCデータ部がある茗荷谷でみつけた 小さな秋。


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会社に程近い 教育の森公園の
アメリカフウ(亜米利加楓)。


折からの強風で、
まだ青い葉や実も落ちていますが
秋が深まると きれいに色づきます。


実も結構かわいらしく、
会社のデスクに飾っているメンバーもいたりします。


こちらも会社の近くで。


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ミズヒキ(水引)です。
水引に似ていることから、この名がついたとか。
お祝い事の多いこの季節に ぴったりですね。


「水引の花」は 秋の季語だそうです。
一句 いかがでしょうか。

2013年10月15日

お・も・て・な・し


今日は「週刊新刊全点案内」1836号の発行日です。
掲載件数は1273件でした。

10月とはいえ暑い日が数日続きました。
自宅のベランダのアサガオもまだ咲いています。


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先日、データ部メンバーのひとり(新婚)が休暇の連絡をするついで
なにやら神妙な顔をしておりました。
「休みに夫の両親が上京するので、手料理を出すことに...」

そんなことがあって目に付いたのが、この本。

包む」「巻く」「結ぶ」で美しく和のおもてなし料理
柳原 尚之著
池田書店
2013.10


料理本の表紙写真の背景が黒いのは家庭料理というよりプロ向けといったイメージですが、
この本、よくみると、材料は一般家庭で使うものがほとんどで
ひと手間丁寧に作れば、非日常感を演出できますよ、
というメッセージがこめられています。
揚げ物を薄く切ったレンコンやダイコンで巻いたり、
おむすびが美しく見える工夫、
具が沈まず見映えの良い茶碗蒸しのヒミツなどが紹介されていました。

作り慣れたお料理に、ちょっとひと工夫というのがポイントかもしれませんね。と、お料理自信ナシの自分が言うのもなんですけど... きっと、彼女の旦那様は、妻がお料理上手なのを普段からご両親に自慢しているのかなあ。と、うらやましいかぎりです。

ところで、
「おもてなし料理」の料理本を探す場合、Tooliではどうするかというと...

キーワード部分に「おもてなし」
分類に「596*(前方一致)」

と、するとよいかと思います。

1836号ではほかに、こんな本もありました。

ポリ袋漬けのすすめ 続 肉・魚編
荻野 恭子著
文化学園文化出版局
2013.10 

バターマニア
カルピス株式会社監修
大和書房
2013.10

今年の流行語のひとつになりそうな「おもてなし」。
今後様々な分野の本のタイトルに「おもてなし」が使われそうですから
これから年末にかけてパーティーメニューのアイデアをお探しの場合
分類やジャンルを使い「料理」の分野にしぼって検索するのがおすすめです。


2013年10月11日

お知らせ

TRC本社移転に伴うサーバー移転作業のため、以下の期間「データ部ログ」の閲覧ができなくなります。
ご了承くださいますようお願いいたします。

期間:2013年10月12日(土)午前8時~10月13日(日)午前10時

「ハーグ条約はス‐フラーフェンハーヘで締結されました」??

こんにちは、典拠班の田辺です。
今日は自分の無知をさらけ出すようで恥ずかしいのですが
外国の地名に絡んだ話です。
典拠では、
愛称や通称と正式名称があるような場合、
基本的には正式名称を統一標目とします。
たとえば、
YMO→イエロー・マジック・オーケストラに
全日空→全日本空輸に、というような感じです。
地名の略称と言えば
L.A.はロサンゼルスの略ですし、
D.C.はワシントンD.C.などとこのあたりならなんとか。

ある日、
「デンハーグピアノ五重奏団」という合奏団が典拠で出てきました。
オランダのデン・ハーグ王立音楽院で学んだメンバーを中心に構成~と
解説にあったので、
デンハーグという地名があるのかと「コンサイス外国地名事典」を見ると
デン‐ハーグ Den Haag=ハーグ
とあります。
ああ、デンハーグってハーグのことかと思い
ハーグの項を見てみると、
「オランダ南西部,ゾイト-ホラント州の州都。同国の実質上の首都。
北海に臨む。別称:スフラーベンハーヘ」
ん?別称?地名に?
と?だらけになったので
今度は「広辞苑」に。
こちらにはなんと
英語名:ヘーグ
正式名称:ス‐フラーフェンハーヘとあります。
困ったときの頼みの綱「平凡社百科事典」によれば
「ハーグ」Haag
通称デン・ハーグであるが正式にはス・フラーフェンハーヘといい,公文書などではこれが使われている。(中略)ハーグの正式名ス・フラーフェンハーヘは<伯爵の館>という意味である~。(後略)
このあと何故そう呼ばれるに至ったかという説明が続くのですが、
ハーグのちょっと変わった歴史が興味深いです。

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2013年10月 9日

きょうのデータ部☆(10/9)


ひんやりした空気のなかに
甘い香り...
この時期の愉しみです。


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金木犀、
今年は 去年より10日くらい早く
咲き始めました。

安房直子さんの
「花のにおう町」というお話を思い出します。

今朝は 香り方がなんとなく違う気が...


表にでてみると

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星を撒いたようでした。

2013年10月10日

鈍行列車の旅に欠かせない一冊


10月木曜のテーマは「旅とガイドブック」。


というものの、出不精な私は旅がニガテで、たまに友人に誘われて行く程度。そんな時も、出発日が近づくとワクワクするどころか気が重くなるほどで。これまでの人生で、旅行ガイドブックを買ったことってないかも...。

そんなダメダメな自分ではありますが、かつて頻繁に旅をしていた時期がありました。それははるか昔の高校時代。当時、全寮制の高校に通っていたので、休みのたびの帰省は、まさに「旅」でした。


交通手段はもちろん「青春18きっぷ」(普通列車が1日乗り放題になるおトクな切符)。その高校は1日にバスが2本しか走らない東北の山奥にあったので、早朝に寮を出発しても、茨城の実家に着くのは夜になってから。時間のかかる鈍行列車の旅には、本とウォークマンが必須アイテムでした。

帰省時は荷物が多いので、持参できる本は3冊が限度。帰省1週間前から旅に合う本を厳選します。


3冊のうち1冊は、ドストエフスキーやら古井由吉やら、ちょっと(だいぶ?)背伸びをして選んだ本(たいてい読み通せずに途中で挫折)。

もう1冊は、山田詠美やよしもとばなななど、青春まっただなかの10代女子の必読本(「放課後の音符」と「哀しい予感」が大好きでした)。


そして、絶対に忘れてはならない1冊。それは、「JR時刻表」のポケット版。本数の少ない列車を何度も乗り継ぐので、これがないとその日のうちに家にたどりつけず、友だちの実家で一泊お世話になるなんてことも。また、時間に余裕がある時には、親に内緒でルートを替えて観光したりも。
時刻表はガイドブックとはちょっと違いますが、当時の私にとってはなくてはならない旅の相棒でした。


でも、今ならスマートフォンがあれば、本は電子書籍で何冊でも持参OK、音楽は何百曲でも携帯できるし、乗り継ぎも時刻表アプリでバッチリ。あの頃から考えると夢のような時代になりました。

私もいまやスマートフォンユーザーではありますが、どの本とカセットテープを持っていくかに頭を悩ませていた頃が、ちょっぴり懐かしい気もするのでした。


★お知らせ★

TRC本社移転に伴うサーバー移転作業のため、以下の期間「データ部ログ」の閲覧ができなくなります。ご了承くださいますようお願いいたします。

期間:2013年10月12日(土)午前8時~10月13日(日)午前10時

2013年10月 8日

ヒトも恐竜も病気になる

今日は「週刊新刊全点案内」1835号の発行日です。
掲載件数は1366件でした。

*こんな本がありました*

寒いと思ったら暑かったり...。
季節の変わり目で体調をくずしてる人も多いのではないでしょうか。

今週号は病気や医療のジャンルでこんな本がありました。

公務員はなぜ認知症になりやすいのか
公務員の人は間違いなく「えっ」と思うタイトル...。
ボケる・ボケないの分かれ道は、40代以降脳の扁桃核によい刺激を与えてきたかどうかで決まるそう。認知症専門医が予防法を解説します。

胃ろうとシュークリーム
高齢者の延命医療がテーマ。
ちなみに、なぜシュークリームなのかは最後のエピローグまで読めばわかります。

57歳からの意識革命
病気等にならず、第ニの人生を充実させるためには準備が必要。
年齢が中途半端?と思いましたが、定年前からということなんですね。

日本仏教の医療史
病に苦しむ人びとに対して仏教はいかに関わってきたのか。
文献、絵巻に見る病の図像を参照しつつ、その歴史を跡づけます。

最後に児童書から。
きょうりゅうも病気になる
「ナゾとき大きょうりゅう」シリーズ最新作。
化石として発見される恐竜の骨を調べて、恐竜の病気や怪我を推理。
昔すぎてピンときませんが、恐竜も生き物ですもんね...。

2013年10月 4日

ASの移転のお知らせ

データ部AS(学術情報ソリューション)の移転のお知らせです。
今までは茗荷谷にオフィスがありましたが、先月末に埼玉県新座市にある新座ブックナリーのA棟3階へ移転しました。

ASについての紹介はこちらの記事をご覧ください。
新座ブックナリーについてはこちらの記事や、こちらの記事をご覧ください。

移転に伴いASの連絡先や住所も変更になりましたので、連絡の際にはご注意ください。
新しい連絡先はこちら。
〒352-0011
埼玉県新座市野火止七丁目2番35号新座ブックナリーA棟3階
Tel:048-480-1281 Fax:048-480-1282


ASの引っ越しの様子
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いつもは図書館からお預かりした本や、目録作成のための参考資料がぎっしり並んでいる棚もすっきり。
全部段ボールにまとめられて、引っ越しを待っています。
今は引っ越しも無事終わり、元通り棚の中は本でぎっしりです。

あらためて、新座ブックナリーに移転したAS(学術情報ソリューション)をよろしくお願いします。

2013年10月 7日

写真集が見たいとき

~~ MARCで探そうQ&A 第23回 ~~

Q.京都の写真集が見たいです。

A.資料形式を使って検索できます。


見ていて心が癒されそうですね。
旅行の前後に訪れる(た)場所を発見するのも写真集の楽しみ方の一つではないでしょうか。
図書館専用ポータルサイトTOOLiの図書検索画面で早速さがしてみましょう。

タイトルに「京都」、資料形式を「写真集」として検索します。

京都もみじ散歩

水野克比古(著)
光村推古書院(2012.10)

これからの季節にぴったりの風景が楽しめそうな本が見つかりました。

京都茶庭拝見

水野克比古(著)
光村推古書院(2013.6)

こちらは茶室などに付随する庭園、茶庭の写真集です。
京都らしい雰囲気が感じられそうです。


資料形式「写真集」はNDC9版の分類が748のものや件名が「-写真集」となっているものに付与されていますので、上記の分類や件名を入力しなくても検索することができます。


また、「建築図集・写真集」という資料形式で探すのも、面白いかもしれません。この資料形式は建築物の図集や写真集に付与されています。
建築...というと専門的な本が多いのではと思いがちですが、建築家の作品集のほか、住宅などの身近なもの、お城や寺社のように歴史的なものなど気軽に建築を見られる本も多くあります。


タイトルに「京都」を入れ、資料形式を「建築図集・写真集」として検索してみます。

京都まち遺産探偵

円満字洋介(著)
淡交社(2013.4)


京都以外にもこんなふうに、いろいろな国・地域の写真集を探すことができます。
パリ、ニューヨーク、南極!などなど...眺めているだけで世界一周できちゃいます。

2013年10月 3日

憧れの地は

10月木曜のテーマは「旅とガイドブック」

最近はガイドブックのシリーズも増えました。
定番のシリーズもはずせませんが、それ以外にサイズがコンパクトだったり、カバーをひっくり返すとおしゃれなデザインだったり。

ただこれらは日本国内やメジャーな観光地に限るんですよね...

もうだいぶ前になりますがトルコに行くことになった時
書店にどんなガイドブックがあるのかを楽しみに見に行ったら
何軒回ってもトルコのガイドブックは置いてありませんでした。
トプカプ宮殿の展覧会に行ってから、
私の中でいつか行ってみたい国と化したトルコでしたが
マイナーな観光先だったのかと出発前にへこんだものです。
結局書店で取り寄せをしたところ、
出発直前に届いてハラハラしたのを思い出しました。
その延長か帰りの飛行機が飛ばなくなり、イスタンブールから会社に電話する羽目に...
(悪い思い出だけみたいになってしまいましたが、トプカプ宮殿の宝物やハットゥシャの遺跡は素晴らしいものでした。機会があればもう一度行ってみたいくらいです)

さて、最近はどうなっているのか書店に行ってみたところ信じられない光景を目にしました。
棚にトルコのガイドブックがこれでもか!というくらい並んでいるではありませんか。

ナゼ?

イスタンブールのガイドブックの横にはマドリードの本。
上には五輪の旗&TOKYOおめでとうの文字。
どうやらオリンピックの影響でガイドブックの種類も増えて
普通に書店に置かれるようになったみたいです。

十年一昔とは言えあんなに苦労して手に入れたのに...
ガイドブックの棚の前で、一人物思いにふけってしまいました。

2013年10月 1日

並べることはイイコトだ

10月が近くなって一気に肌寒さを感じるようになりましたね。皆様体調には十分お気をつけ下さい。
さて、今日は「週刊新刊全点案内」1834号の発行日です。
掲載件数は1393件でした。

10月の表紙はこちら。

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表紙は早くもハロウィンですね。自分が子どもの頃にはここまでメジャーなイベントではなかったと記憶しています。子供心にはやはり待ち遠しいものなのでしょうか...

*こんな本がありました*

いよいよ秋も本番ですね。皆様にとっての秋は何の秋になっているでしょうか?
「食欲の秋」?「スポーツの秋」?「芸術の秋」?それとも...「読書の秋」でしょうか?

私は「実りの秋」でおいしい果物を満喫しているだけですが(ぉぃ)、
「テレビやまんがでおなじみ」(←読み物キーワードの一つです。TOOLiが使える方は是非検索してみて下さい!)のこのキャラクターには「読書の秋」がやってきたようです。

アニメおさるのジョージ としょかんのおしごと

マーガレット・レイ原作  ハンス・アウグスト・レイ原作  ジュリー・ティボット翻案  スコット・グレイテレビアニメ脚本  山北 めぐみ訳
金の星社(2013.9)

図書館の仕事といったって、おさるのジョージでしょ~?どうせ本を散らかして司書さんにしかられて云々なんじゃない?と侮っていたらとんでもない。
ジョージが図書館でお手伝いをするうちに、一人(一匹か...?)で整理する事になり、色別や大きさ別に並べてみたあと、テーマ別に並べることをお勉強。教えてくれる司書さんの名前が「デューイさん(女性でしたが...)」だったり、最後に色々なものを仲間同士に分けてみる問題もあったりして、わりと本格的な一冊でした。
ジョージ...最初侮ってゴメンよ。

ジョージに負けていられない!と本屋や図書館に向えばいいものを、やっぱり自分は八百屋と農家の直売所に行ってしまうのでありました。嗚呼花より団子...

2013年10月 2日

コミュニティの時代~新設件名お知らせ2013年9月分~

『週刊新刊全点案内』は毎月最初の号の巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名はTRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
9月は4件の件名を新設しました。その中から「コミュニティ放送」を取り上げてみました。
「コミュニティ放送」とは「一つの市町村の一部の区域における需要に応えるための放送」のことだそうです。
とはいえ「コミュニティ放送」の実際は知らないのでローカル放送局と区別できませんでした。そこで少し調べてみることにしました。日本コミュニティ放送協会という団体によると全国の放送局は276局だそうです。ずいぶんありますね。1992年に制度化され超短波放送(FM)用周波数を使用しています。
放送内容は地域の商業、行政情報や独自の地元情報に特化し、地域活性化に役立つことを目指しているそうです。特にコミュニティ放送が有効なのは災害時だそうで、確かにFM放送なら停電でも乾電池で聴けるでしょうし、全国放送にはない、きめ細かく、不確実なこともある個人による情報とは違った安心がありそうです。私の住んでいる埼玉県も近年はゲリラ豪雨や竜巻などという異常気象に悩まされるようになりました。コミュニティ放送局があって、こういう狭い範囲で起こる災害の情報を知らせてもらえればいいなあと思ってしまいました。

博物館、図書館、文書館、公民館(MLAK)東日本大震災被災救援情報
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2016年9月

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