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2012年4月 アーカイブ

2012年4月27日

超基本なおはなし

毎月月末にお届けしている「MARCや検索のはなし」。今月は望月が担当いたします。
4月に加わったデータ部の新しいメンバーは、目下新刊目録の部署でMARC作成の一歩目を勉強中です。おなじように、4月から新しく図書館で働き始めた方もいることでしょう。

そこで、超基本なおはなし。そもそもMARCとは何でしょうか?
「MARC」(マークと読みます)は、MAchine-Readable Catalogingの略語で、機械可読目録という意味です。
機械で読める目録...わかったようなわからないような言葉ですが、要するに1冊の「本」の情報をコンピューターで管理・閲覧できるようにしたデータベースのことです。

「本」の情報には、
・タイトル
・著者
・出版者
・発行年
・ページ数
・ISBN
などといったもののように、図書に書いてある情報だけではなく

分類
件名
のように、図書の主題を表わす情報も含んでいます。

さらには、「短編集の中の、あるひとつの作品のタイトル」(内容細目ファイル)や「子ども向けの科学の本の目次」(目次情報ファイル)といったものまで入っている場合もあります。(詳しくはこちら

「本」の情報を検索することで、目当ての本を探したり、知りたい分野の本を幅広く見つけたりすることができます。

データ部ログでは、MARCの紹介とともに、そういった検索のコツもお知らせしていますので、日々の業務に役立てていただけますと幸いです。

2012年4月26日

"子"の有る無し ~典拠のはなし~

日々出版される多くの本を見ていると、ある程度の世の中の流れが見えてきます。世論をにぎわせている時事問題、流行っているダイエット法、人気タレントさん、などなど。
先日気になったのは、新島襄の奥さんである新島八重を題材とした本。何冊か続けて目にしました。なんでだろう?と思ったら、2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公なんですね。


オンライン書店ビーケーワン:新島八重の生涯 歴史物語 幕末のジャンヌ・ダルク


オンライン書店ビーケーワン:新島八重と幕末 会津に咲いた八重の桜


オンライン書店ビーケーワン:新島八重 愛と闘いの生涯
吉海 直人

角川学芸出版(2012.4)
発送可能時間


教育家として、また、日本赤十字社の篤志看護婦として活躍した女性だそうです。
さて、この新島八重。人名典拠ファイルの統一標目を見てみると...

 11000273398-0000 新島八重子

おや?八重子?前掲の本のタイトルには八重とあるが?
では新島八重(子)の場合、典拠作業をするにあたり実際調査した参考資料(人名事典など)ではどう掲載されていたのでしょう? 一部をご紹介します。


「日本人名大事典」平凡社1990年刊 ・・・・・・・・・・・・・ 新島八重子
「幕末維新人名事典」新人物往来社1994年刊 ・・・・・ 新島八重
「日本人名大辞典」講談社(ジャパンナレッジプラス)・・新島八重子


資料によって割れがあります。つまり、どちらの名前でも世の中に周知されていると判断できます。
そこで、このブログタイトルの問題となります。"子"の有る無し。
とくに明治から昭和前期にかけての女性の場合、名前の最後に子を付けて○子と呼称されたり、逆に○子から子を取った形で愛称としたり様々です。(かくいうわたしも「○子」という名前。友達からただ単に「○」と呼ばれることもあります)

女性の名前の最後につけられる"子"の有無、図書や参考資料により形が割れていても、どちらでも検索可能なよう、参照形などを作成し、同じ典拠IDの元にまとめています。


● 新島八重(子)の例
  11000273398-0000  新島八重子
 ←11000273398-4001 新島八重

● その他の例
 11000110806-0000  和辻照
 ←11000110806-0001 和辻照子


*統一標目の決め方についてはこちらをご覧下さい→「統一標目はこうして決まる」  新島八重(子)の場合は、調査した参考資料等において多く用いられている形から、統一標目を「新島八重子」としました。


新島八重子で検索したばかりに、新島八重での本が検索できない(またその逆もしかり)ことのないよう、図書館利用者と本の出会いがひとつでも多くなればと、典拠ファイルは作られています。
(注:女優の渡辺えりさんのように、渡辺えり子からの改名と判明した場合は、相互参照となります)


ところでNHK大河ドラマ「八重の桜」のホームページには、
その姿は後に讃えられる、「幕末のジャンヌ・ダルク」
たとえ「悪妻」と呼ばれようが、"不義には生きない"会津の頑固女!!

と紹介されていました。ジャンヌ・ダルク...悪妻...頑固女、なんだか豪快で胸がすくようです。大いに気になります。

2012年4月25日

きょうのデータ部☆(4/25)

先週の記事で「ようやく少し入荷冊数が落ち着いてきました」と書きましたが、まだまだ冊数は減っていませんでした...。
本日中にMARC作成を終わらせなければならない件数はなんと468件!
1日の平均作成件数は270件ぐらいなので本当に多いです。

taikidana.JPG

チェックを待つ本たち。先週の写真よりやや多めです。
スピードをあげつつ、間違いがあってはいけないので、集中してMARCを作成します。

2012年4月24日

スカイツリーがうち(の近くの道路)から見える

本日は「週刊新刊全点案内」1764号の発行日です。
掲載件数は1470件でした。

東京スカイツリーの開業が間近に迫り(5月22日だそうです)、ここのところ立て続けにスカイツリー関連の本が出ています。


オンライン書店ビーケーワン:下町のプリンス東MAXが教える東京スカイツリー下町完全ガイド


今のところ、写真集や児童書も含めてざっと30冊以上。
これからまだまだ増えそうです。

ところで、我が家は都内東部にあるのですが、うちから出て数十メートルも歩くと、民家の間からスカイツリーのてっぺんが拝めます。
かなり長い間気付かなかったんですが、「もしかしたら見えるかも?」とキョロキョロしてみたら、探すまでもなく発見!
それまで大して興味もなかったのに、「うち(の近くの道路)から見えるんだよ!」と自慢するようになりました...。

しかし、納得がいかないのは、スカイツリーの開業に合わせて、「業平橋駅」が「とうきょうスカイツリー駅」に改称されたこと。
歴史の趣のあるいい名前だったのに...。
あとキャラクターの「おしなりくん」の立場はどうなる?
その上、東武伊勢崎線までもが「東武スカイツリーライン」という愛称がつけられてしまいました。
正直、正式名称よりも長い愛称ってどうなんでしょう...?
ほとぼりが冷めたら元に戻して欲しいというのは、地元住民の切なる願いです。

2012年4月23日

水戸黄門の...


先日、水戸黄門のDVD-BOXセット(こちらとかこちらを参照)を入力しました。第1部から第13部まで、全13部セット合計373話。1枚につき3-4話ずつでも、DVDにして99枚。全部を1度に入力するのはなかなか大変でした。

13部もあるから、出演者名、黄門様も2人目、3人目と間違えないようにしなきゃと思ったら、初代黄門・東野英次郎さんの分だけでこの枚数。改めて調べてみたら、先日最終回を迎えたのは第43部だったんですね。長い!!そして、全部DVDになるのでしょうか?

ところで、私は初代黄門も実は見ました。昭和44年8月4日に放送開始だそうなので、さすがにリアルで初回から見たわけではないはず。昔見ていたとしても、最初は父が見ているのを一緒に見ていただけでしょう。でも、杉良太郎の演じる助さんを見たことがあります。たぶん、16時頃にあった再放送で見たんでしょう。

何度も(今度は自分で)見ていたせいか、一番最初に思い浮かぶのはやはり初代の東野さんの顔ですね。


続きを読む "水戸黄門の..." »

2012年4月20日

小説~分類/件名のおはなし・31~

何の気なしに分類件名作業をしていたら、複数の作家さんの短編小説を集めた本に出くわしました。
分類913.68、件名は「小説(日本)-小説集」...っと。
ここでふと気になってしまったのです。そういえば分類だと文学って言語別だけど、件名だと国名だ...
分類と件名が住み分けをしている好例ですね。
日本の言語にはもちろんアイヌ語もありますが、小説となるとほぼ日本語(琉球語は分類上では津軽方言などと同じく日本語の方言扱いです)で出ているので、日本語の小説集を表す分類913.68と件名「小説(日本)-小説集」はほぼ1対1対応といえます。
しかし、諸外国の言語事情は複雑なため、分類と件名の関係ももっと複雑になっています。

分類933は英語の小説を表しますが、英語を使用している国は多いので、この分類に対応する件名は「小説(アメリカ)」や「小説(イギリス)」の他にも「小説(ニュージーランド)」「小説(カナダ)」「小説(インド)」など多数挙げられます。結果原著が英語の小説集の場合、どこの国の小説が収録されているのか、本の中を探し回る羽目に...
同様にフランス語の小説を表す分類953やスペイン語の小説の分類963など、ヨーロッパ諸国の言語の小説の分類は、多くの対応する件名を持っています。これはかつて多くの植民地を持ち、旧植民地に広く言語が普及したからですね。

逆のパターン、件名と分類の関係も複雑なものになっています。
「小説(アイルランド)」の場合ですと、アイルランドにはアイルランド語があるので、件名「小説(アイルランド)」に対応している分類はアイルランド語の小説を表す分類993.23がメインだと考えがちです。しかし実際は、英語の933がメインになっています。アイルランド語が復興してきたとはいえ、日常的には英語が用いられているアイルランドならではの現象です。
また、カナダは英語とフランス語の2言語が公用語です。そのため、「小説(カナダ)」は分類933と分類953の2つの分類と対応しています。
他にメジャーな言語が並立している国としてはスイスなどが挙げられます。

小説だけではなく、分類9類の文学は言語と国の関係が複雑なのですが、分類と件名を合わせて、何とか表現出来ているのではないかと思っています。

2012年4月19日

「広島に原爆を落とす日」~わたしの思い出の本~

こんにちは。新刊目録の望月です。

前に何度か触れたことがありますが、わたしの大好きなものに「お芝居を観ること」というのがあります。
マンガの「ガラスの仮面」が好きだった、という影響もあったかと思いますが、もっと直接的にお芝居を観るきっかけとなった本があります。

広島に原爆を落とす日」つかこうへい

思い出の本、というより人生を変えた本です。
出会いは大学の図書館でした。レポートを書くのに飽きて、何か気分転換に読もうかなと小説の棚をぶらぶらしていたとき、この奇抜なタイトルが目に飛び込んできたのです。
ちょこっと読むだけのつもりが、おもしろくって続きが気になってしょうがなくなり、ものすごい勢いで読み終えてしまいました。正直、ストーリーは全然わかりませんでした。主人公とヒロインとの恋物語がどうなるかだけが気がかりで。そして当然レポートは終わりませんでした。

こんな暴力的に引き込まれる本は初めてだ、とまず著作にはまり、その後観に行った舞台の公演ではさらに暴力的にのめりこまされ、すっかり舞台のとりことなってしまったのでした。

今、早稲田大学にある演劇博物館では、「つかこうへいの70年代」展というのをやっています。わずかですが、当時の公演や稽古場での映像を見ることができます。これもなかなか衝撃的でした。


オンライン書店ビーケーワン:つかこうへい 追悼総特集 涙と笑いの演出家

2012年4月18日

きょうのデータ部☆(4/18)

3月から4月にかけて、1年間で最も出版点数が多い時期。
必死の形相でMARCを作成する日々が続きましたが、4月も半ばになってようやく少し入荷冊数が落ち着いてきました。

写真.JPG

入力+チェックを待つ本たち。
黄と赤のICタグのはさまった本は今日中にMARC作成を終わらせなければなりません。
午後からラストスパートです。

2012年4月17日

へんてこな考え?

本日は「週刊新刊全点案内」1763号の発行日です。
掲載件数は1550件でした。

*こんな本がありました*

オンライン書店ビーケーワン:中学生からの対話する哲学教室
シャロン・ケイ
ポール・トムソン
河野 哲也
安藤 道夫

玉川大学出版部(2012.4)
発送可能時間


まえがきにこのような文章を見つけました。

 へんてこなことを考えたことはありませんか?
 たとえば、「みんなは自分と同じように色を見ているのかな?」と考えたことはありませんか? みんなには草や木が"紫色"に見えていて、それを「緑色」と呼んでいるのだとしたらどうでしょう? いったいどうしてそんなことがわかるのでしょうか? 
 もし考えたことがあるのなら、それはあなただけではありません。こういうことを考えるのは「哲学する」ということなのです。(文章は抜粋しています。)

子どもの頃、まさにこの疑問が頭に浮かんできたことがあります。
こんなことを人に言っても理解されないのではないかな、面倒な子どもだと思われるのもなんだか嫌だなと思い、そのときは誰にも言えずにやり過ごしました。

この本はアメリカの中学校の哲学のテキストです。
もしも自分が中学時代にこのような本に出会えていたら、そして学校の授業でこうしたことについて考える機会があったら、と考えると少し残念に思えてきます。

思い返せば、子どもの頃や思春期の頃というのは、まだ世界が狭いこともあり、なんだかすごくいろいろなことに悩んでいた気がします。
もしも思春期の子どもから哲学的な質問をされるようなことがあったら、こんな本があるよ、と教えてあげたい一冊です。

2012年4月16日

巻物を手に~ASで作成するデータについて~

こんにちは。データ部AS・伊藤です。主に和装本を担当しています。

和装本のデータ作成の依頼を伺うとき、時々言われるのが「巻物がたくさんあるんですけど、だいじょうぶですか?」というご心配。

どうご懸念なのかお聞きしてみると、「何だかたいへんそうで」という、根拠のないような、でもわかるようなお返事。たしかに取り扱いはふつうの本のようにはいきませんが、データ作成については、じつはあまり苦労しません。というのは、経験から言えば、そうした案件で手にする巻物の90%以上が、20世紀以降に作られた複製資料だからです。ですので、書誌については、TRC MARCやネット上の書誌データベースのデータを参照できる場合が大半なのです。

もちろん、現代書であっても、たしかに巻物ならではたいへんさはあります。
奥付が付属資料のほうにあったり、巻物を入れた箱の内がわに貼られていたりすれば楽なのですが、やはりしばしば巻物の一番最後にあります。結果としてそこに情報があろうがなかろうがいずれにしろ、とにかくいったんは巻物を最後まで繰って巻末を見なければなりませんし、見終わった後はまた元に戻さなければなりません。
ひたすら巻物をくるくるくるくるしていると、それだけで時間がどんどん過ぎていきます・・・。
図書の歴史にかんする本で読んだ、巻子本(かんすぼん)から冊子(さっし)への移行ということの必然性を、強く強く実感せざるを得ません。

もっとも、洋の東西を問わず、最初の「本」は巻物のかたちで成立したわけで、書誌を記録するなどという蛇足は措いておいて、内容を読むということで言えば、巻物のほうが切れ目なくつづけて読み進めていけるのですから、生理的にずっと自然です。そのことを示しているものが、実はこの画面の右端にあります―そう、スクロールバー。
スクロールScroll、すなわち「巻物」です。別のページに移らずにスクローリングしながら切れ目なく読み進めていく感覚、これは巻物を手にした大昔の読者と共通しているはずなのです。

それを持っていなかったがために冊子に取って代わられた、「どこからでもアクセスできる」「どの部分も検索できる」という機能を与えられて、「巻物」がPCの画面のなかに再びよみがえってきているのです。

2012年4月13日

桜を守る

都心では今年も桜が見事に咲きました。

昨年は桜を愛でる余裕がなかった人も多いのではないでしょうか。

震災で多くの桜も被害を受けました、
しかし、そのことで、桜の大切さが改めて認識されたということもあると思います。
桜は「人」が守り、次世代に繋げていくものなのですね。

こんな本がありました。

オンライン書店ビーケーワン:桜守三代 佐野藤右衛門口伝

こども向けの本もあります。

オンライン書店ビーケーワン:桜守のはなし

「桜守」...なんとも素敵な響きです。
文字通り「桜を守る」仕事内容についてよくわかります。
上記の本は、庭師の名跡である佐野藤右衛門(16代目)が著者の本ですが、それ以前の代の佐野藤右衛門の著作としては「桜守二代記」(1973年講談社刊)があります。

庭師といえば、こちらの本も近々発売です。
英国大使の御庭番
こちらの著者の方は、英国大使館の庭師を退職されたあと、震災の被害地に桜を植える活動をされているそうです。

続きを読む "桜を守る" »

2012年4月12日

パスタソースをこぼした話

年度の初めで電車も混雑していますね。
今朝乗った電車は、遅延もあって身動きできないのはもちろん首も動かせないほどでした。
あの中には東京のラッシュに慣れない人もいたはずで、目的の駅で降りられたのか気になります。

私も、人をかき分けないと降りられないって、話だけ聞いたときは冗談だと思っていました。


大学に入学して上京したての頃です。
あれこれ部屋を整えてくれた親も実家に帰っていった日。
夕食にしようと缶入りパスタソースを開けたときに中身をこぼしてしまいました。

...あーあ。

まあ、拭けばいいだけの話なのですが、しばらくぼんやりしていました。
まだなじみのない自分の部屋、初めての一人きりの食事、で出端をくじかれ、悲しいとか寂しいとかいうわけではないのですがなんとなく茫然。


この本を見てそんな昔のことを思い出しました。

オンライン書店ビーケーワン:TOKYO初夜ものがたり
梯 久美子
リリー・フランキー

角川書店(2012.4)
発送可能時間

2012年4月11日

きょうのデータ部☆(4/11)

桜も満開を過ぎて、だいぶ散ってしまいました。
先週水曜日にブログ記事を書いたときは、ちょうど満開だったのに...。桜の季節は本当に短いです。
現在道路は、花びらが積もってピンクの絨毯状態。これはこれでなかなかきれいです。
(写真を掲載する予定でしたが、諸々の都合で掲載できず。残念)

2012年4月10日

花より団子

本日は「週刊新刊全点案内」1762号の発行日です。
掲載件数は1547件でした。

季節の色合いがみごとに表現されているからでしょうか、春になると和菓子に目がいくことが多くなる気がします。
ま、要するに、会社からの帰りに咲き誇る桜をみては「桜もち...たべたい...夜だけど...」となっている今日このごろ。花より団子?いえいえ花と団子は合う、ということで。

1762号には切り口のおもしろい和菓子の本がそろっていました。

オンライン書店ビーケーワン:わくわくほっこり和菓子図鑑

日本三大饅頭から雑貨や本・ゲームまで、和菓子そのものはもちろん、和菓子まわりの色々を集めた一冊。
まさか和菓子の本でプレイステーションのソフトにお目にかかるとは。
可愛い写真をたのしみながら、和菓子の基本がわかる本です。


オンライン書店ビーケーワン:近代料理書集成 第6巻 復刻 菓子・パン 日本の食文化史

こちらは明治から大正に刊行された料理書を復刻した全集です。第6巻に和洋菓子・パンの作り方の本が集められていました。
現在の写真図版満載の料理本と違い、みごとに文字のみ。見たことのないお菓子の場合、読解力と想像力とセンスが問われますね。
それにしても「春あそび」「笑み牡丹」「水の月」「残月」「松の雪」...ほんとうに和菓子の名前には趣があります。


オンライン書店ビーケーワン:新味和風デザート和風菓子 甘味の世界を拡げる

日本料理のデザートとして考案された和風菓子の数々。和菓子店の新作菓子とはまた違った着眼点と工夫があるようです。野菜レシピの充実ぶりに驚き。


この記事を書いているうちに、また美味しい和菓子が食べたくなってきました。

2012年4月 9日

新たな出会い

先日、図書館蔵書では新聞の縮刷版をまとめて多数お預かりしました。
その収録時期には昭和63年~平成元年など元号が昭和から平成に移り行く時があったり。
ついつい自分が何歳だったか確認してしまいました。この時は何をしていたかな?
もっと遡って自分が生まれた日の新聞も見てみたい気がします。最近そういったサービスもあるとか。
昨秋より典拠から図書館蔵書のメンバーとなりました。
典拠では新刊の本の典拠データを作成していたのですが、いまは日々図書館蔵書ならではの本に囲まれています。図書館からお預かりした行政資料や社史。郷土資料には郷土の歴史家がまとめた私家版の本などがあり、土地を愛する人の意気込みと熱意に感心しております。
新刊の本では新しい情報に触れる機会が多くありましたが、図書館蔵書では別の興味が喚起されています。気になることのリストが増えていくのでした。
机に本の山が積まれている。図書館蔵書で紹介するお馴染みの風景です。

120326_1301~01.jpg

【お知らせ】サーバ移行終了しました

TRCデータ部ログ(http://datablog.trc.co.jp/)の
サーバ移行作業が終了しました。

閲覧・コメント投稿等、通常通りご利用いただけます。
よろしくお願いいたします。

2012年4月 6日

【再掲】データ部ログサーバ移行のお知らせ

TRCデータ部ログ(http://datablog.trc.co.jp/)は、
下記の日程で、サーバ移行作業を行います。

【4月9日(月) 7:00~13:00】
(作業の進行具合により、多少時間が前後する可能性があります)

作業時間中は、閲覧・コメント等、一切のご利用ができません。
ご迷惑をおかけいたします。何卒ご了承ください。

子どものお気に入り

小さい子どもの親であるメンバーも多いデータ部。
子どものお気に入りの本、おすすめ絵本などの情報交換もしているようです。
最近は何を読んでいるのか、ちょっと聞いてみました。

◆メンバーYさん(子どもは2歳半になる男の子)

オンライン書店ビーケーワン:ファンファンバスはっしゃします
ファンファンバスはっしゃします
(視覚デザインのえほん)
視覚デザイン研究所
くにすえ たくし

視覚デザイン研究所(2011.8)
発送可能時間

他)「ピン・ポン・バス
うみへいくピン・ポン・バス
-息子はとにかくバスが大・大・大好き!バスの絵本はいっぱい持っていますが、中でもこの3冊です。

◆メンバーNさん(5歳の男の子と3歳の女の子)

オンライン書店ビーケーワン:へんしんトイレ
へんしんトイレ
(新しいえほん)
あきやま ただし

金の星社(2005.2)
発送可能時間

-「へんしん」シリーズなどのことばあそび絵本にハマっているようです。お兄ちゃんが読んでいるのを、下の子がまねっこしてます。

オンライン書店ビーケーワン:恐竜トリケラトプスの大逆襲 再び肉食恐竜軍団とたたかう巻
-恐竜もお気に入り。「たたかう恐竜たち」はトリケラトプスのリトルホーンが活躍するシリーズです。妹を助けて危機をのりこえるというシーンがあるので、絵本を読んでうちの子たちの兄妹愛も深まるかと思ったらそうも簡単にいかず、しょっちゅう(しかも妹が兄にちょっかいだしたりして)ケンカしてます。でもすぐ仲良しに!

続きを読む "子どものお気に入り" »

2012年4月 5日

とびきりうまいやつ~わたしの思い出の本~


子どもの頃、くりかえし読んでいた絵本。長らく絶版していたのが、2006年に復刊したそうです。

オンライン書店ビーケーワン:ふしぎなおきゃく 第2版
肥田 美代子
岡本 颯子

ひさかたチャイルド(2006.12)
発送可能時間

ラーメン屋「とんちんけん」に毎晩やってくる客。帽子にコート、マフラーをぐるぐる巻きにして、正体がわかりません。注文したラーメンを、たった一口だけ食べて帰ってしまう「ふしぎなおきゃく」。さて、その正体は? という、いま思い出してもワクワクするようなお話でした。

その「ふしぎなおきゃく」が注文する時の台詞、

「ラーメン いっちょう とびきり うまいやつを  たのむよ。」

この「とびきり うまいやつ」という言葉に、心を奪われていました。
おいしそうなラーメンの絵を真似して描いてみたら、どんぶりのあのぐるぐる模様が上手く描けなくて、何度も練習した思い出もあります。

2012年4月 4日

きょうのデータ部☆(4/4)

昨日は春の嵐で大荒れでした。
うってかわって、今日はとってもいい天気です!


IMG_9838_2.JPG


ようやく桜も咲き始めました。
桜の下からきれいな青空を見上げたところです。

2012年4月 3日

アングラ

本日は「週刊新刊全点案内」1761号の発行日です。
掲載件数は1739件でした。

p20120403.jpg

*こんな本がありました*

オンライン書店ビーケーワン:唐組熱狂集成 流体の囁き篇
唐組熱狂集成 流体の囁き篇
(ジョルダンブックス)
唐 十郎

ジョルダン(2012.2)

オンライン書店ビーケーワン:唐組熱狂集成 迷宮彷徨篇
唐組熱狂集成 迷宮彷徨篇
(ジョルダンブックス)
唐 十郎

ジョルダン(2012.2)

唐十郎さんの戯曲集成です。
真っ赤なケースに入った2冊セット。なかなかの存在感です。
戯曲15作品と上演記録が掲載されています。

唐十郎さんといえば、テント芝居。実はちょっと怖くて行ったことがないのですが、いつかは体験してみないとなあと思っています。

同じ号に、60年代の演劇について論考した本もありました。

オンライン書店ビーケーワン:アングラ演劇論 叛乱する言葉、偽りの肉体、運動する躰

あめあめふれふれ♪~新設件名のお知らせ2012年3月分~

『週刊新刊全点案内』は毎月最初の号の巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名はTRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

3月は7件の件名を新設しました。
その中に「人工降雨」という件名があります。

気象に人工と付くものが出来てしまう時代なんですね。
前回のオリンピック開会式で晴れるように
気象を操作したなんてニュースもありました。
その余波で周辺の国の大気が乱れたとの話もありましたので
なかなか自分のところだけに都合のいい天気にするのは難しいのかもしれません。
でもせっかくの高度な技術、本当に必要なところに生かしてほしいものです。


思い通りの天気になって欲しいことって、特に小さい頃はありませんでしたか。
担任の先生が熱血的なクラスの時は、学校行事の前は
てるてるぼうずを作って教室中に吊るしてありました。
同級生がここを見ていないことを祈りますが、周囲とは反対にアマゴイをしていたこともあります…。
運動会の前日は、自宅でてるてるぼうずを逆さにしていました。
6年間で3回雨。けっこう好成績。
本気で悔しがるクラスメイトを横目に実はホッとしていました、ごめんなさい。

ちなみにアマゴイの本には「雨乞」の件名がついております。

2012年4月 2日

【予告】 データ部ログサーバ移行のお知らせ

TRCデータ部ログ(http://datablog.trc.co.jp/)は、
下記の日程で、サーバ移行作業を行います。

【4月9日(月) 7:00~13:00】
(作業の進行具合により、多少時間が前後する可能性があります)

作業時間中は、閲覧・コメント等、一切のご利用ができません。
ご迷惑をおかけいたします。何卒ご了承ください。

春うらら

こんにちは。新刊目録の望月です。

4月になりましたね。
さきほどデータ部でも新しく加わったメンバーの紹介が行われました。
彼女たちは、これからしばらく新刊目録の部署でMARCの入力を学びます。
長い“MARC作成道”-なんてものがあるかどうかわかりませんが-の第一歩です。
どうぞよろしくお願いいたします。

データ部では、6月に「週刊新刊全点案内」の改訂を控えています。
新年度もよりよいMARCをめざして前進してゆきます。

博物館、図書館、文書館、公民館(MLAK)東日本大震災被災救援情報
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