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2024年2月 アーカイブ

2024年2月29日

雑誌

今日は2月29日。うるう年ですね。
今日までが2月ということで、雑記テーマは「雑誌」です。
私は特定の雑誌を愛読した記憶があまりなく、
思い出深い誌名というのがぱっと浮かびません。
今月の雑記担当メンバーがそれぞれに思い出を語っているのが
羨ましいなと思っていたのですが、
しかしその分(?)この会社でデータ作成用の雑誌たちを初めて見たときに受けた「雑誌ってこんなにたくさんの種類があるのか!!」という衝撃はとても大きく、強く印象に残っています。
雑誌データ作成業務に関わるようになって数年経ちますが
いまでも初めて見る雑誌に遭遇することがあり、新鮮な気持ちになります。
色鮮やかな写真が多いもの、文字がぎっしり詰まったもの...
それぞれ雑誌の向こうに奥深い世界が広がっているのを感じつつ、
これからも引き続き雑誌データを作成してまいります。

2024年2月28日

きょうのデータ部☆(2/28)

2024.02.28データ部ログ写真.jpg

TRC本社1階には小さな中庭が。観葉植物を眺めつつコーヒー片手に外の空気を吸う、そんなお昼休みもよいものです。

2024年2月27日

ファみやげ

2/27は週刊新刊全点案内2346号の発行日です。
掲載件数は1069件でした。

*こんな本がありました*

「ファンシー絵みやげ天国」
山下メロ(著)

ケンエレブックス
(2024.2)

「ファンシー絵みやげ」をご存知でしょうか?
この本によると、「1980年代~1990年代にかけて日本中の観光地で売られていた子ども向け雑貨みやげの総称」。
「ファンシー絵みやげ」という名称は筆者が考案したもの。今も日本全国の観光地の土産店を調査し、現存個体を保護する活動をしているそうです。

ファンシー絵みやげ(ファみやげ)には下記のような特徴があります。
・実用性
・絵の簡略化
・英字や手書き文字

実用性とはつまり置物ではなく、キーホルダーや文具など「実際に使えるもの」であることがファみやげの条件だそう。
本文中には実際のファみやげの写真がふんだんに掲載されています。
どことなく感じる実家感。正直かなり可愛い。欲しくなりました。

これからは旅行先でファみやげを探してみようと思います。
ファみやげの保護活動が活発化すれば、もしかして今後新商品が出ることもあるかも...!?

2024年2月26日

雑誌検索もおすすめです! ~MARCと検索のはなし~

2024年2月の雑記のテーマは「雑誌」でした。
『プレジデント』や『ROADSHOW』、『BE-PAL』など、2月のブログ記事内で取り上げた雑誌たちは、TOOLi機能「雑誌検索」にて検索可能です。
 
さて、そんな雑誌検索のうち
「特集・目次検索」を使う興味深い検索方法をいくつかご紹介します!
 
まずは「最新のトピック」の検索。
直近のニュースや新しいガジェット、最新の学説や日進月歩の研究結果などなど。
実は、図書として刊行されていない情報であっても、雑誌の記事としてであれば扱われているものもあります。
例えば1月20日未明に行われた「SLIM月面着陸」は既にいくつかの雑誌記事があり、ほかにも今年に入ってからの様々なニュースをお調べいただけます。
 
「地域情報」の検索もぜひ!
TRCのデータ部があるのは東京都文京区の茗荷谷エリア。
雑誌検索にてキーワード「茗荷谷」を調べると、地域の飲食店やお散歩情報などの地域密着系の記事がヒット!
図書と雑誌では情報の毛色が異なりますが、どちらも重要な地域情報。
地域の情報をお調べになる際は、図書の地域(情報)検索とあわせて雑誌検索もお試しください。
 
また、「好きな作家」さんのお名前での検索もおすすめです!
作家名で検索をすると、おそらく色々な雑誌記事がヒットすることと思われます。
連載小説・エッセイの最新話や、対談記事、雑誌の読み切り短編など、図書に収められていない話やエピソードを読むことができるのも、雑誌の魅力のひとつ。
ほかにも俳優さん・女優さんのお名前やグループ名での検索でも興味深い記事がヒットすると思うので、是非「推し」がいる方は推し名で検索してみてくださいませ。

2024年2月22日

おしゃれの同級生

2月の雑記のテーマは「雑誌」です。

女性誌には年齢やファッションの嗜好に応じてすみわけがあるものですが、「同じ雑誌読んでるんだ!」ということで仲間意識が湧いたりしませんか。大人になって知り合った方と、たまたま雑誌の話になり、ああ、同じの読んでたのだな、ああいうおしゃれが好きなんだなとわかって、すごくうれしくなったことがあります。

『Vingtaine(ヴァンテーヌ)』というその雑誌は、流行を追わず、モテを狙わず、自分に似合うスタイルを考えるという姿勢でした。1989年バブル末期の創刊でしたけれど、若者までが分不相応なブランド品を買いそろえるような流れに、ちょっと逆らっていたようでした。

そのコーディネートの洗練されていたこと。誌上で紹介されていた「サンドベージュと赤」「チャコールグレーとアッシュグレーとエクリュ」の服の取り合わせ、「淡いグリーンとパープルとブラウン」のチェックなど、いまでも思い出します。ときどきJuriさんの描く『週刊新刊全点案内』の表紙の色合いに『Vingtaine』の色合わせを見出して、うっとり思い出すことがあります。

大手化粧品会社に勤め、個性的な着物の装いが見事なMさんも『Vingtaine』を愛読していたと聞いた時、カッコよすぎで近寄りがたかった彼女との距離が、私のなかで縮まりました。20代だったあの頃、自分に似合う装いを考えて試行錯誤をしていたあの時代、同じ青春を過ごしていたのだなーと、ちょっと同級生気分になったのです。Mさんとおしゃれ心を伝えあったのは、人に会えなかったコロナ禍中でひときわ華やいだ思い出です。

2024年2月21日

きょうのデータ部☆(2/21)

2024.02.21データ部ログ写真.jpg

きのうは最高気温23度と初夏のようでしたが、きょうは一転12度まで下がり、雨模様に。
傘をさした人々が足早に行き交います。

2024年2月20日

島旅へ行こう

今日は「週刊新刊全点案内」2345号の発行日です。
掲載件数は720件でした。

*こんな本がありました*

「絶海の秘境島へGO!」

希の樹出版(2024.2)


私の島への旅の経験といえば、30歳になる前の記念に!と友人と2人で訪れたイースター島。どうしても実際にモアイに会ってみたくて、学生時代には「夢はイースター島に行くことです」と言い続けていました。(それ以外の夢がほんとになかったからなのですが。)いざ行ってみたら、「絶海」という言葉の意味を、身をもって知ることができる場所。周りを海だけに囲まれた小さな島(実際にそこにいればもちろん、普通に大きな広い土地でしたが、地図で散々見ていた島の小ささがどうしても頭に浮かんで...)に感じた恐怖心と孤独感。一方で、そんなところまでついに来たぞ、という達成感も感じていました。

いつかもう一度、そんな秘境と呼ばれる島旅がしたい。心のどこかでそんなことを思っていた私の目に飛び込んできたのがこの一冊。日本、海外の14の島を巡り書かかれたノンフィクション旅エッセイです。トカラ列島、南極、壱岐島、五島列島、パナリ島、キプロス島...どれも行ったことのない島ばかり。

日本にもたくさんある島。次の旅行の計画は、島旅にしようかな。

2024年2月15日

雑誌の思い出

2月の雑記のテーマは「雑誌」です。
世の中にはこんなにも多様な雑誌があるのか、と驚いたのはTRCで雑誌データの作成に携わったことがきっかけでした。作成チームに加わって日が浅い頃、無骨なハンマーの佇まいの美しさについて数ページにわたって紹介していた雑誌(専門雑誌ではなく一般向けだった)をニッチな世界だなとときどき思い出します。
なんでもWebで検索すればある程度の情報が手に入る昨今でも、鮮度と確実性の高い専門的な情報を届けてくれる雑誌は、近場の図書館でも、いつも雑誌コーナーが賑わっていることから需要を感じます。
振り返ると自分自身は雑誌を買う機会はあまりなかったのですが、友達が学校にこっそり持ってきてみんなで眺めた「なかよし」をなつかしく思います。セーラムーンやレイアースが当時人気で、自分も話に加わりたくて買ってみたのですが、マンガよりもたくさん雑誌に付いている付録の方に夢中になりました。
何枚ものシールのセットに、そのシールを自由に挟んでコレクションできる2穴タイプのちいさな手帳、それからレターパッド。
自分でもおなじタイプの手帳を手作りして、クラスメイトとはペンフレンドと称し手紙交換やシール交換をしたりして過ごしていました。子どものおこづかいでは毎月は買えないのでマンガのストーリーはちっともわからず、「なかよし」か「りぼん」か「ちゃお」のなかで目に留まったノートやペンなどの付録があったときに付録だけ収集していました(笑)そういえば父親が買っていたアウトドア雑誌「BE-PAL」に毎号ついてくる鳥や魚のイラストのシールもいつももらっていたなと思い出しました。
今でもつい、大人になると選び放題とばかりにシールをつい買い集めてしまいますが、あの頃に文房具やらこまごました何やらが好きな土台が形成されたのかなと思います。当時のシールセットはいまも実家の机の引き出しのどこかで眠っています。

2024年2月14日

きょうのデータ部☆(2/14)

2024.02.14データ部ログ写真.jpg

TRCのご近所には素敵なショコラトリーが。きょうはバレンタインというだけあって、お昼休みは大変なにぎわいでした。

2024年2月13日

寄り添うメディア

本日は「週刊新刊全点案内」2344号の発行日です。
掲載件数は958件でした。

*こんな本がありました*

2024年は波瀾の幕開けでした。一年で一番のんびり過ごすはずだった元日に襲った大地震。「なぜよりよってこの日に...?」と思った人も多かったことでしょう。被災地の一日も早い復旧をお祈りします。

「大災害とラジオ」

大牟田智佐子(著)
ナカニシヤ出版(2024.1)

今回の地震では、テレビでアナウンサーが「津波が来ます!早く逃げて!」と絶叫していたことが話題になりました。私もリアルタイムで見ていて、その切迫感を肌で感じていましたが、災害時のメディアとしてがぜん存在感を増してくるのは、テレビよりもラジオではないでしょうか。
この本は、災害時におけるラジオが、リスナーとの共感性の高さという点でいかに重要かということを考察しています。
確かに、普段からラジオを良く聴く私ですが、リスナーとの距離感の近さというのは、テレビとはくらべものになりません。不思議なことに、ラジオのパーソナリティーの語りは、自分個人への語りかけのように感じられるのですね。
単に携帯に便利だからというだけでなく、被災者の心に寄り添ってくれるラジオが、これからも長く愛され続けることを願ってやみません。

2024年2月 8日

雑誌

2月の雑記のテーマは「雑誌」です。

昨年「キアヌ・リーヴスが日本のウイスキーのCMに出演」というニュースがありました。
「あれ、これって...」と読み進むと「実は以前にも出演していた」とのこと。

そう、そうなんです。
「マトリックス」にも「スピード」にもまだ出演する前、さほど有名ではなかったころのキアヌ・リーヴスが出演したサントリーのCMが、かつてあったのです。

「ハート・ブルー」という映画ですっかりキアヌ・リーヴスファンになった当時の私は、雑誌に載っていたその広告ページを、それはそれは丁寧に切り取って、自分の部屋の壁に貼っていたのでした。
サイズが大きく紙質もよかったので、ずいぶん長く綺麗なまま、残っていたのをおぼえています。
その広告の載っていた雑誌が『ROADSHOW』でした。

そのころ刊行されていた映画雑誌には、ほかに『SCREEN』というのも。
当時の2大メジャー誌(たぶん)だったこの2誌両方を、同じく洋画好きだった友人と分担して、毎月購入していました。
ちなみに友人が好きだったのはリヴァー・フェニックス。ホアキン・フェニックスのお兄さんです。

どちらかというと私は『ROADSHOW』の方が好きだったのですが、2008年11月で終刊になったようです。ちょっと寂しい。
『SCREEN』は、現在も刊行中です。

2024年2月 7日

きょうのデータ部☆(2/7)

2024.02.07データ部ログ写真.jpg


2階のテラスにて。
昨日までの雪が少しだけ残っています。

2024年2月 6日

睡眠中の

本日は「週刊新刊全点案内」2343号の発行日です。
掲載件数は926件でした。
今月の表紙はこちら。

p20240206.jpg

太陽と木、
外はまだまだ寒いのだけれど
すぐそこまで春が来ているというワクワク感!
そんな2月のイメージです。
(Juri)


*こんな本がありました*
眠っている間に体の中で何が起こっているのか

西多昌規(著)
草思社(2024.2)


快眠法を紹介するガイドは数多くありますが、本書は私たちが寝ている間に体のあらゆる部分が一体どのような状態になっているのかを解剖する一冊です。日本における睡眠研究の第一人者である著者が、睡眠・生体リズムの基礎から、内分泌系、免疫系、消化器系、呼吸器系...と人体の隅々まで睡眠との密接な関係・そのメカニズムを解説します。睡眠不足で受ける理由ありきのダメージには思わずぞっとしました。
学生時代は寝る間も惜しんで映画や読書に夢中になったりしたものですが、社会人になってからは寝不足が一番の敵。ずっと元気でいるためにも、やはり睡眠は大事にしたいものです。

2024年2月 9日

直接参照~典拠のはなし~

「個人名典拠ファイル入門」の第9回です。
今回も個人名典拠ファイルの役割について解説していきます。

前回は「優先名称(統一形)」の決定の仕方でした。


優先名称(統一形)を決めるとき、図書とは別の形の名前が参考資料に出ていて、いくつかの候補の中から選択することがあります。

今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」で主人公のまひろ(紫式部)が、後に仕える「藤原彰子」を例にします。
参考資料を調査した結果「藤原彰子」よりも
「上東門院」で掲載されているものが多かったので、
優先名称(統一形)は「上東門院」と決まりました。

しかし候補に上がったものの、惜しくも選ばれなかった形
「藤原彰子」からも、優先名称(統一形)にたどりつけると便利ですね。
そこで、それらの名前に「こっちを見てね」という
参照機能を持たせるのです。

ID:1100123-0000(優先名称) 上東門院
1100123-4001(異形名称) 藤原/彰子
となります。
(※IDは実例ではありません)

これを直接参照といいます。

「藤原彰子」と検索しても、見出しは「上東門院」ですよ、と道案内をしてくれる。「ひとつの形に決める」と「いろいろな形から検索できる」という二つの目的にかなうシステムになっているのです。

2024年2月 5日

将来にわたって幸福な~新設件名のお知らせ2024年1月分~

明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

1月の新設は1件でした。「こども基本法」です。

令和4年6月成立、令和5年4月施行。
こども家庭庁のHPによると「こども基本法は、日本国憲法および児童の権利に関する条約の精神にのっとり、全てのこどもが、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指し、こども政策を総合的に推進することを目的としています。」というものだそうです。(こども家庭庁HP「こども基本法」概要部分より)

「全てのこどもが、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会」のために、図書館という施設はきっと大きな役割を担うと思います。
自分を守ってくれる法律の存在を知る、人生の指針となる物語と出合う、夢中になれる事柄を見つける...。そんなわかりやすい形でなくても「なんとなくここが好き」と思えることなども「幸福な生活」に繋がる要素かもしれません。
願わくは、図書館の奥深くでそっと働くTRC MARCも、こどもたちの幸福な生活のお役に立てますように。

2024年2月 2日

今日は何の日~意外に奥が深いお麩~

日本には実にさまざまな「○○の日」があります。
今日が何の日なのかを調べ、それに関するいろいろを紹介してしまおうというこの企画(不定期掲載)、久々登場の今回は第31回目です。

いち(1)ご(5)だから1/15が「いちごの日」となるように、語呂合わせで食べ物などの日が制定されることがあるかと思います。
そばの日(そ(十)ば(八))が10/8とか、ちょっとこじつけ気味なものもあったりしますが、いろいろ考えられていて興味深いですね。

本日2月2日は何かあるかな?と調べてみたところ、ひ、ふ、みというヨミから、「ふ(2)」が二つ重なっているので「お麩の日」であると判明。
関東の我が家では、お麩というとお味噌汁に入れるのが定番で、というかそれ以外に食べる機会はあまりなくて、「お麩の日」と言われても...と、その地味さにちょっととまどい。
しかし、広い日本、各地でいろいろな種類のお麩があるのですね。思い起こせば、関西あたりの駅弁で入っていた生麩とか、たしか金沢土産の、かわいらしい手まりの形をしたお麩とかありました。もったいなくて、なかなか使えなかったな。
某朝ドラの舞台となった東北の町で、名物の油麩丼を食べたこともありました。お麩の卵とじどんぶりなのですが、油で揚げたお麩のこくのある味わいにすっかりはまり、油麩一袋とどんぶりのたれをセットで買って帰り、家でも作ってみたのでした。

2024年2月 1日

雑誌のこと

2月の雑記テーマは「雑誌」です。

先日TVをつけっぱなしにしていたら、「世にも奇妙な物語」の1話「トランジスタ技術の圧縮」から目が離せなくなりました。極厚の雑誌「トランジスタ技術」から広告頁を外し、記事をまとめて圧縮する早さを競う架空の競技の話でした。アイロンで糊を溶かす「アイロン派」と雑誌を破く「むしり派」の対決はVAR判定までもつれ込み「むしり派」が勝ったのですが、大切な「読者投稿ページ」を捨ててしまったことが判明し「アイロン派」の逆転勝ちという落ちでした。スチーム吹き出す高速アイロン技に大笑いしましたが、「トランジスタ技術」という濃い雑誌だからこそより面白かったのだと思います。

濃い雑誌で思い出すのは、子どもの頃誰も読まないのになぜか届いていた「プレジデント」。ビジネス誌なのにまるで歴史本のように武将や三国志ばかり載っていて、〇〇の戦いの仔細を経営戦略につなげまくる分析に世の社長は本当にこんなことを考えているのかと首をひねりました。何万円もする料理が載った「使える店」の連載を食いつくように見ていました。
読者投稿ページで印象的なのは、昔の「MOE」の「イラストセミナー」。コロボックル物語で有名な村上勉が選者でしたが、とても厳しい口調の指摘は儚げなイラストとは正反対でした。でもそれに応えて月ごとに画力が上がっていく投稿者たちを毎月どきどきしながら見守りました。ここを卒業した方たちは、今でも何人も活躍されています。
「装苑」も「装苑賞」を見るために毎月図書館で借りていました。山本耀司など世界トップのデザイナーを指名してデザイン画を送り、選ばれると実際に制作するという流れでした。流麗なイラストが立体化するとまるで別の服になったり野暮ったくなったりも多々あったのですが、そんな試行錯誤を認め励まし、素材・成型への的確なアドバイスをおくるトップデザイナーはとても恰好よかったです。プロのものづくりをする人への尊敬が芽生えました。

図書館の花形のような雑誌もあれば、毎週惰性で買い続けるコミック誌、Jリーグおたくだった頃段ボール数箱も集めたサッカー誌、写真の美しさに思わず買ってしまった大判雑誌、好きな作家や映画が載った1ページのために買ってしまった雑誌もあります。「今買わないともう手に入らない」と、思わず財布を開いてしまうのは本より雑誌でした。そしていざ持って帰ると本棚には収まりが悪くさりとて捨てづらく、何かのはずみに手に取れば当時の時間を閉じ込めた記事に夢中になってしまう時間泥棒。

読者と対峙して磨いた強い個性があり、時代をタイムカプセルのように閉じ込めており、失われると簡単には戻ってこない儚さもある、こういうものを文化と呼ぶのではなどと思ったりします。

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