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2012年9月 アーカイブ

2012年9月27日

歴女への道?

こんにちは。新刊目録の望月です。

先日、7月に知った実家の近くにあったというお城まで歩いて行ってきました。

住宅街をてくてく。だんだんと坂道となり、登っていく感じがします。
見下ろすとこんな風景。高台なのがわかるでしょうか。
p20120927-4.jpg

そうして着いた先は学校でした。高台の上が学校の敷地となっていたのです。
なので、お城の跡は残っていないようでした。残念!

看板があったのでパチリ。
p20120927-3.jpg
どうやらここには、縄文時代から集落があったらしく。大昔から住むのに適した場所だったのでしょうか?

城主だった吉良氏の菩提寺も近くにありました。
p20120927-1.jpg
この吉良氏も、あの「忠臣蔵」の吉良氏と全く縁がないわけではないそうで、どういうつながりだったのか気になります。

この地に、どんな建物が建って、どんな人が暮らしていたのか?今まであまり関心のなかった街の歴史を考えながらの歴史散歩でした。

2012年9月26日

今日のデータ部☆(9/26)

このところ東京もだいぶ秋らしい気温になってきました。
今日は晴れて絶好の散歩びより。
昼休みに足のむくまま会社のまわりをふらふらしていたら、いつのまにか占春園に入っていました。
占春園は筑波大学附属小学校の自然観察園で、区民にも公開されています。文京区教育委員会設置の看板によると陸奥守山藩中屋敷の庭園の名残とのこと。
園内のイチョウ、樹齢はどれくらいなのでしょうか。気根もできていて、なかなか立派です。

p2012092601.jpg

葉が色づくのはもう少し先のようですね。


昼休みのひととき爽やかな秋の空気を味わって満足!
...だったのですが、写真を撮っている間に蚊になんと4ケ所もさされていました。
すっかり秋のつもりで油断した!

2012年9月28日

なにを、どこまで ~タイトル関連情報のおはなし~

毎月月末にお届けしている「MARCや検索のはなし」。今回はタイトル関連情報についてのおはなしです。

タイトル関連情報。読んで字のごとく、タイトルに関連して、タイトルを限定したり説明したりする語句を指します。
日々の現場では「サブタイトル」と呼ぶこともあるのですが、厳密には「タイトル関連情報」の中に「サブタイトル」と「タイトル先行事項」とが含まれます。


データチェック時に意外と考え込むことが多いのがこの項目です。
誰が見ても一目瞭然、これがタイトルでこれはタイトル関連情報、という本ならよいのですが、なにしろ本のつくりはいろいろ。マニュアルだけでは判断が難しいことも多々あります。


たとえば、表紙にあれこれにぎやかに文章が躍っているとき、「どこまでをデータとして入力すべきだろう」と本をひっくり返して4情報源を見比べます。
宣伝文的なもの(「情報満載!」とかの類)や、長い文章は基本的に入れませんが...

「営業マンはお客を「見た目」で判断しなさい」 

この本のタイトル関連情報は、というと
    ↓
「一人営業で年商243万円から5258万円にした「三つの人相営業術」 口べたでも、新人でも、第一印象が悪くても大丈夫」

...長い!
でもこの本の場合、標題紙以外の情報源3箇所にこの文章があり、タイトル関連情報として採用しました。


あるいは、本タイトルの前についている「○○」「△△」をタイトル関連情報としたほうがいいのか、本タイトルに含めたほうが適当なのか...というのも悩ましい事柄です。

「10歳までに決まる!頭のいい子の育て方」 
「音楽を作る力が驚くほどアップするエンジニア耳の鍛え方」 

こちらなどは、「頭のいい子の育て方」とか「エンジニア耳の鍛え方」だけではその図書の特徴があらわれていないと考えて、頭から本タイトルにしました。


とはいえ、図書のつくりとかけはなれたデータにはできません。
ですので、
・ 情報源における表示のされ方
・ その本の特徴をよく表現しうるか
・ 同じ全集・シリーズの累積データ(シリーズで統一したデザインになっていたり、そこまでいかなくてもシリーズの癖というようなものがあることは多いです)

大体こんな優先順位で勘案し、時には複数の人の意見を聞きながら、「なにを、どこまでタイトル関連情報にするか」を決めています。


100%の正解はない事柄なので、データが完成したあとも「うーん、あれでよかったかしら」と思い返すこともあり。
TVや新聞広告などでその本をみつけると、ついどうなっているか気になってしまうのでした。

2012年9月24日

定規とメジャー

雑誌:半澤です。

雑誌では、文字のギッチリ詰まった目次から目次情報を採るのも仕事。
目で追うだけでは大変なので、見やすいよう定規を当てながらチェックしています。
入力のときもタイピングで両手を使うので、やはり定規があると便利。
どの行まで打ったか分からなくなるのを防ぎます。

2012092413160000.jpg

紙を痛めないものなら定規でなくてもよく、厚紙で自作する人も。
全く使わない人もいますが、私は使う派です。

定規だから目盛りが付いていますが、大きさを測るときは定規ではなくメジャーを使っています。

2012092413390000.jpg

30cmを越す大きな雑誌もあるので大きさの計測にはメジャーが向いていますが、測り終わってシャキーンと巻き戻すと、いかにも測った~という気がして良いのです。

2012年9月21日

中秋の名月・アームストロングを偲ぶ~分類/件名のおはなし・36~

いつも天文ネタを書いている気がします。私は「仲秋の名月」つまり仲秋=陰暦8月の満月だと思っていました。「中秋」というのは陰暦8月15日のことを言うのだそうです。結果的には同じような気もするのですが。さて今年の「中秋の名月」は9月30日です。ちょうど日曜日ですから天気がよければ「お月見」をしたいものです。

月といえば先月には初めて月面に立った地球人ニール・アームストロングさんが亡くなりました。アポロ11号による月面着陸は1969年のことでしたから既に40年以上前のことになりますが「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」というアームストロング船長の言葉はあまりにも有名です。思えばユーリイ・ガガーリンさんの「地球は青かった」、ワレンチナ・テレシコワさんの「私はカモメ」等、宇宙飛行士の発言はよく残っていますね。

なんと「魂を熱くさせる宇宙飛行士100の言葉」という本がありました。実はこの本の版元、彩図社は「100の言葉」が付く本を9点、出版されています。分類、件名はどうなっているでしょうか。一番多いのは、分類が159.8で件名が「名言」で4点あります。同様に159.84「名言」+「経営者」で2点あります。この分類はNDC新訂9版で新設された「ビジネス・経営に関する金言・格言」です。そして残りの3点は159ではありませんでした。「音楽家100の言葉」は762.8「音楽家」、「甲子園100の言葉」は783.7「高校野球」で、どちらも7類。やはり名言は言った人によって重みが違います。伝記の分類と一緒でNDC 7類の芸術やスポーツ分野の人の発言は、その分野に置いた方がいいようです。そして残ったのが「魂を熱くさせる宇宙飛行士100の言葉」、538.9「宇宙飛行士」でした。彼らの発言だからこその重み、この分類、件名は合っているように思いました。

2012年9月25日

人物で辿る建築の歴史

こんにちは、新刊の辻です。
今回がブログデビューになります。どうぞよろしくお願いします。

本日は「週刊新刊全点案内」1784号の発行日です。
掲載件数は1288件でした。

*こんな本がありました*


「世界の建築家図鑑」(ヴィジュアル歴史人物シリーズ)
ケネス・パウエル(編), 井上 廣美(訳)
原書房(2012.9)

建築は文明の華。
美しい建築物は、老若男女を問わず、見る者の虜をする力を持っています。そのことは、東京スカイツリー
の大人気ぶりからもうかがえますね。
さて、一般向けの建築の本は、有名な建築物の姿を収めた写真集が多いのですが、
今回取り上げるのは、「建築家」をテーマにした本です。
登場するのは古今東西の世界的な建築家40人。
フィレンツェ大聖堂の「建設不可能」なドームを設計したブルネレスキ、オスマン帝国の主任建築家シナンといった建築の世界のパイオニアから、
ル・コルビュジェやルイス・カーンのような近現代の天才たちまで、
その生涯と作品がたっぷりしたスペースで紹介されています。
創った人の「人間」がわかると、建築がより一層親しみをもって感じられますね。
工学的な説明や美学的な説明がわかりやすくなされているのも嬉しいです。
日本人では丹下健三と隅研吾が登場します。
読み終わって、世界の建築を訪ね歩きたくなっちゃいました。
旅行好きな方にも楽しめる1冊だと思います。

2012年9月20日

図書館にまつわる思い出

最寄りの区立図書館は子どもの足では遠かった。
図書館に行くのもちょっとしたお出かけ気分。
1階が児童書、2階には勉強机のコーナーがあって
子どもはめったに足を踏み入れない世界。
もし行くとしたらシー静かになんて言いながら
いとこのお兄さんを探しに行くのでした。
昼時には惣菜パンを売りにくるおじさんがいたりして。
今日は特別と買ってもらったコロッケパン
これまた特別に美味しかった。
そんな懐かしい味についての本がありました。
皆さんの思い出の味は?

昭和、あの日あの味

2012年9月19日

今日のデータ部☆(9/19)

図書館ではおなじみの参考書ラベル。
実はデータ部にも備えてあります。

p2012091901.jpg

データ部で業務用に参考図書を購入したら、すぐにペタリ。
MARC作成用の新刊図書やお預かりした蔵書と、万が一にも混じっては大変ですので!
図書館のきちんとしたラベル装備にくらべて非常にゆるーい感じなのは、まあお見逃しください。

2012年9月18日

鯛とティッシュ

本日は「週刊新刊全点案内」1783号の発行日です。
掲載件数は1252件でした。

*お知らせ*
1783号より、新しいお薦め図書(青星)の表示を始めております。
青星は、公益財団法人図書館振興財団「大学図書館用選書委員会」により推薦された図書に付与しています。
(ストックブックス掲載の図書が対象です)
詳細は1783号に同封しております文書をご覧ください。

公共図書館でも選書のご参考にしていただけたら幸いです。


*こんな本がありました*
データ部メンバーに好評だったこの2冊をご紹介!

「醤油鯛」
何の鯛かと思ったら、お弁当についてる、お醤油が入ったプラスチックケースのアレです。
ソースが入れられた鯛は「醤油」鯛ではない!著者の熱の入った主張に、「醤油鯛」愛を感じます。
全76種を科・属・種の3階層に分類して、図と写真で丁寧に解説...まさしく生物図鑑。すごく凝ってます。
そもそもあの容器に76パターンもあるなんて、恐るべし「醤油鯛」。
最近なかなかお目にかかれないですが、会えると嬉しいですよね。


「はじめてでもできるかんたんティッシュ工作」
定番のお花にはじまり、気球など可愛らしいものばかりかと思いきや、難易度高の昆虫まで幅広く工作しています。
カマキリがリアルすぎて怖い!
ティッシュの可能性は無限大です。

2012年9月14日

昔の名前でも探せます(相互参照)

こんにちは。典拠小松です。

図書館蔵書から典拠に異動いたしました。異動後初のデータ部ログ執筆となります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

典拠とは...なんて言い始めると長くなるので、こちらをご覧いただくこととして、典拠作業を始めて、まず頭を悩ませたのが名前の読み方です。作業には慣れてきたものの、図書を手に取る前には「どうかルビがありますように」と心の中で手を合わせます。どんなに一般的な名前でも「仁」と書いてヒトシかと思いきやヒロシ、「~彦」は~ヒコかな?と推測していたら~ヒロだったなど...、珍しい読み方をする場合があるので油断禁物です。

ルビがあれば一安心と思いきや、ごく稀に「記述が同じ同一人物の読み方が一通りではない」ことがあります。今日ご紹介するのは、まれなケースのひとつ執筆活動のある時期に著者みずから読み方を変更したケースです。

比較文学者、評論家、小説家の小谷野敦氏は、本名は「コヤノ,アツシ」と読みます。当初は本名で執筆をされていました。その典拠ファイルはこちら。

11000129057-0000 小谷野/敦 コヤノ,アツシ

ところが、2008年『里見弴伝──「馬鹿正直」の人生』の情報源は、標題紙・背・表紙が「Koyano Ton」、奥付は「こやの とん」。

この本のあとがきで、小谷野氏は次のように述べています。

ところで最近は、当然ながらパソコン上で、私の名前を記すことが多いが、ローマ字変換をしている私は、実はいつも「こやの・とん」で変換している。その方が簡単だからでもあるが、だから弴伝執筆中は、「ton」と打つと、まず弴、次に敦が出ていたはず。折角だから、以後私は、字はそのまま、「とん」と読んでもらって筆名にしたいと思う
(小谷野敦『里見弴伝──「馬鹿正直」の人生』2008,中央公論新社)

これまでTRCでは、ある一人の人が、同じ漢字形で読み方が二つ以上ある場合、どちらか1つを統一形の読みとして採用し、採用しなかった読みは参照形を作成し典拠ファイルを通してどちらの読みでも検索可能にする、という方法を取ってきましたが、ご本人が著書の後書きで今後「トン」を筆名としたいと表明されていることから、「相互参照」とするのが適当であろうと判断し、私たちは小谷野氏の2つめの典拠ファイルを作成しました。

11000129057-0000 小谷野/敦 コヤノ,アツシ
11000542546-0000 小谷野/敦 コヤノ,トン

漢字の部分だけを見ると全く同じなので「なんで2つあるの?」と思いますが、典拠ファイルは「漢字形+カナ形」で1セットとしているので、読み方が違う場合は別の典拠ファイルを作成するのです。

しかし、このままではMARCの上では赤の他人になってしまうので、「アツシ」のファイルには「トン」の典拠IDを、「トン」のファイルには「アツシ」の典拠IDをそれぞれ付与します。そうすることで、どちらかのファイルに行き当たったときも、もう一方のファイルを参照することができるようになります。

このケースの場合は「コヤノ,トン」で本を探した場合でも「コヤノ,アツシ」の名義で書かれた本を探し当てることができ、また「コヤノ,アツシ」で探し始めても「コヤノ,トン」をペンネームとして使い始めてから書かれた著作を検索することができるわけです。

このような典拠ファイルのつくりを「相互参照」といいます。
(詳しい説明は"34年も経ってわかることもあります"をご覧ください。)

ちなみに、小谷野氏の読み方の変更のもとになった里見弴の名前の由来は、「電話帳をペラペラとめくり指でトンと突いた所が里見姓であった」という、今風にいえばユルーいものだとか。里見弴は、本名山内英夫、養子に行ったため姓は違いますが、小説家の有島武郎、画家の有島生馬の弟にあたります。


2012年9月13日

4千万歩

4千万歩は、どのくらいの距離だと思いますか?
日本の海岸線を「2歩で一間」の歩幅で
4千万歩あるき尽くすとざっと3万5千キロ。
約1.8メートルを2歩で、ずっと歩き続けるなんて、
足の短い私にはとても無理。
いや3万5千キロなんて、考えただけでも気が遠くなります。
実測による、日本地図を完成した伊能忠敬は、
足の長い人だったか定かではありませんが、それにしてもすごい。
井上ひさし著「4千万歩の男」は
そんな実直で几帳面な伊能忠敬の伝記。
思い出の本として、今回ご紹介します。

読むきっかけとなった場所が思い出せないのですが、
都内を散策中、伊能忠敬についての文章を目にし、
「ああ~すごい人だなあ」と思ったくらいでしたが、
偶然自宅の本棚に「4千万歩の男」文庫全5巻を見つけました。
時代小説はあまり得意でないので「全5巻か...」と躊躇しつつも
読み始めたところ、ハマってしまいました。 

続きを読む "4千万歩" »

2012年9月12日

今月のかるがも

月例になりつつある、かるがも記事です。
7月の記事8月の記事


「もうすっかり大きくなったけど、動きは若者!ぴちぴち!」
との話を聞き、
「あまり激しく動き回られたら、まともな写真がとれないかも」
と一抹の不安を抱きつつ、教育の森公園にいってきました。

いました!

p2012091201.jpg

・・・ぴくりとも動かず。


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まだまだ暑いですものね。木陰でのんびりしてたいですよね。

2012年9月11日

ポップアップは3D絵本

本日は「週刊新刊全点案内」1782号の発行日です。
掲載件数は1250件でした。

*こんな本がありました*

雪の結晶 とびだすポップアップ絵本

ジェニファー・プレストン・シュシュコフ(文),エフゲニア・イエリヤツカヤ(絵&しかけ),柴田里芽(訳)
グラフィック社(2012.9)

出版業界は常に季節を先取り。
編物の本やクリスマス絵本などは、まさに今の時期が旬です。
そんな中でもひときわ目を引いたのが、このポップアップ絵本。
非常に凝ったつくりで、雪の結晶のポップアップがなんとも言えず美しいのです。

この仕事を始めてから知ったのですが、ポップアップ絵本は思ったよりも対象年齢が高めです。
0~2歳児向けのポップアップ絵本はほとんどありません。
たいていは3歳児以上が対象です。
理由はいろいろあると思うのですが、やっぱり一番大きいのは「ケガをしやすい」ということでしょうか。
紙で手を切ったり、飛び出ている部分が目に刺さったり、という事故を想定して、ある程度そういった状況を回避できる年齢から、ということにしているのだと思います。

しかしこの「雪の結晶」は、そういうネガティブな理由ではなく、「美しいものを愛でる」という意味で、もっと高い年齢層に読んでほしい一冊です。
あんまり小さな子に持たせて、しかけを「ぐしゃっ」とやられると相当ショックですしね...。
ポップアップだけでなく、雪の写真家、ベントレーの物語も楽しめます。

それにしても、最近のポップアップの完成度の高さはちょっとビックリです。
映画では3Dが当たり前になりつつありますが、ポップアップはまさに絵本の3D。
こういうポップアップのしくみを考える人の頭の中はどうなっているのやら...。

2012年9月10日

企画洋書と夏の思い出

こんにちは。AS・野村です。

企画洋書ですが、今回は"私の思い出の一冊"という
わけではないのですが、我が家の夏の出来事とあわせて紹介したいと思います。

Visual encyclopedia of dinosaurs

この本のチェックをしたとき、子ども(5歳の男の子)とのお風呂での会話を思い出してしまいました。

「パパがうまれるずーっとずーっと前って、"きょうりゅう"と"かいじゅう"がいたんだよね。で、"きょうりゅう"は人間とたたかって骨になって、"かいじゅう"はウルトラマンとたたかっていなくなったんだよね」


Insects

この本の表紙にはありませんが、標題紙(T.p.)にはカブトムシの写真があります。

我が家には今年、カブトムシのオスが1匹いるのですが、先日、土を入れ替えていたところ、カブトムシが子どもの手の方に...

と、突然、「いたいよ、いたいよ、ぼくのうでは"き"じゃないよ~」と大声。

なんと、カブトムシは子どもの腕にしっかとしがみついて(?)いて、腕からなかなか引き離せない状態でした。

自然の木が恋しくなったのでしょうか。

120910カブトムシ.jpg

なお、この写真は標題紙(T.p.)の写真ではなく、我が家のカブトムシです。

2012年9月 7日

そうじの途中に


こんにちは。分類・件名の青野です。

先日、部屋の掃除をしていて見つけたものがあります。

それは、表紙に"ご卒業おめでとうございます"と書いてある冊子。
高校卒業の時に、図書館の司書の方が作ってくださった読書記録でした。

この作家さんの本よく読んでいたな、この時期マンガばっかり借りている...と見返していると、


もったいないばあさん」(講談社の創作絵本)

真珠 まりこ(作・絵)
講談社(2004.10)


思い出の本に会いました。
男の子がもったいないことをしていると、どこからともなくおばあさんがやってくる様子が今でも印象的です。


ミカンの皮をお風呂に入れてミカン風呂にしたり、短くなった鉛筆をまとめて虹色鉛筆にしたり、もったいないばあさんの暮らしかたは楽しみながら物を大事にしていて、見習いたいと思った覚えがあります。
と同時に、貸し出しカウンターで並んでいるときになぜだかちょっとだけ気恥ずかしかったことも思い出しました。


さてさてなつかしいものを見つけ、掃除の後に捨てようとしていたものをまとめていたところ、どこからかあのおばあさんが現れそうな予感が!
あわててまだ使えそうなものの再利用を考えたり、家族に使ってもらう(押し付ける?)ことにしました。


自分がどんな本を読んでいたか思い出せるこの読書記録、これからも大事にしなくてはもったいなーい!ですね。
作ってくださった方に改めて感謝です。

2012年9月 6日

ブックガイドを探す

~~ MARCで探そうQ&A 第16回 ~~

まだまだ残暑がつづいていますが、すこしずつ秋の気配が感じられるようになってきました。秋といえば、やっぱり読書の秋。おもしろい出会いを求めて、まずはブックガイドを読んでみるのもいいかもしれません。


Q.ブックガイドを探す方法はありますか?

A.分類や資料形式を使って探せます。


一般的なブックガイドなら、分類「019」(読書.読書法)で探すことができます。
それ以外の特定のテーマのブックガイドはテーマごとの分類になるので、まとめて探すのはちょっと大変。
そんなときに便利なのが、TRC MARC/Tタイプの資料形式という項目です。資料形式は、分類・件名だけでは表現できない本の内容を表すための項目で、このなかの「B01」(ブックガイド・書評集)というコードを使って検索すると、分類019に限らず色々な分野のブックガイドをさがすことができます。
資料形式「B01」で検索してみると、こんな本が見つかりました。

「100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著」
「写真集」
「装丁山昧」...ブックデザインの本ですがガイドとしても。


関心のある分野に絞って探したいのなら、資料形式と分類を掛け合わせて検索するとよいでしょう。細かい分類までわからなくても、分類の1桁~2桁目を指定すればかなり絞り込むことができます。

たとえば音楽に関するブックガイドを探したいときは、資料形式「B01」と分類「76」を前方一致で掛け合わせて検索します。
(760~768.9が音楽の分類)
見つかったのはこんな本。

「音盤時代の音楽の本の本」
「THE BEATLES BOOKバイブル」

自然科学分野なら、ざっくり分類「4」を前方一致で検索すると...

「科学の栞」
「この数学書がおもしろい」

いかがでしょう。お好みのガイドは見つかりそうでしょうか?

2012年9月 5日

今日のデータ部☆(9/5)

データ部にIC棚が増設されました。
p20120905.jpg
MARC作成作業中の新刊図書を置く棚がIC棚に変身。
今日は本稼働にむけてテストの真っ最中です。
...つまり現時点ではただの仕切りつき棚なんですが。
でもこのIC棚が動き出せば、
「目録作成の班でチェック待ちみたいだけど、先に内容紹介をいれたいので本をまわしてください。え、この棚かあそこの棚にあるはずだから探してください?(うわー大量にある...時間がかかって大変...。)」
なんて状況が
「あの本はB-1-3の棚にあるみたい。はい、これですね。」
といった感じに大幅に改善されるはず。
期待しています!

2012年9月 4日

悩める大学生~新設件名のお知らせ2012年8月分~

本日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

8月は9件の件名を新設しました。
その中に「学生相談」という件名があります。

普段はカウンセリングとは無縁の人生を送っているのですが、大学時代に一度だけ「学生相談室」なるところへ行ったことがありました。
自分のためではなく、友人の付き合いでしたが。
悩みを抱えた学生の相談に乗ってくれるところ...という漠然とした情報しか持っていなかったので、「なぜそんなところに??」と不思議で仕方なかったのですが...。
どうも、友人が趣味でやっているサークルの人間関係で悩みを抱えているということで、「一人で行くのは不安だから」と、友人3人連れでぞろぞろと訪れたことを覚えています。

結論から言うと、担当者が不在だったので、そのまま引き返して来たのでした。
今考えると、カウンセラーが常駐しなくてはいけないほど、相談しにくる学生もいなかったのでしょう。
当時に比べると、「学生相談」の需要はかなり高まっているのではないかと思うのですが、果たしてどうなんでしょうか。
「大学にさえ入れば、楽しいキャンパスライフが待っている」という時代からは、隔世の感がありますね...。

インパクトのある手紙

本日は「週刊新刊全点案内」1781号の発行日です。
掲載件数は 1397件でした。

9月の表紙はこちら。おいしそうですね、食欲の秋の予感が...。

p20120904.jpg

今年の夏休みは幼稚園から大学時代のそれぞれの友人達と会う機会に恵まれました。
昔話に花が咲くと、何年も会っていない気がしないのが不思議でした。
都合がつかず予定していた全員と会えなかったのは残念でしたが
不参加だった友人の中には近況報告を兼ねて手紙をくれた人もいました。
最近はメールでお互い済ませがちだったので、改めて手紙を受け取ると嬉しいものです。
返事も手紙でしないと。


*こんな本がありました

ニューポスタルスタイル50 手紙のつくりかた

LABORATORIAN(著)
マガジンランド(2012.8)

ずばり、手紙のつくりかた、の本です。
形の変わったカード型もありましたが
長文も書ける冊子型だったり、ギフトボックスのような手紙などもあります。
手紙を書く前にちょっとした工作ができて楽しそうです。

気になったのが写真の手紙が全て欧文だったこと。
確かにラッピングで英字新聞を使うことはありますが
日本語の新聞を使うことは少ない?ような。
その感覚に近いでしょうか。
西洋文化への憧れの名残なのかは分かりませんが不思議です。

本のイメージどおりにするには英語で手紙を書くべきですかね...
いや、先方がかなり驚いてくれるとは思いますが
英作文が工作以上に時間がかかりそうなので止めておきます。

2012年9月 3日

夏休みの長い読書

一昨日から9月に入りとうとう季節は秋ですが、暑さが続きますね。
今日から多くの小中学校は新学期が始まったのではないでしょうか?
長かった夏休みが終わってしまうのはさびしいものです。

さて、今日は私の思い出の一冊ということで、私の夏休みに関係する思い出から一冊紹介したいと思います。


「はてしない物語」
ミヒャエル・エンデ (作), 上田 真而子 (訳), 佐藤 真理子 (訳)
岩波書店(1982.6)


映画にもなっていますから読んだことなくても映画は見たことがある、
あるいは、映画も見たことないけれど、音楽を聴いたらピンと来る方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この本にまつわる思い出とは、小学5年生の夏休みに一週間かけて読破したこと。
遊びに行くのもテレビを見るのも忘れて、食事と睡眠の時間以外、一日中畳の上でゴロゴロしながら夢中になって読み通したのは私の読書経験の中でもとてもいい思い出です。

本の文量が多かったこともありますが、文字通り物語のはてしなさ、
スケールの大きさに読み終わったあとは達成感と感動でしばらく興奮して眠れませんでした。
夏休みの宿題の読書感想文を書くために読み始めたのですが、この壮大な物語を作文用紙数枚にまとめて感想を書くのは至難の業でした。


また「はてしない物語」の装丁にも子どもながらに魅了されました。
文庫版も出ていますが、私は断然ハードカバーの方がおすすめです。
「はてしない物語」のカバーをめくってみると、本体が赤い布貼りでとっても高級そうでそれだけでワクワクしました。
しかも物語を読んでいくと、さらにこの装丁が素晴らしく思えるしかけがあるのです。
(リンク先のhontoにも、「初見はハードカバー!」というおすすめコメントが!)


今もおもしろい本に出会うとうっかり徹夜して読んでしまうということはありますが、一週間も続けて夢中になって読んだ本は後にも先にもこの本だけ。
ただ、残念ながら「一週間かけて読んだ」「読むのが大変だった」という印象が強すぎてあれ以来一度も読み返していないのです。
今は当時よりはるかに文章を早く読めるようになったはずなので、時間があるときに挑戦したいと思います。

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