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なにを、どこまで ~タイトル関連情報のおはなし~

毎月月末にお届けしている「MARCや検索のはなし」。今回はタイトル関連情報についてのおはなしです。

タイトル関連情報。読んで字のごとく、タイトルに関連して、タイトルを限定したり説明したりする語句を指します。
日々の現場では「サブタイトル」と呼ぶこともあるのですが、厳密には「タイトル関連情報」の中に「サブタイトル」と「タイトル先行事項」とが含まれます。


データチェック時に意外と考え込むことが多いのがこの項目です。
誰が見ても一目瞭然、これがタイトルでこれはタイトル関連情報、という本ならよいのですが、なにしろ本のつくりはいろいろ。マニュアルだけでは判断が難しいことも多々あります。


たとえば、表紙にあれこれにぎやかに文章が躍っているとき、「どこまでをデータとして入力すべきだろう」と本をひっくり返して4情報源を見比べます。
宣伝文的なもの(「情報満載!」とかの類)や、長い文章は基本的に入れませんが...

「営業マンはお客を「見た目」で判断しなさい」 

この本のタイトル関連情報は、というと
    ↓
「一人営業で年商243万円から5258万円にした「三つの人相営業術」 口べたでも、新人でも、第一印象が悪くても大丈夫」

...長い!
でもこの本の場合、標題紙以外の情報源3箇所にこの文章があり、タイトル関連情報として採用しました。


あるいは、本タイトルの前についている「○○」「△△」をタイトル関連情報としたほうがいいのか、本タイトルに含めたほうが適当なのか...というのも悩ましい事柄です。

「10歳までに決まる!頭のいい子の育て方」 
「音楽を作る力が驚くほどアップするエンジニア耳の鍛え方」 

こちらなどは、「頭のいい子の育て方」とか「エンジニア耳の鍛え方」だけではその図書の特徴があらわれていないと考えて、頭から本タイトルにしました。


とはいえ、図書のつくりとかけはなれたデータにはできません。
ですので、
・ 情報源における表示のされ方
・ その本の特徴をよく表現しうるか
・ 同じ全集・シリーズの累積データ(シリーズで統一したデザインになっていたり、そこまでいかなくてもシリーズの癖というようなものがあることは多いです)

大体こんな優先順位で勘案し、時には複数の人の意見を聞きながら、「なにを、どこまでタイトル関連情報にするか」を決めています。


100%の正解はない事柄なので、データが完成したあとも「うーん、あれでよかったかしら」と思い返すこともあり。
TVや新聞広告などでその本をみつけると、ついどうなっているか気になってしまうのでした。

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