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2019年10月 アーカイブ

2019年10月31日

だから帰りは荷物がいっぱい

こんにちは。典拠望月です。
データ部ログ10月の雑記テーマは「お土産」です。

以前書いたかもしれませんが、わたしの趣味にラグビー観戦があります。社会人リーグのトップリーグを観戦するようになってから、全国各地での試合のために出かけるようになりました。西の聖地・花園ラグビー場や東の聖地・熊谷ラグビー場、今回のワールドカップの会場では、神戸、福岡、静岡などは訪れたことがあります。(生観戦はしなかったのでテレビで見てなつかしかったです)
各地での試合は、ラグビーが盛んな地域だけではなく「この県でははじめて開催します」とうたって、昔ながらの陸上競技場で地味に開催されることもあったりします。たぶん普及目的だろうなと思うのですが、そういう場所では盛り上がりも少ないので、正直さみしい雰囲気は否めません。
が、今回のように日本中でラグビー熱が盛り上がっているならば、地元近くの開催はありがたいことなんじゃないかなあとふと思いました。

さて、お土産の話です。
観戦が目的なので、遠出してもあまりその地の名物を食べる機会が得られなかったりします。そこで、自分用のお土産としていろいろ買って帰ることが多いです。神戸ではくぎ煮やたこの煮たの、福岡では明太子に高菜漬け、静岡は...何買ったかな?
以前、アンテナショップで地域の調味料を買ってることを書いたりしましたが、当然遠出先でも買うことがあります。味噌が切れそうだからって、長崎から麦みそ1kgを背負って帰ったとか。もはや買い出し?
そういえば、いちど博多の帰りの空港で保安検査に引っかかったことがありました。
「ペットボトルがありますね」「え?あ、これ醤油です...」
九州の甘い醤油が欲しくなって、持って帰るのにカバンの中に入れっぱなしだったペットボトル入りの醤油を差し出したときは、さすがにちょっと恥ずかしかったです。

2019年10月30日

きょうのデータ部☆(10/30)

おひるやすみの人気スポットは地下の喫煙所ですが、私のいちおしはデータ部の特権(?)テラス。

今日は久しぶりの綺麗な空で、秋の日差しが心地いい一日でした。


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データ部のテラスからのぞいてみた喫煙所。


20191030-777.jpg

喫煙所から見上げた空、それからデータ部テラス(はしっこ)。

2019年10月28日

第21回図書館総合展

2019年11月12日(火)~14日(木)、パシフィコ横浜にて「第21回図書館総合展」が開催されます。

IMG_6849.JPG
(写真は昨年の様子です)

TRCもブースを出展いたします。ご来場の際は是非お立ち寄り下さいませ。
また、様々なフォーラムもご用意しております。TRC主催・共催のフォーラムはこちらへ。

2019年10月29日

宇宙

本日は「週刊新刊全点案内」2133号の発行日です。
掲載件数は979件でした。


*こんな本がありました*


宇宙の地政学  科学者・軍事・武器ビジネス  上下

ニール・ドグラース・タイソン(著)
原書房(2019.10)


戦争において科学・化学が重要な役割を果たすであろうことは、容易に想像できます。

では、天体物理学は?

天体物理学者であり「アメリカ航空宇宙産業の将来に関する委員会」に参加したこともある著者が、戦争と天体物理学との関係を、古代の天測航法から現代のスパイ衛星までを通して探っていきます。

武装化・軍構想が進む宇宙空間での21世紀の覇権争いについても考察します。

2019年10月24日

記憶に残る香り

10月の雑記のテーマは「お土産」です。

せっかく行ったのだから、お土産はやはり現地の名産品を!
と思いますが、困るのはそれがナマモノの時。
モンゴルでは羊、エジプトではハト、フィンランドではトナカイ
ガイドさんはおススメですっと言っては下さるものの、
どうやって食べたらよいのかわからないし...
そしてこの類は機内持ち込みできないことが多いです。
今のところスーツケースが行方不明になったことはないのですが
ワインが割れて服が真っ赤とか、チーズを入れておいたら1ヶ月後に戻ってきて緑の塊になっていたとか噂は色々聴くので、お土産は機内持ち込みと決めております。
そうなるとやっぱり臭わない&コンパクト。
会社用はチョコレート、自分用は紅茶が定番になりつつあります。


頂きもので忘れられないお土産があります。
それは「ドリアンキャンディー」

キャンディーの小袋を開けた場所が
徐々に香り→臭いになり
本物のドリアンを食べたことがないのに
「え?これ本物じゃないよね!」と昼休みのデータ部が珍しく大騒ぎ。
外から戻ってきた上司に
「窓開けて!」
と言われるくらい充満していたようです。
未知のドリアンの匂いの印象が強すぎて、味を全然覚えていません。
果物の王様の飴ですから、たぶん美味しかったと思うのですが。
そしてあの匂いは本物のドリアンとイコールだったのかも謎のままです。
20年近く前のことですが今でも思い出せるとは
すごいキャンディー。

これを上回るお土産をしばらくは探していたのですが、
なかなか見つかりません。
お土産が面白そうなところを候補に旅行先を探すのも楽しそうです。

2019年10月23日

きょうのデータ部☆(10/23)

本社正面玄関。
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ここにはアロマディフューザー「Air Aroma」が設置されており、心地よい香りがふんわりと辺り一帯を包んでいます。
いい香り、いい気持ち。
ここを通るとついニコニコしてしまう、社内でのお気に入りスポットのひとつです。

2019年10月25日

司馬遼太郎の小説を読みたい! ~MARCや検索のはなし~

10月になってすっかり冷え込むようになりましたね。
特に今朝の東京は強い雨風に見舞われ、外を少し歩いただけで寒いほど!
みなさま、体調にはお気を付けてお過ごしください。

データ部新刊班、入社2年目の多良です。
今回は、「○○さんの小説を読みたい!」をテーマにお話しさせていただきます。


「○○(人名)の小説」という言い方だと、
「○○についての・○○が主人公の小説」の意味にも、
「○○が書いた・○○が著者の小説」の意味にも取れますね。

ただ、「村上春樹の小説」は村上春樹さん著の小説を指すのが一般的ですし、
「坂本龍馬の小説」だと坂本龍馬が主人公の小説という感じがします。

言葉のおもしろいところです。


では、「司馬遼太郎の小説」を探すにはどうすればいいでしょう?

TOOLiでは司馬遼太郎が書いた小説も、司馬遼太郎についての小説も、どちらも別々に探すことができます。

1.司馬遼太郎が書いた小説を検索する場合
図書検索画面にて、著者名に「司馬遼太郎」、分類記号に「913.6」を入力して検索します。
(分類の代わりに、コード化情報―ジャンルに「文学>小説」を入力しても探せます)

2.司馬遼太郎についての小説を検索する場合
図書検索画面にて、件名に「司馬遼太郎-小説」を入力して検索します。


2の方法を使うと、様々な人物が主人公の小説を探すことができます。
坂本龍馬はもちろん、今年の大河ドラマの主人公・金栗四三が描かれた小説なども!
ぜひご活用ください。

2019年10月18日

あるスポーツ~分類・件名のおはなし・97~

カバディというスポーツをご存じでしょうか?詳しいルールは知らずとも、競技中に『カバディ』という単語を言い続けなければならないことを含め、この名前だけは聞いたことのある人は多いと思います。
カバディは、南アジア諸国で古くから行われているスポーツで、格闘技が起源と言われています。大まかなルールとしては、コートで7人対7人の攻撃・守備チームに分かれ、攻撃側から1人を選び、守備側7人で守るというもの。その時、攻撃側の一人が『カバディ』と言い続けながら守備側にタッチし、捕まらずに自軍に戻れば得点だそうです。ドッジボールと鬼ごっこを合わせたようなスポーツと言われていますが、個人的にはラグビーに近い印象を持ちました。相手選手を捕まえる様子がタックルに似ているせいかもしれません。

カバディ ルールと戦術」

E.P.ラオ (著) 金子 茂 (訳)
玉川大学出版部(2000.9)

分類は「788 相撲.拳闘.競馬」に収められています。
件名はしっかりと「カバディ」が付与されています。

検索してみたところ、実際に件名が付与されている資料は3件と、まだまだ少ないようです。

カバディ自体、NDCでは分類項目名として表記されていませんが、「788」の注記に「*カバディは,ここに収める」とあります。このように、NDCでは項目名が表示されていないものでも、その分類項目に含まれることを注記で表しているものがあります。

(例:球技)
「783.1 バスケットボール *ネットボール,ポートボールは,ここに収める」
「783.2 バレーボール *インディアカ,セパタクローは,ここに収める」
「783.46 アメリカンフットボール *タッチフットボールは,ここに収める」
「783.5 テニス *ファイブス,ぺロタ,ポームは,ここに収める」

ぺロタなる競技は聞いたことがありませんでしたが、この注記からテニスに近い競技だということが分かりました。勉強不足でまだまだ知らない競技がありましたが、注記を見ればしっかり分類することができるようです。

2019年10月21日

まだ見ぬ世界

明日は「週刊新刊全点案内」2132号の発行日です。
掲載件数は916件でした。


*こんな本がありました*

世界の少数民族
(NATIONAL GEOGRAPHIC)

イアゴ・コラッツァ(著)グレタ・ローパ(著)
竹花秀春(訳)金丸良子(日本語版監修)
日経ナショナルジオグラフィック社 日経BPマーケティング(2019.10)


インパクトある表紙に思わず手を止めたこちらの本。
タイトルの通り、世界各地の少数民族を扱ったものです。
中を開くと、鮮やかな写真が各ページを彩っています。


様々な民族の衣装や化粧、住居など。
写真におさめられた姿はどれも色美しく、
そこにはどのような意味が込められているのだろうかと
時を忘れてまだ見ぬ人々、まだ見ぬ文化へ
思いを馳せてしまいそう。


写真の魅力に加えて、もう1点。
帯を含め、この本の何か所かに気になる文章がありました。
そこにあったのは「世界の均質化」や「貴重」といった表現です。


日々均質化している世界のなかで
独自性の強い文化には消滅の恐れがあるのでしょう。
文化を持つ民族が小規模であるということもあり、
この姿をいつまで見ることができるのかはわかりません。
そういった思いで再度この本を見ると、
美しく興味深い写真、というだけでなく
価値ある記録という側面もまた見えてくるようです。


印象に残る1冊でした。

2019年10月16日

きょうのデータ部☆(10/16)

会社には色々なものたちが潜んでいます。
今週は、静かなるサファリパークからの1枚を。

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トリとトリ、そしてワニ

2019年10月17日

自分のための

10月の雑記のテーマは「お土産」です。

最近、旅行することが、めっきり少なくなってしまった私。
でも音楽系イベントやライブ等にはそこそこ出かけてます。
今日はイベントやライブで、ついつい買ってしまう「souvenir」的なグッズ、「自分のためのお土産」について書いてみようかと思います。

昔よく買っていたのは、パンフレット。
ですが、パンフレットって重いし大きいし、収納する場所に困る。
それに、どうしても本の形態をしているものは処分できない性格なので、ある時期からパンフレットを買うのをやめました。
買いたくなる衝動にかられる時は「私はビジュアルではなくて、サウンドが好きでファンになったんだから」と自分に言い聞かせる。
...かなり辛い言い訳ですが、こうやってこらえる。

代わりに「その場では応援グッズ」そして「いずれ、そのうち消耗品になるもの」をメインに買うようになりました。

例えばタオルとか。
ハンドタオル、バスタオル、マフラータオル、etc...。
同じアーティストでもツアー毎に買うかな。
ライブツアー名、開催場所、開催日時がデザイン化されているので、つい買ってしまいます。
この野外ライブの時は雨が降ってきて、タオルを頭から被って盛り上がったよねー、とかの思い出も込み込みで。
家に持ち帰ったら、オシャレ着洗いの洗剤でふんわりと洗って、しばらく思い出に浸ってから、普通にタオルとして使います。

Tシャツとかも。
同じライブでTシャツが何種類か販売されている場合は、かなり真剣に悩みます。
悩みに悩んだ後、購入したらすぐ、ライブが始まる前にそのTシャツに着替えます。
大きな会場だと簡易更衣室を設置してくれるところもありますし。
すごく張り切っているように思われるかもしれませんが、その理由は単純。
アンコールでアーティストがTシャツに着替えて登場してくれることがあり、それが同じ柄のTシャツだと、めっちゃ幸せな気持ちになれるから。
そしてタオルと同様、しばらく思い出に浸ってから、ちょっとそこまでに着ていったり、部屋着として使います。

それから、手首に巻くもの。
シュシュ。ラバーストラップ。リボンバンドなどなど。
ライブで手首に巻く。腕をめいいっぱい伸ばして、たくさん拍手して。
翌日、腕が筋肉痛になるのは必須。その痛みも込み込みで。
消耗品にはならないのですが、かさばらないので、これが案外最後まで残る「自分のためのお土産」なのかも。

ついつい買いすぎてしまうので、グッズ購入予算はチケット代を超えないこと、と決めています。
しかし、このルールに落とし穴があることが判明。
8月のライブでは昼公演、夜公演で1日に2回公演があり、合計のチケット代を考えても、いくら何でも買いすぎ、と反省しました。
でも、いいよね、自分のためのお土産だもの、って、無理やり正当化しているんですけどね。

2019年10月15日

自分の図書館

今日は「週刊新刊全点案内」2131号の発行日です。
掲載件数は1334件でした。


*こんな本がありました*


彼岸の図書館 ぼくたちの「移住」のかたち

青木真兵・青木海青子(著)
夕書房(2019.10)


子どもの頃、自分で図書館をやりたいと思っていました。図書館に勤める、のではなくて、自分の集めた自分の好きな本に囲まれて、それは自分の所有する本ではあるけれど、興味を持ってくれた人に貸し出して読んでもらう。そんな仕事がいいな、なんて思ったことを記憶しています。
でも。
自分で気づいたのだか、周囲の誰かに言われたのかわかりませんが、これでは収入が得られない=仕事として成立しない!ということで早々に夢は砕け散ったのです。本当に幼いときの儚い夢でした。

ところが、この本。
実現してしまっている大人がいた!と思いました。地方に移住して、自宅を私設図書館として開いた...。まず気になったのは、でもそれで稼げてはいないよね?!ということ。そして、自宅を図書館って、自分の家に見知らぬ人が来ていいの?!ということ。
そこらへんの事情も含め、移住を決めてから「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」を開いて運営するという「実験」の一部始終が、対談とエッセイで綴られています。興味深すぎる...。自分がやれなかったことの追体験として、ゆっくり読んでみたいと思います。

2019年10月10日

ヒエログリフ名入りTシャツ

10月の雑記のテーマは「お土産」です。

 八ツ橋、うなぎパイ、赤福、雷おこし、笹だんご、白い恋人、こっこ...。ご当地もののおいしいお土産を買うのももらうのも大好きです。

 そんな私が幼いころ自分へのお土産として大好きだったのは名入グッズたち。
 自分の名前が書いてある、行った場所とは関係なさそうなキャラクターのキーホルダーやハンコ、ハンカチ等をとても欲しがる子供でした。名前がだいたいどこにでもあるもので、家族旅行で姉弟と選んでも、修学旅行で友人と選んでも、必ず自分の名前が見つかる優越感があったのかもしれないと今となっては思います。
 思春期に差し掛かるころ、おそらく子供時代最後の家族旅行の際に、なぜか親が奮発して名前を彫ってくれるブローチを3人の子供に買ってくれました。
 その思い出が強いのか、私が社会人になってから、両親が人生幾度目かで行った海外旅行でエジプトに行った際のお土産が、ヒエログリフで名前を刺繍してあるTシャツでした。
 とても楽しそうな旅のお土産話とと共に「こういうの好きだったよね」ともらった時...何年経ったと?いつ着ろと??となりましたが、結局部屋着にすることにしました。時々コンビニまでそのまま行った先でご近所さんに会っても名入だとはまず気づかれませんが、いい年をして名入服ってとちょっと恥ずかしさあり。
 
 お土産選びは楽しいけれど難しい。やはりおいしいものがいちばんだなと思います。


2019年10月11日

根拠があります~典拠のはなし~

「令和」ブームで、メジャー感が出てきた「典拠」や「出典」。
TRC典拠ファイルにも「出典」という項目があります。
その典拠ファイルの重要な部分について
何を根拠に作成したのかを示すもので、数種類あります。


例えば、ノーベル化学賞が授与されると発表された吉野彰さん。
TOOLiで典拠ファイルを開くと


漢字形         吉野/彰
カタカナ形       ヨシノ,アキラ
出典(カタカナ形)   標・奥・背・表・標裏・クレジット


とあります。
吉野さんの典拠ファイルを作成した際に
図書の情報源(標題紙・奥付・背・表紙・標題紙裏・クレジット)
にお名前の読み方があったので、
そこから統一形のカタカナ形を採用したことを示しています。


お名前の読み方は、図書から採るだけではありません。
研究者であれば「researchmap」のような資料からも採用しますし、
図書になければ、ご本人の「ホームページ」などからも。
音楽CDをもとに典拠ファイルを作るならば「Allmusic」など
ジャンルに特化した資料も参照します。
もちろん、人名事典に載るような歴史的人物ならば、
各種事典をひととおり調査したうえで
「国書人名辞典」のような資料名が入ることもあります。


典拠ファイル(人名・団体名・件名)で
出典として示しているものは
現在350種以上(いまは使用していない古い資料も含みます)。
さらに、新しく使えることがわかった資料があれば採用し、
他の資料と比べた信頼性を検討して資料の優先順位をつけ、
毎年見直しを行っています。


出典は、典拠ファイルの片隅に小さくあるだけで
検索の役には立ちませんが、
その拠り所(典拠)を示す肝なのです。

2019年10月 9日

きょうのデータ部☆(10/9)

地下1階にきました。

いつもお世話になっている発送部や、研修や会議のための大きなホールがあります。

20191009-11.jpg


奥に見えるのは、もしかして......?

2019年10月 8日

きもい うま

本日は、週刊新刊全点案内2130号の発行日です。
掲載件数は1082件でした。

*こんな本がありました*


キモめし

五条まあさっちん(著)
主婦と生活社(2019.10)


すっかり行事として定着した感があるハロウィン。私は参加したことがありませんが、コスプレしてパーティーなどを楽しむ方も多いのでしょうか。そんなハロウィンパーティーにぴったりな、むしろそれ以外には使えなさそうな、恐ろしくて不気味なビジュアルのレシピ集です。
目玉の杏仁豆腐、ミミズゼリー、脳みそ寿司など、けっこうリアルなので、小さなお子さんがいらっしゃる方は注意が必要かもしれません...。

2019年10月 7日

テレビに出た本、なんだっけ~MARCで探そうQ&A~

Q.数週間前、日曜日の夕方くらいに見た番組に出てきた「自販機」の本が気になったけれど、タイトルも番組名もよく思い出せなくて...。
A.TV情報検索で調べることができます。

テレビで紹介された本が気になっても、時間が経ってから探そうとするとタイトルや著者、番組名が曖昧になってしまう...。
そんな時に役に立つのがTooliのTV情報検索です。

TOOLiトップページの最上部右端にリンクがあります。そこを開けば、色々な番組タイトルがズラリ。
このページでは、テレビで紹介された図書の情報を検索することができ、過去一か月分まで遡ることができます。

上部には放送日、放送された時間帯、放送局、キーワードの検索窓があります。これらの項目はすべてが分かっていなくても問題ありません。
キーワード欄に入れられるキーワードは1つのみ。図書のタイトルの一部でも、その時の出演者の名前などでも検索できます。
もし番組名が分かっていれば、並んでいるタイトルから該当するものをクリック。その番組内で紹介された図書が検索できます。

最初の質問の例にお答えする場合は、
夕方くらいということなので開始時間を「午後(12:00~19:00)」に指定してから、キーワードに「自販機」と入力。
すると検索条件に一致して「サンデーステーション」という番組で紹介された「昭和懐かし自販機巡礼」の情報が出てきました。
どうやらこの本で間違いなさそうです。

TV情報検索は毎日2~3回更新。「今日テレビで見た本なんだけどありますか?」という質問にも対応できますので、ぜひご利用ください。

2019年10月 4日

外国語の図書のさがしかた~MARCで探そうQ&A~

Q.外国語で日本を紹介できる本を探したい。
 日本語と外国語を同時に勉強できる本を探せますか?

A.言語コードをぜひご活用ください!


先月から日本でラグビーワールドカップが開催されて大盛り上がりですね。来年には東京オリンピックも控えていますし、外国から遊びに来てくれた人たちが道端でなにか困っていたら、スマートに手助けをしたい...!あのお店がおすすめだよと伝えたい...!なんて個人的に思う今日この頃です。

TRC MARCでは、本文に外国語が含まれる場合、3文字の言語コード(英語=eng,中国語=chi他多数)を付与しています。複数の言語で書かれている場合は、該当言語のコードを併せて検索することが可能です。

Tooliの図書検索画面にて、本文が何語で書かれているかをコード化情報の「言語」欄で選択することができます。加えて「資料形式」でガイドの類を選んだり、あるいはキーワードで引っかけたい単語とかけ合わせたりすれば、あらゆる図書との出合いに導いてくれます。

また同内容の本文が複数言語で同じ分量書かれている場合、注記として「英文併記」「日本語英語併記」などの情報も付与しています。タイトルに「対訳~」などパッとわかる文言がない図書は、こちらで判断していただくことも方法のひとつです。

2019年10月 3日

小さなおいしいモアイ像

10月の雑記のテーマは「お土産」です。

旅行のお土産を頂戴するのは、いつも楽しみです。
小さなお菓子にも、その土地を象徴するモノやコトが詰め込まれていて、旅の気分を運んでくれます。知らない土地に興味がわいたり、かつて訪れた場所を思い出したり、くださった方との会話も弾みます。

もみじ饅頭や人形焼き、お城の形の最中といった型抜きモノが、かわいらしくて大好きです。
名所のイメージを濃縮してパッケージしたような、その存在感にしばし見入ります。
海外のお土産でも、ハワイのパイナップル型クッキーや、シンガポールのマーライオンチョコ、ベルギーの海の幸チョコなどがありますね。

数々の型抜きモノのなかで、今までのインパクトナンバーワンは、「モアイチョコ」です。そう、イースター島のお土産です。
太平洋に浮かぶ絶海の孤島、チリ領ですが首都からは3700キロ離れているとか。日本から行くには1日以上かかるでしょう。そんな遠くまで旅したデータ部メンバーが、モアイ像をかたどったチョコを大切に持ち帰ってみんなにわけてくれました。

小さな箱に5~6種類のモアイが入っていました。チョコレートの色がなんともモアイっぽくて、小さいのにホンモノ感がたっぷり。
写真を撮っておけばよかったなあ。

モアイを超える型抜きお菓子の出現はあるのでしょうか。
オリンピックイヤーを控え、型の国・日本のお菓子屋さんに期待します。

2019年10月 2日

きょうのデータ部☆(10/2)

最上階まで歩いてみたら、のぼり階段の終着地を見つけました。

見慣れない景色、新鮮。

20191002-8.jpg

他のフロアの探検、色々なものに出会えてわくわくします。

2019年10月 1日

未知の世界への飽くなき探求

本日は「週刊新刊全点案内」2129号の発行日です。
掲載件数は1087件でした。
今月の表紙はこちら。

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ご近所のお家の庭先の柘榴の実が、
今丁度ピンポン球くらいの大きさで、
出かけたついでに生け垣の脇の露地を通っては、チラリと見て、
大きくなって行くのを(勝手に!!)楽しみにしています。
(実際は実の下側ですが)ゴロンとした果実に小さな王冠を載せているみたいで何ともカワイイ!
遠目には赤いタマネギみたいにも見える!
「初めて柘榴を割って中を見た人類はさぞ驚いただろうなぁ~」なんて思ったりもして!!
(Juriさん)

*こんな本がありました*
ファンタジーの世界地図 ムーミン谷からナルニア国、ハリー・ポッターまで
ヒュー・ルイス=ジョーンズ(編)
栗原紀子(訳)
東京堂出版(2019.10)

子どもの頃、「エルマーとりゅう」がお気に入りの一冊でした。
あざやかな色の表紙に、どことなくミステリアスな雰囲気がありながらも温かみのある挿絵。そして見返しにある地図!自分でも冒険の地図を作って遊んだ記憶があります。(三部作の真ん中のお話だと知ったのはしばらくあとで、この本ばかり何度も読み返してはカナリヤ島に思いを馳せました。)
31cmでずっしりと大判サイズの上記の本は、作家の手による微細な筆致が隅々まで堪能できるスケッチや、物語を作り上げるうえでちょっとしたヒントになった古い地図などが多く掲載されています。
ページをめくり眺めていると地図に描かれた土地が、じつはどこかに存在するのではと空想してしまいます。
作者は探検の歴史に造詣が深い学芸員で、地図の図版だけではなく、読み物としてもとても興味深く楽しめそうです。こんな場所へ実際にいってみたいな。

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