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2016年7月 アーカイブ

2016年7月28日

たなばたの調べ

7月の雑記のテーマは「七夕」。

七夕の曲といえば、一般的には
♪ささのは さ~らさら
童謡が一番に浮かびます。

私の場合は、童謡と同じくらいにこちらの曲にも思い入れがあります。
酒井格作曲の『The Seventh Night of July』。
通称「たなばた」、その名もズバリの吹奏楽曲です。

爽快感あふれる曲調で、夜風がわたる草原と、きらきら輝く満天の星空が目に浮かぶようなメロディー。
何と言っても、織姫と彦星になぞらえたデュエットはとてもロマンティックで、うっとり聞き惚れます。
聞くのはもちろん演奏するのも楽しい、人気の楽曲です。


大学時代所属していた吹奏楽サークルでは、七夕当日はこの曲を楽譜庫から引っ張り出して合奏するのが恒例でした。

デュエットの奏者同士がカップルだったりしたらもう大盛り上がり。
わいわい言いながら年1回の演奏を楽しむのです。

演奏に満足したら、今度は焼酎の「七夕」を傾ける宴会が始まります。
要は騒いで呑みたいだけでしたが、毎年7月7日はサークルのあの瞬間を今でも懐かしく思い出します。

またあの時のメンバーと、たなばたの調べを奏でたいものです。

2016年7月27日

きょうのデータ部☆(7/27)

TRC本社1階のショールームでは、
「図書館を使った調べる学習コンクール」の受賞作品の複製を展示しています。

blog160727.png

どれもものすごい力作!
受賞作の一部は図書館振興財団のホームページで、電子書籍版を閲覧することができます。


学校はもう夏休み。で、夏休みといえば自由研究。
私自身は毎年やっつけで済ませてしまっていましたが...こんな風にきちんと興味を持って調べていたら楽しかっただろうなぁ...

2016年7月29日

どれを、どう採るか

毎月月末にお届けしている「MARCや検索のはなし」。今回はタイトル関連情報をとりあげます。

タイトル関連情報とは、タイトルに関連して、タイトルを限定したり説明したりする語句を指します。「サブタイトル」もこの中に含まれています。

データ作成時に意外と考え込むことが多いのがこの項目です。
本のつくりは色々で、マニュアルに沿うだけでは判断が難しいことも多々あります。
目録センスの問われる、データ部員の腕の見せ所と言えるかもしれません。

たとえば、情報源に様々な文章があるとき、「どれをデータとして入力すべきだろう」と本をひっくり返して4情報源を見比べます。
宣伝文的なもの(「~情報満載!」の類)や、内容紹介文と思われる長い文章は基本的に入れませんが、

時間とは何か」

ニュートンプレス(2016.7)
 

この本のタイトル関連情報は、    
「相対性理論の伸び縮みする時間,タイムトラベル,時間の始まりと終わり,そして感覚的な時間まで」

これは内容紹介文? 一瞬思いますが、タイトルだけではわからない内容を補って示しており、タイトルのすぐそばにあるので、タイトル関連情報として採用しました。

一方、本タイトルの前についている文言をタイトル関連情報としたほうがいいのか、本タイトルに含めたほうが適当なのか、というのも悩ましい事柄です。

各分野の専門家が伝える子どもを守るために知っておきたいこと」

宋 美玄著
メタモル出版(2016.7)

こちらは、「子どもを守るために知っておきたいこと」だけではその図書の特徴があらわれていないと考えて、頭から本タイトルにしました。

また、沢山表示されているなかからどれを採用するかも悩ましいです。

今日も明日もごきげんカレー」

山脇 りこ著
小学館(2016.6)

こちらは、「カレー粉だけで、すぐカレー、じっくりカレー、自家製ルーもつくりおき、全66レシピ」「 もたれないから、毎日食べたい!」の二つのタイトル関連情報を入力しています。「もたれないから~」は宣伝文では?とも思いましたが、図書をぱっと見た時にもう一つのタイトル関連情報と同じくらい、むしろこちらの方が目につき「もたれない」ことはカレー選びで大事な情報と考え入力しました。

このように
・ 情報源における表示のされ方
・ その本の特徴をよく表現しうるか
・ 同じ全集・シリーズの累積データ(似たレイアウトで作られることが多いです)

大体こんな優先順位で勘案し、時には複数の人の意見を聞きながら、「どれをタイトル関連情報にするか」を決めています。
なかなか意見が一致しないこともありますし、決めた後に「どうだろう」と思い返すこともしばしば。
そんな本がニュースや広告等で取り上げられていると、どこまでをタイトル、タイトル関連情報として紹介しているかとても気になります。絶対の正解はありませんが、多くの人に使いやすいデータとなるよう、日々腕を磨いていきたいです。

2016年7月26日

見えないところに広がる世界

本日は「週刊新刊全点案内」1973号の発行日です。
掲載件数は1117件でした。

*こんな本がありました*

まちのしくみ バックヤード絵ずかん

モクタン・アンジェロ(絵) こどもくらぶ(編)

東京書籍(2016.8)

ターミナル駅や動物園など5つの施設の裏側が、味のある絵と写真で紹介されています。
回転寿司店の炊飯量、スーパーマーケットの在庫管理についてなど、
普段見ることのできないエリアの絵と説明に大人でも発見が沢山。
裏側を垣間見ることで、今まで何の気なしに眺めていた風景もまた違った視点で見られそうです。

TRCデータ部員の私が自分の仕事(=MARC作成)を人に説明すると、
高い確率で言われるのが「あれ作ってる人いるんだ~」。
私自身、就職活動の際に沢山の企業のお話をうかがい「こんな仕事あるんだー」と思ったものですが、
この本をきっかけに、見えている部分の奥にも世界が広がっていると気がついた子は、
いつか訪れる職業選択の際、あまり知られていない仕事にも気が付きやすいかもしれませんね。

世の子どもたち、将来いかがでしょうか。MARC作成。

2016年7月25日

「山田」はメジャーな地名です(ただし江戸時代に限る)―和漢古書の出版事項(8)

こんにちは。AS 伊藤です。主に和漢古書を担当しています。

前回、出版地の呼称が非常にバラエティに富んでいることを見てきました。情報源の中でも見返し・扉にはこうした都市名の別称を記していることが多いのですが、刊記・奥付だと、都市名の表記がなく、それより小さな単位の街区や地番しか書いてないことがしばしばあります。「二條通鶴屋町 田原仁左衛門刻」とか「銅駝坊書肆平樂寺村上勘兵衛壽梓」とかいった具合です。
こうしたものについて、NCR87R3の2.4.1.2A(古)では「和古書,漢籍については,所定の情報源に表示されている出版地をそのまま記録する。それが現代の市町村より小さい場合,識別上必要があるときは,出版時の都市名,国名を補記し,また地名の別称が表記されている場合は当時一般に用いられたものを補記する。」としていますが、この規定はいささかいかがなものかと思います。地番や街区に当たるものしかない場合はそれを採用せず、推定できる都市名を「[京]」「[大坂]」「[江戸]」などと記録するのが、実際上は適切と思われますし、既存の多くの冊子目録等でも、基本的にはそのような考えかたに基づいているかと思います。

NCRの2.4.1.1D(古)では「和古書,漢籍については,2以上の出版地があるときは,すべて記録する。ただし,現在の同一の市町村に含まれる2以上の地名は,同一の出版地として扱い,顕著なもの,最後のものの順で,一つを選択して記録することができる。」としていますが、「同一の出版地」として扱うならば、出版者ごとに異なる街区や地番ではなく、複数のそれらを包含する都市名を記録するのが自然ではないでしょうか。
この条文であげられている例では、刊記に「神田 北村順四郎 日本橋 須原屋茂兵衛」とあるものについて、出版地としては「日本橋」だけを採用することになっています(「江戸」を補記はしますが)。注記を見ればわかるだろうということなのでしょうが、すくなくとも出版事項だけを見れば、すべての出版者が日本橋の出版者であるかのように見え、非常に誤解を与えやすい苦しい書きかたに感じられます。
またこの例に即して言えば、実際の図書だと、たとえば「江戸書林 神田 北村順四郎 日本橋 須原屋茂兵衛」などとなっている場合も多いわけです。この場合は出版地を「江戸」とし、一方で上のような場合では出版地は「日本橋」とする、などというのはどうにも奇妙ではないでしょうか。

そもそも2.4.1.1で「(出版地,頒布地等とするものの範囲)所定の情報源において,出版者(もしくは頒布者)名と関連して表示されている地名(市,町,村)のこと」と言っているのですから、出版地として採用するレベルは「市町村名等」であって、それより小さな街区・地番等でないことは当然のこととして前提されているはずであるのに、明らかにそれより下のレベルの例示を出しているのはやはりおかしい気がします。
現物に記載されている、それより下のレベルを書きたいのであれば、それは注記として転記すればよいだけと思います。奥付に十何人もいる場合はたいへんですが、現在のオンラインデータベースではがんばって転記するより、可能であれば画像を1枚つけたほうが、字配りや埋め木の状況なども一目瞭然ですので、はるかに有効と言えるかと思います。

和漢古書においても、現在の「市町村名等」に該当するレベルの地名を認定するのは、決してむつかしいことではありません。江戸時代の出版活動は基本的にずっと京・江戸・大坂の三都が中心で、江戸後期から名古屋(名護屋・名兒屋)・水戸・仙台(僊臺)・和歌山(若山)・広島・佐賀(佐嘉)・熊本(隈本)・鹿児島(麑嶋)など地方の大藩の所在地や、長崎・倉敷といった要地の書店が出版活動に参加することが増えてきます。仏教関係だと奈良(南都)、国学関係だと松阪(松坂)など、その地域ならではの活動が目立つところもありますが、これらはみな基本的に現在の「市」のレベルとそのまま対応していると見て問題ありません。
気をつけるべき場所としては、以下の二箇所くらいを注意しておけばよいでしょう。一つは伏見(伏水)で、現在は京都市の一部になっていますが、江戸時代は京とは別に町奉行が置かれており、はっきりと別のまちでした。
もう一つは、伊勢神宮のお膝元で、やはり遠国(おんごく)奉行が置かれていた山田(やまだ・ようだ)です。こちらは神宮のうち外宮のほうの門前町で、内宮の門前町の宇治(うじ)と合併して、現在は伊勢市となっているところですが、さすが「神都」の異称があるだけあって、暦や神道関係の出版物が多く、当時にあって人口に膾炙(かいしゃ)した地名でした。

なお、写本の場合は事情がまた異なり、共同出版が多数ある刊本と違って、2以上の地名が出てくること自体がまずありませんし、書写地が三都に集中するということもありません。ですので、写本の場合は、現代の市町村のレベルと関係なく、現物にあるとおりのものをそのまま記録するということでも、それはそれでまったくよいように思います(まあ「書写地不明」なのが大半なのですが)。

2016年7月22日

文芸誌を味わう

先日、第155回「芥川賞」が発表されました。伝統あるこの賞については受賞作も候補作も全部制覇してみたいなんて思われている方も多いのでは。

候補発表時、「おっ」と思ったのが今村夏子「あひる」。
福岡の書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)の文芸誌『たべるのがおそい』創刊号に掲載されたことで話題になりました。
『文學界』『新潮』『群像』『文藝』『すばる』の五大文芸誌以外、ましてや地方出版社が発行する文芸誌から候補作が選ばれるのは本当に珍しい。第121回候補作の玄月「おっぱい」が掲載された『樹林』以来17年ぶりとのことです。
『たべるのがおそい』は小説と翻訳と短歌を中心にした文学ムック。年2回刊行予定です。
創刊号は1962号SBとして週刊新刊全点案内に掲載。

たべるのがおそい 文学ムック」」

書肆侃侃房(2016.4)

特集タイトル「本がなければ生きていけない」...なんて、本好き魂が刺激される言葉でしょう。
今村夏子のほか、穂村弘の巻頭エッセイ、円城塔、藤野可織他の小説、ケリー・ルース/岸本佐知子・訳、イ・シンジョ/和田景子・訳の翻訳小説、服部真里子、大森静佳などの短歌。様々な文芸ジャンルの美味しいところだけを、ちょっとずつつまみながら、ゆっくりたべたい...。
そんな気分が味わえるのも文芸誌のいいところです。

そういえば、今年4月には中央公論新社の文芸誌「小説BOC」が刊行。ユニークな豪華文芸競作企画などで話題になりました。2巻目は来週1973号の週刊新刊全点案内に掲載されます。

小説BOC」

中央公論新社(2016.4)

本は読むけど、文芸誌にはなんとなく縁がなかった方も、ぜひこの機会に手にとってみてはいかがでしょうか。新たなお気に入り分野の開拓にもつながるかもしれません。

(仕入部 菊地)

2016年7月21日

4台め、スタンバイ

先々週、我が家に3台めの新たな双眼鏡が届きました。
「ほうら、これはすごいぞ。」
梱包を解いて、すみずみまでチェックする元・天文同好会の会長さん(=夫)。
でも、双眼鏡、去年も買ってなかったっけ?

「あれは、日中、動いているものを見る双眼鏡。野鳥とかエアレースとか。今度のは星空専用だ。これをこう動かしてみなさい。ほら、すごいだろう。」
その双眼鏡のすばらしさを語り始めます。
双眼鏡メーカーのまわし者か?

近々、ペルセウス座流星群を見に行くことになっており、私も同行するようです。
ペルセウス座流星群...7月の雑記のテーマ「七夕」。
展開して「1年に1回」「星」に、まさにピッタリではありますが。

でも、一家に双眼鏡3台も必要?(先々週やってきたのは3台めです。)
しかも望遠鏡でなく、なぜ双眼鏡? 星を観るのに??
ですが、それを問うてはいけません。
1台め、2台め、3台めについての熱い解説が始まるからです。

ご機嫌さんは、愛用の星座盤を取り出し、インターネットで観測当日の夜空と星座盤を見比べます。
星座盤の左右には月刊『天文ガイド』と月刊『星ナビ』の最新号が。
「ペルセウスはこことここに載ってるぞ。」
気合い入りまくりです。

そして先週。
「あの双眼鏡、売り切れたみたいだぞ。なんと言っても、レジェンド双眼鏡だからなあ。やっぱり買っておいて正解だった。これであと1つ買えば一生分に足りるな。」

今度はどんなヤツが来るのでしょう。
やれやれ。既に4台めの吟味は始まっているようです。

2016年7月20日

きょうのデータ部☆(7/20)

昨日、第155回芥川賞・直木賞が発表されました。
芥川賞は村田沙耶香さんの「コンビニ人間」(『文学界』6月号)
直木賞は荻原浩さんの「海の見える理髪店」(集英社)

「海の見える理髪店」は今年の3月に刊行済みなので、
さっそくMARCに受賞情報を加えます。

blog160720.png

こんな風に原稿を作って
・賞の名称(391A):直木賞
・賞の回次(391D):155(2016上半期)
という情報を追加。

追加した情報は、更新データとしてお届けします。

2016年7月19日

シダ植物のふしぎな魅力

本日は「週刊新刊全点案内」1972号の発行日です。
掲載件数は1135件でした。

*こんな本がありました*

日本産シダ植物標準図鑑

海老原淳・著
学研プラス(2016.7)


つくばにある実家に帰省した時は、近所にある宝篋山(ほうきょうさん)という山に登ります。標高500メートルにも満たない低山ですが、頂上は筑波山や霞ケ浦を見渡せるなかなかの絶景ポイント。さらに、鎌倉時代に建てられた宝篋印塔や、国の史跡である小田城の城郭跡などもあり、意外なほど見どころが満載。四季折々の自然と歴史が楽しめる、何度登っても飽きない山です。

登山道のいたるところに沢や小さな滝があり、その周辺にはシダ植物やコケが群生しています。日ごろ見慣れている植物ですが、山の水辺は彼らにとって最適な環境だからでしょうか、その瑞々しく輝くさまにしばらく足を止めてしまうほど。

しゃがみこんでよく見てみると、シダの葉の繊細で複雑な葉の切れ込みは、まるで切り紙模様のよう。ただ、裏を返してみると、そこには一面びっしりとくっついた胞子嚢群が。一瞬ぞぞっとするのですが、美しい葉の形状とグロテスクな胞子嚢群のギャップが何ともたまりません。


こちらの「日本産シダ植物標準図鑑」によると、世界で現生するシダ植物は1万2000~1万5000種ほどあり、そのうち日本産のものは724種ほど。見たこともない形状のシダも多くあり、その多様性に改めて驚かされます。

そして、シダ植物を見ていると、遠い昔の記憶が呼び起こされるような、どこか懐かしい感情が湧いてくるのは、シダが古生代や中世代に栄えた植物だからでしょうか。

シダ植物のふしぎな魅力に捕らわれてしまいそうです。

2016年7月14日

懐かしむ

今月の雑記のテーマは「七夕」です。例年雨や曇り空の七夕ですが、今年は珍しく晴れでしたね。七夕は端午の節句などに並ぶ五節句のひとつだということを最近知りました。もともとは七日の夕を指す「しちせき」で、広辞苑などによると天の川の両側にある牽牛星と織女星が、年に一度会うという中国伝来の乞巧奠(きこうでん)の風習と日本の神を待つ「たなばたつめ」の信仰とが合わさったものだといわれています。私の七夕の思い出といえば、遠い昔小学生の頃、近所の七夕まつりで笹竹にクリスマスツリーのごとく、めいっぱいの飾り付けをしたこと。吹き流しの長い尾がゆらゆら揺れるのが好きでした。そして五色短冊にちなんだおそうめんをいただき、色つきの麺をひそやかに集めてそれだけまとめて食べる...いま思うと季節ごとに行事に参加できるというのはなかなか貴重だなあと感じます。調べると五色そうめんはお取り寄せもできるようだし、この夏は涼やかな気持ちに浸ってみたい心持ちです。
さて私は昔滋賀県に住んでいたのですが、中学生に上がる際にこちらへ引っ越してきました。ティーンエイジャーだった当時の自分にとって、西から東への大移動は生活が一変するとても不安なもので、なんだかじめじめしていたのを覚えています。それからしばらくは毎年夏から秋に1回、第二の故郷である滋賀県の昔住んでいた地域へ足を運んでは懐かしい友人を訪ねたり、広く見えた商店街や琵琶湖の遊歩道をぶらぶらしていました。いまも新幹線で西へ行くたびに昔住んでいた住居や風景が見えるのですが、この田園風景がいまの自分を形づくっているのだなあと郷愁の念に包まれます。このところはしばらく尋ねにいけていないのでまた隙を見つけてはふらりとまちかど散歩に行きたいです。でも仙台の七夕まつりも行ってみたいな。

2016年7月13日

きょうのデータ部☆(7/13)

雨が降りはじめたカイザースラウテルン広場です。
blog160713.jpg

会社のすぐお隣にあるこの広場。
立派な名前は文京区と姉妹都市提携しているドイツのカイザースラウテルン市に由来し、広場にはカイザースラウテルン市の彫刻家の作品が置かれていています。

「神話空間への招待」と題された彫刻群はなんとも不思議で...
写真にうつっているのは一角獣とアンモナイト。アンモナイトには歯車が付いていて、これは「日本のテクノロジーとその急速な発展」を表しているそうです(広場の説明文より)

遊具かな?と思って近づくとちょっとビックリするかも。
写真ではアンモナイトに隠れている魚のオブジェもとっても不思議なので、お近くにいらした際はご覧になってみてください。

2016年7月15日

オリンピックに向けて~分類・件名のおはなし・68~

 あと20日ほどにせまったリオオリンピック。
そこで今回はオリンピックに関連した分類をご紹介していきたいと思います。

 まず、件名「オリンピック」の分類は780.69です。
今年出版された中には児童書のセットものがありました。

オリンピック・パラリンピック大百科

小峰書店(2016.4)


競技で行われるさまざまなスポーツは、78△に収められていますね。
今回の新種目である7人制ラグビーとゴルフは783の球技の下位となっています。

 またブラジルの紀行・案内記の分類である296.2から旅行ガイドを探して、実際に応援しにいく計画を立てるのもよいかもしれません。
テレビで応援派の私にとって競技とともに楽しみなのは、開会式です。各国の選手が入場する際、自分にとって見慣れない国旗が結構あることに気がつきます...!
件名「国旗」、分類288.9で探してみるとこんな時力になってくれる本が見つかります。

国旗と国章図鑑

苅安望(著)
世界文化社(2016.3)

 前回のロンドン大会ではベッカム選手がボートに乗ってさっそうと聖火とともに現れたシーンが記憶に残っています。今回はブラジルということでにぎやかな感じになりそうですね。そして、2020年の東京オリンピックにどうバトンが渡されていくのかも注目したいと思います。

2016年7月12日

生姜とタマネギだけじゃない

今日は「週刊新刊全点案内」1971号の発行日です。
掲載件数は1224件でした。

*こんな本がありました*

じめじめむしむし、日本の夏がやってきましたね。
仕事帰りに立ち寄ったスーパーでアルコールの棚を眺めても、「飲みたい」と思うものがない。
ビールでもない、チューハイでもない。
今日の気分は、黒酢。
なんだか年をとったなと感じました。

酢と言えば酢生姜や酢タマネギが近頃の人気ですが、今週号には生姜でもなくタマネギでもない酢○○が。


酢トマトレシピ アンチエイジング・美肌/高血圧・糖尿病・メタボ予防/血管力アップ
(オレンジページムック オレンジページhealthy)

柳澤英子(著)
オレンジページ(2016.8)


バナナ酢でぐんぐんやせる!病気が治る! 甘くておいしい!高血圧、糖尿病を撃退する特効食
(マキノ出版ムック)
マキノ出版(2012.5)


他にも「酢○○」がないかしらと、Tooliで件名「酢」「健康法」を掛け合わせて検索してみたところ、ほとんどは生姜とタマネギなのですが中には「レモン」や「大豆」「にんにく」なども。
次は何が出てくるか!?

2016年7月11日

日本の洛陽、中国の京都―和漢古書の出版事項(7)

こんにちは。AS 伊藤です。主に和漢古書を担当しています。

前回まで、出版事項の情報源と「刊印修」にかんすることを書いてきました。今回からは、出版事項として記録する出版地・出版者・出版年について、それぞれ注意すべきことを見ていきましょう。

和漢古書の出版地は、原則としてはもちろん情報源にある出版地を記録すればいいわけですが、注意すべき点がふたつあります。ひとつは出版地の呼称が非常にバラエティに富んでいること、もうひとつは情報源に都市名が記載されていないことが多いことです。
江戸時代の出版の中心は、前期(17世紀)は京都ですが、中期(18世紀)から後期(19世紀)は江戸や大坂にも広がり、とくに後期には江戸の出版者をメインに三都(江戸・京・大坂)の出版者による共同出版のかたちが多くなります。ということで、出版地として記録するのはこの三都であることが大多数なのですが、地名の表記のされかたとしては「江戸・京・大坂」以外にも非常にいろいろな書きかたがあります。
主なものを見ていくと、江戸は「荏土,江都,江府,東都,東京,東亰,東武,武都,武陽,武江,武州」、京は「京都,平安,京師,京城,西京,西亰,神京,皇京,皇都,帝都,帝畿,京洛,洛下,洛陽,洛澨,華洛,京兆,雍州,城州」、大坂は「大阪,浪華,浪花,浪速,難波,阪府,摂府,摂都,摂陽,摂江,摂州」といったものがあげられます。
ちなみに、情報源に「東都書肆」とか「浪花書林」とかあったら、それは「江戸の本屋」「大坂の本屋」ということを言っているのであって、そういう名前の出版者がいるわけではありません。オンラインデータベース等で、時々「東都書林」とか「平安城書林」とかが「出版者」としてヒットしてしまうのですが、かなりみっともないですので注意しましょう。

これらの別称は見ての通り、中国ふうに呼んだものが多く、修姓などと通じる中華気取りが感じられます。三都以外にも名古屋を「尾陽」、和歌山を「紀陽」、金沢を「加陽」などと呼んでいる例もよく見ます。ほんらいは「山の南・川の北」を「~陽」、「山の北・川の南」を「~陰」と言うはずなのですが、地形と関係なく、全部「~陽」となっているのはご愛嬌です(気持ちはなんとなくわかるような)。
いちばんバラエティに富んでいるのは上記の通り京都ですが、「洛陽」というと中国にも同じ地名がありますので、注意が必要です。この別称はもちろん、古代から何度もみやこになっていた本家中国の「洛陽」から取ったもので、「洛中洛外図」とか「上洛」とかの「洛」ですね。中国では宋代以来洛陽は衰微しましたので、和漢古書の出版地として目にする「洛陽」は、まず例外なく日本の京都のことです。
逆に、そもそも「京都」というと「みやこ」という意味の普通名詞でもあるので、中国や朝鮮半島でもその意味で使われていることがしばしばあります。「京都瑠璃廠蔵版」などという封面の記述を見たら、この京都は当然「北京」のことで、まちがっても出版国=日本としたりしてはいけません。

なお、明治以降に刷られたもので「江戸」とあるものはさすがにほぼありませんが、「大坂」という表記は明治以降のものでもよく目にします。「東京」とか「西京」とかあれば、明治期以降のものである蓋然性は高くはなり、もともと「江戸」とあったところが明治後に埋め木されて「東京」となっている奥付などもよく目にします。
「亰」という異体字も、江戸時代から使われていますが、よく使われるのは明治以降です。ただ、「東京」とか「大阪」とかいう表記も江戸時代からちゃんとありはしますので、地名の表記がこうなっているからと言って、それが明治以降のものだという決定的な証拠にはなりえません。

漢籍(唐本)の場合、注意する必要があるのは、情報源に見られる地名が必ずしも出版地とは限らず、出版者の本籍地(籍貫)である場合がしばしばあることです。たとえば「光緒甲申春三月邵武徐氏開雕」などとあった場合、出版地=邵武、出版者=徐氏とするのは適切ではなく、「邵武徐氏」を出版者とし、出版地は不明とするほうがよいのです。
ひとつ明確な例をあげると、明治時代に公使として来日していた黎庶昌(れい・しょしょう)というひとが、中国でははやくに失われ日本にだけ残っていた漢籍の善本をあつめて刊行した『古逸叢書』(こいつそうしょ)という叢書がありますが、これの封面裏には「光緒十年甲申遵義黎氏刊于日本東京使署」とあります。光緒10年という年に「遵義を本籍とする黎氏」が「東京の駐日公使館」において刊行した、ということです(「于~」「於~」は「~ニオイテ」と訓じます)。
ただ、人名の上に冠せられている地名を出版地としては絶対にダメ、というわけでは必ずしもなく、上海や広州などで営利出版をしていた出版者の場合や、そのひとや一族の家塾で刊行したものなどの場合は、そうした地名を出版地扱いしてもさしつかえない、と言ってよいケースもあります。

なお、中国の地名は時代によって何度も変わっていることが多く、また歴史的経緯による美称を有することもあり、たとえば「南京」「江寧」「金陵」はみな同じ都市を指します。また「湖北」「廣東」など、省全体を指すとともに、省会(省の中心地)を指す場合などもあるようです。

今回はここまでとし、最初にあげた都市名の不記載の件については次回にまわしたいと思います。

2016年7月 7日

山の日、もうすぐですね

逆上がりも跳び箱も二重跳びも出来ず、自転車にやっと乗れるようになった頃、坂道で自転車もろとも一回転、前歯を2本折る。マラソンも大抵ビリから2番目(最後の人はほぼ棄権)。

はい、運動音痴です。スポーツに縁なし!とお近づきにならないまま大人になりました。そんな私ですが、数年前から年に一度、登山をしています。(今月の雑記のテーマは「七夕」。ちょっと広げて一年に一度の出来事を)

長男が小学校にあがった年、ちょっと登ってみようという話になり、静岡県の越前岳に親子でチャレンジ。当時、次男は4歳、私は前述のレベルの運動音痴。長男も初めてのことなのでリタイア前提で登りはじめました。すぐに息は切れ、はぁはぁいいながらほんのちょっと登ったところで振りかえると、意外な程、高い場所まで来ていました。遠くのレジャー施設や出発した駐車場が小さくなっています。しかし4歳が音を上げ、初回はここでリタイア。正直、私も一安心でしたが、それなりに登れた感が頭に残りました。
その翌々年は富士山中腹の双子山に。もはや6歳の次男はひょいひょい登り、明らかに私が最大のお荷物。それでも、一歩一歩登って行くうちに、周りの草の種類が変わり、木の高さも低くなり、空気もひんやりしてきたなと思ったら、なんと草木がない地帯に突入。森林限界というやつを越え、今まで遠くから眺めてきた富士山の、灰色の石だけのところに行きついたのです。

これは衝撃的でした。
日頃家事と通勤しかしていない運動音痴でも、一歩一歩足を前に出せば、時間はかかっても必ず高いところに行ける。高いところに行けば行くほど、いい景色が見られる。いい空気が吸える。よろよろはぁはぁしながらだけど、やってきたことの成果は分かりやすく、自分がここまでできたことの満足感といったら! (もう脳内麻薬出まくりです。きっと)
すっかり「山ってステキ!」気分になりました。


8月11日は山の日ですね。夏の登山はへなちょこビギナーにはきつそうですが、もう少し気候が良くなったら...なんて、こんな本を見ると思ってしまいます。


ゆる山歩き 思い立ったら山日和

西野淑子(著)
東京新聞
(2016.3)


ゆっくりたのしむ山歩き  はじめてでも安心!

古谷聡紀(著)
永岡書店(2016.3)


せめて、目を閉じて深呼吸。

2016年7月 6日

きょうのデータ部☆(7/6)

テラスのラベンダーが花盛りです。
ミツバチ(たぶん)が飛びまわって蜜をあつめて(?)いるので
そーっと近づきました。

blog160706a.png

ミツバチといえば銀座の養蜂プロジェクトが有名ですが
この子たちもご近所で飼われていたりするのでしょうか。

2016年7月 8日

同い年の3人

こんにちは。
典拠 小松です。

典拠ファイルの機能についてはこれまで、いろいろな説明をしてきました。(例えばこちら

・異なる形で書かれていても一つの統一標目にまとめる
・同じ形で書かれていても、異なる人物なら別人として扱う

というものです。

この典拠ファイルの機能によって、新字旧字の違いや、西洋人の日本語表記の違いに影響されずに、同一の著者の著作をまとめることができたり、多くの同姓同名の人物の中からお目当ての著者とその著作を探しだしたりすることができます。

典拠ファイルの存在意義そのものですから、新規で作成する典拠ファイルと、既出のファイルの比較同定はとても大事な作業。新しく典拠ファイルを作成する際に一番最初にすることは、同名の典拠ファイルの有無を調べること。そして、もし同名の人物の典拠ファイルがあれば、同一人か別人かをよくよく確認することです。

更に、ほぼ典拠ファイルの形が出来上がった時点で、入力中の典拠ファイルの人物と、同姓同名の既出の人物が間違いなく別人か、再度確認します。この確認の作業、うっかりしていると、どんどん時間が過ぎていきます。

「同姓同名の2人が同一人であることを証明する」
「同姓同名の2人が別人であることを証明する」

意外にもなかなかの難問です...。ずらっと並んだ同姓同名を前に

「既出の人は商学部の助教授とあるけれども、今回の人は同じ大学の文学部の教授...。大丈夫だろうか、専門は?」

「今回の人はコンピューターグラフィックだけれど、既出の同姓同名にイラストレーターやWebデザイン関係の人がいる。もしかして」

挙句の果てに

「職業違い...まさか司会業と保育園園長のかけもちは...。ないと思ったけれど」

「お坊さんが株の本を書いてる、なんてことあるかしら?」

著者の人生の紆余曲折にまで思いを馳せそうになってしまいます。
(いやいや、そこに時間をかけてるわけではありませんよ)

さてさて、典拠ファイル作成時の調査の結果、同一人と判明すれば、めでたく既出の典拠ファイルに紐付け(リンク)します。

では、別人と判明した場合は?

漢字形とカタカナ形が同一の典拠ファイルを作成する際、私たちは2つ目の典拠ファイルには、名前に加えて、生没年・職業・専門分野・世系などを付けて1つ目と区別をします。この区別のために付ける言葉を「付記」と呼びます。

付記には優先順位があり、生年が公開されていれば、生年を優先して付記を採用します。付記として採用するために出版者に問い合わせをすることもあります。それほど生年を付記しようとするのはなぜかというと、専門分野や執筆ジャンルが変化したり、複数あるケースがあるのに対して、生まれた年は変化することがないからです。

しかし、時には同じ年生まれの同じ名前の著者が複数出ることも。そんな時には生年と専門などの単語を2つ重ねることになります。たとえば、今典拠ファイルで最多の同姓同名を誇る(2016.7現在34名)田中実さんであれば

田中/実(1950~ 医師)
田中/実(1950~ 分子生物学)
田中/実(1950~)

1950年生まれの田中実さんが、3人それぞれに著書を刊行されています。

「実」というのは、戦後の名前の流行によるものでしょう。お三方それぞれ専門分野がはっきりしていたので、適切な専門付記を付与して事なきを得ました。

付記のように典拠ファイルの形で皆さまの目に触れるもの以外にも、特に同姓同名の多い名前については、経歴、執筆ジャンルなどを手元に蓄えて、今後の同名異人(異名同人)の出現に備えています。

同姓同名、たとえ同年生まれであろうとも、何人かかってきても大丈夫です。

大丈夫...ではありますが、もし差し支えなければ、著作に生年を記載していただけるとたいへん助かります。はい。

2016年7月 5日

和菓子とわたし

今日は「週刊新刊全点案内」1970号の発行日です。
掲載件数は1278件でした。

今月の表紙はこちら。

p20160705.jpg

*こんな本がありました*

高校時代に、一瞬だけ和菓子屋でアルバイトをしたことがありました。
お寺が多い下町で、お彼岸のときのお手伝い要員として雇われたのですが、お彼岸以外の日は1時間に一人くらいしか客が来ず、店長と二人で一日中テレビを見ているだけ。
「仕事がなくてヒマっていうのは、それはそれで苦痛なのだな...」と思ったのでした。

一幸庵」

水上力(著)
青幻舎(2016.6)

こちらの「一幸庵」さんは、茗荷谷の弊社のご近所にあるお店なのですが、特に人気のわらび餅は早い時間に売り切れてしまうそうです。
同じ和菓子屋でも、わたしがバイトしていた店とは大違い...。

この本では、七十二候という季節を表現した和菓子を写真とともに紹介しています。
「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」などといった、日本ならではの微妙な季節観が、手のひらに乗るサイズの小さな和菓子の中に見事に表現されています。

美しい...だけでなく美味しそう!
食べたいけど食べるのがもったいないというジレンマに陥りそうな和菓子ばかり。
うん、今度会社の帰りに寄ってみようかな。

2016年7月 4日

平和を考える~新設件名のお知らせ2016年6月分~

明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。新設件名はTRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

6月は3件の件名を新設しました。そのひとつに「平和安全法制」があります。

これは「平和安全法制整備法」(平成27年法律第76号)および「国際平和支援法」(平成27年法律第77号)の総称で、2015年9月19日に成立し、2016年3月29日に施行されました。

昨年の成立にあたっては、様々な議論が巻き起こりました。名称も立場等により異なっています。
TRC MARCでは、標目としてはNDLSHと同じ名称を採用しましたが、他の名称を参照形にして、件名典拠ファイルで検索できるようにしています。

参照形として、「安全保障法制」、「安保法制」、先にあげた「平和安全法制整備法」とその正式名称である「我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律」、「国際平和支援法」とその正式名称である「国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律」を採用しました。

図書のタイトル中に現れる名称としては、現在のところ「平和安全法制」よりも「安保法制」のほうがかなり多いようです。

ちょうど参議院選挙も近い今日この頃、きちんと考えていきたい問題といえそうです。

2016年7月 1日

音楽分類とは?

こんにちはデータ部AV班の原田です。

5月の連休明けに典拠班からAV班に異動してまいりました。
AV MARCの仕事をするのは初めてで、この2か月というもの、驚きの連続。

なかでも、いちばん新鮮だったのが「音楽分類」です。

DVDなどの映像資料には、おなじみの「NDC 日本十進分類法」を適用していますが、CDなどの録音資料には、「TRC音楽分類表」を設けて、分類を付与しています。

NDCの音楽のところ760~769を見てみると、西洋音楽(クラシック)と純邦楽についての項目がほとんど。現代のポピュラー音楽などを細かく表現できません。

そこで「TRC音楽分類表」を定めております。
「TRC AV MARCマニュアル」(Tタイプ/Uタイプ)の最後にあります。TOOLiからご覧いただけます。


ざっと構成を概観してみますと、以下のようなカテゴリーがあります。

音楽総記、クラシック音楽、ポピュラー音楽、純邦楽、その他の音楽、演劇・演芸、文芸・口頭表現、教育・学習、自然音・効果音、児童

このカテゴリーをさらに細かく分類しています。
例えば「ポピュラー音楽」はこのように。

ヴォーカル、フォークソング、ソウル、ブルース、ゴスペル、R&B、ジャズ、フュージョン、ジャズ・ヴォーカル、ロック(レゲエ・アフロ)、シャンソン、カンツォーネ、ファド、ヨーデル、フラメンコ、インストゥルメンタル、映画音楽、ミュージカル、ダンス音楽、マーチ、ムード音楽、放送音楽、ラテン・アメリカ音楽、タンゴ、フォルクローレ、サンバ、ボサ・ノヴァ、アフロ・カリビアン、アフロ・キューバン、マンボ、ルンバ、カントリー&ウェスタン音楽、ハワイアン音楽、日本人のポピュラー音楽(歌謡曲・ロック・ニューミュージック等)

ポピュラー音楽のジャンルってこんなにあるんですね!

ソウルとブルース、ソウルとR&Bの違いとは?
クラシックのチェロ奏者がロックの名曲を演奏していたらロックなのか?
アニメ『ルパン三世』のジャズアレンジはジャズ?アニメ?(アニメなら「児童」へ)
悩みながら、音楽の多様さに目を開かされながら、目録作成しています。

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