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懐かしむ

今月の雑記のテーマは「七夕」です。例年雨や曇り空の七夕ですが、今年は珍しく晴れでしたね。七夕は端午の節句などに並ぶ五節句のひとつだということを最近知りました。もともとは七日の夕を指す「しちせき」で、広辞苑などによると天の川の両側にある牽牛星と織女星が、年に一度会うという中国伝来の乞巧奠(きこうでん)の風習と日本の神を待つ「たなばたつめ」の信仰とが合わさったものだといわれています。私の七夕の思い出といえば、遠い昔小学生の頃、近所の七夕まつりで笹竹にクリスマスツリーのごとく、めいっぱいの飾り付けをしたこと。吹き流しの長い尾がゆらゆら揺れるのが好きでした。そして五色短冊にちなんだおそうめんをいただき、色つきの麺をひそやかに集めてそれだけまとめて食べる...いま思うと季節ごとに行事に参加できるというのはなかなか貴重だなあと感じます。調べると五色そうめんはお取り寄せもできるようだし、この夏は涼やかな気持ちに浸ってみたい心持ちです。
さて私は昔滋賀県に住んでいたのですが、中学生に上がる際にこちらへ引っ越してきました。ティーンエイジャーだった当時の自分にとって、西から東への大移動は生活が一変するとても不安なもので、なんだかじめじめしていたのを覚えています。それからしばらくは毎年夏から秋に1回、第二の故郷である滋賀県の昔住んでいた地域へ足を運んでは懐かしい友人を訪ねたり、広く見えた商店街や琵琶湖の遊歩道をぶらぶらしていました。いまも新幹線で西へ行くたびに昔住んでいた住居や風景が見えるのですが、この田園風景がいまの自分を形づくっているのだなあと郷愁の念に包まれます。このところはしばらく尋ねにいけていないのでまた隙を見つけてはふらりとまちかど散歩に行きたいです。でも仙台の七夕まつりも行ってみたいな。

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