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2023年5月 アーカイブ

2023年5月31日

きょうのデータ部☆(5/31)

今年入社した新入社員のデータ部研修の様子です。

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↑目録作成実習中。真剣な面持ちで頑張っていました。


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↑こちらは先々週研修を終えたグループの最終日のプレゼン風景です。2週間の研修の成果を発表してくれました。


皆さんどこに配属になるかはまだ分かりませんが、それぞれの配属先で活躍を期待しています!

2023年5月30日

美しき皇妃

今日は週刊新刊全点案内2309号の発行日です。
掲載件数は962件でした。

*こんな本がありました*

美しき皇妃エリザベート 美容からファッション、食事、フィットネスまで、その美の秘密

須貝典子(著) 片野優(写真)
河出書房新社(2023.5)


劇的な人生と美しい姿で知られるオーストリア皇后・エリザベート。
配信サイトのドラマシリーズが話題になったり、カンヌ国際映画祭でも彼女を主人公とした作品が評価を受けたり、現在でもそのドラマチックな人生はひきつけられるものがあります。
日本でも昨年、ミュージカル「エリザベート」が上演され話題になりました。
彼女の息子であるルドルフがモデルになったクロード・アネの小説「うたかたの恋」もミュージカル化されており、宝塚歌劇団で再演が重ねられています。

いつの時代も人々を引き付ける彼女の人生と生活を、彼女が着用したドレスや過ごした場所などの豊富な写真から垣間見られる1冊。

ミュージカル「エリザベート」の楽曲でなじみのある「ミルクバス」や「コニャックシャンプー」の作り方も紹介されています。


2023年5月25日

竹とんぼの思い出

5月の雑記のテーマは「校外学習」です。いつもの教室を出て、時間割に関係なく外を歩くのは、それだけでワクワクします。特に泊まりがけで出かける修学旅行は、学校行事の中でも特に心待ちにしていました。

ちょうど今くらいの季節に、高校の修学旅行で萩・津和野・広島をまわった時のことです。1日だけ生徒のみでグループ行動をする日があり、どこで何をするか、事前に綿密な計画をたてて当日をむかえました。ずいぶん昔のことなので、どこを見学したのか忘れてしまったのですが、海辺でのんびりと過ごしたことだけは鮮明に覚えています。たぶん見学時間が余ってしまったのでしょう。もしかしたら見まわりの先生の目をぬすんでサボっていたのかもしれません。途中のお土産物屋さんで、グループ全員でお揃いの竹とんぼを買って飛ばしっこをしました。たったそれだけの事なのですが、なんだかとっても楽しくて、みんなでゲラゲラ笑っていた光景を懐かしく思い出します。

あの時一緒に過ごした友人の名前は忘れてしまったけれど、竹とんぼは引越しの際にも捨てられず、今でも愛用のペン立てにたっています。

2023年5月24日

きょうのデータ部☆(5/24)

雨で寒かった昨日から一転、
本日は「これぞ初夏の陽気!」というような清々しい晴天です。

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先々週とは逆に、TRC本社ビルから覗く中央大学をパシャリ。

2023年5月23日

深海の世界を覗いてみると

今日は週刊新刊全点案内2308号の発行日です。
掲載件数は786件でした。


*こんな本がありました*


美ら海トワイライトゾーン知られざる深海生物のワンダーランド

佐藤圭一(執筆・監修)
産業編集センター(2023.5)


世界最大級の屋内水族館とも呼ばれる沖縄の美ら海水族館には、トワイライトゾーン(中深層世界)で生きる深海生物が展示されています。

本州の海では水深100mともなれば真っ暗ですが、沖縄の海は透明度が高く、僅かなブルーライトが海底に差し込むことによって紺碧の世界が広がり、そこには普段なかなか目にすることのない美しい生物たちが多く生息しているそうです。

沖縄の海は広く、深く、特に未知なる領域である深海の最深部まで到達することは宇宙を旅するよりも困難なんだとか。

そんな沖縄のトワイライトゾーンで水族館の飼育員さんが撮影した生物たちの貴重な写真や生態を紹介した1冊となっています。

ページをめくると見たことも聞いたこともない生物ばかり。
試しに生物名をネットで検索してみましたが、情報はほとんど出てこず、まだ解明されていないことの多さを感じさせます。

美ら海水族館というとジンベイザメが人気ですが、深海生物のワンダーランドの中から皆さんもお気に入りの一匹を見つけてみてはいかがでしょうか。

2023年5月22日

用語解説の本を探そう~TOOLiで探そうQ&A~

Q. DX(デジタルトランスフォーメーション)の用語辞典的な本はありませんか?

A. 資料形式が役に立ちます。

新年度が始まってそろそろ2か月。進級、進学、就職、部署異動などで新しい分野の知識に触れることになった方も多くいらっしゃることでしょう。
ええ、中には突然DX担当になってしまった方もきっと...。

と、ちょっと強引ですが、今回はある分野の用語辞典を探す方法をご案内します。
企業のDXはおおむね336.17(336「経営管理」の下、研究開発や企業情報管理などの分類です)に集まっていますので、この分類で話を進めます。

①別置で探す
まずは王道。参考図書として別置するような辞典を探してみましょう。
TOOLiの図書検索画面の、分類記号「別置」欄で「一般参考図書」を選択。そして、分類(10版)に「336.17」を入力。
これでヒットした中に辞典があれば...しかし、検索結果の中にDX関連の図書は見つかりませんでした。では、求める本はないのでしょうか?

②資料形式で探す
こんな場合は資料形式「用語解説」がお役立ちです。
同じく図書検索画面で、分類(10版)に「336.17」を入力した状態で、コード化情報の「資料形式」欄のプルダウンから「用語解説」を選択して、検索。

...すると、下記の本が見つかりました。
「今さら聞けないDX用語まるわかり辞典デラックス」

ウイングアーク1st株式会社「データのじかん」編集部 (編)  トツカケイスケ(マンガ)
左右社(2023.4)

わかりやすそうです。

資料形式「用語解説」は、別置記号「R(=参考図書)」の有無にかかわらず、用語を説明したものに対して付与しています。
別置記号Rを付けるにはいくつか基準があるのですが、語の排列が音順でない等で基準から外れたものも、用語解説であれば資料形式「用語解説」で探すことができます。

参考図書棚にお目当ての辞典がなかった場合、試してみてください。

2023年5月19日

博物館へGO! ~分類・件名のおはなし・129~

5月に入って花粉の猛攻もやわらぎ、すっかり過ごしやすい時期になりました......と思いきや、おととい・昨日は最高気温が30度を超える真夏日に。
まだ暑さに体が慣れていない時期ほど熱中症にかかりやすいもの。みなさまご自愛ください。

そろそろ暑いから外で遊ぶのは大変、でも天気がいいからどこかに出かけたい!
そんな方におすすめするのが、博物館めぐり。誰でも入れて入館料もお手頃、最近はイベントなども多くてじっくり楽しめます。
何より、展示品を守るため温湿度が管理されていて夏でも涼しい!


博物館の分類は069です。
博物館学の教科書や、一般的な博物館ガイドはここに分類されます。
ただし特定分野の専門博物館は各主題の下に収めるため、例えば国立科学博物館なら分類は406.9、京都鉄道博物館なら686.06となります。

また、TOOLiで博物館ガイドを検索する場合はジャンル検索の併用がおすすめです。
060030070000;旅行・地図>目的別ガイド>動物園・植物園・美術館・博物館

ジャンル検索と興味のある分類での検索を掛け合わせれば、そのジャンルの博物館ガイドを探すことができます。

2023年5月18日

最新の電車にのって

5月の雑記のテーマは「校外学習」。
楽しかったこと、わくわくしたこと、悲しかったこと...
いろいろな場所・思い出があるなかで、色濃く思い起こされるのがこちらの校外学習道中の記憶です。
 
小学校中学年の頃だったでしょうか。
校外学習ということで、隣県の自然博物館まで電車を乗り継いでいくイベントがありました。
 
このときに乗った電車が「つくばエクスプレス(TX)」。
親不在でおこなう電車を乗り継ぐレベルの遠出、また地面走行の地元の電車とは違い「高架もはしる電車!」ということで乗車前からわくわく。
また、そのころTXは開業したばかりでTVニュースでよく取り上げられており、さらにどきどき。
 
実際に乗ってみると...車内の椅子も床も手すりも空気もきれいで、車内も広めで、さらに見晴らしも素敵!!
いつもの「ガタンゴトン・ガタンゴトン」というあの音もしません。
車窓から見える筑波山が印象的で(地元の風景に「山」はなかった...)、友だちと何枚かスケッチをしたりなんかして。
メインの自然博物館を差し置いて、「地元のとはちがう!新しい電車すごい!全部楽しい!」という発見と興奮がつまった道中の思い出でした。
(目的地についたらついたで「駅前にロケットがある!?」なんて驚きがありましたが...なぜか道中の方がインパクトが強いのでした)
 
大人になり、そしてTXが身近な路線になった今、乗車してもとりたてて何かを思うことはありませんが...
たまにふと、このときのことを思いだします。

2023年5月17日

きょうのデータ部☆(5/17)

本日TRC本社では避難訓練が実施されました。
喫煙所での火災発生を想定した訓練でした。

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タバコの火の不始末にはくれぐれも気をつけましょう!

2023年5月26日

実は奥が深い~MARCや検索のはなし~

月末にお届けしているMARCや検索のはなし、今回はページ付についてのおはなしです。

まずは表示されている位置について。
ページの角に書いてあるもの、下中央に書いてあるもの、「5/6」のように見開き2ページ分が左右どちらかのページにまとめて振ってあるもの、途中まで下にあったものが上に移動するもの、ページ付がある部分とない部分があるもの、のどに近いギリギリの位置にあって図書をしっかり開かないと見えないもの、そもそも書いていないもの、など。
レイアウトによって様々なので、探すのに手間取ることもあります。

続いて、MARCに記録するときの表記方法について。
「288p」シンプルに1種類だけだった場合はこの形。
「8,280p」これは図書に複数種類のページ付があった場合です。間を「,」で区切って記録しています。8000ページ以上の超大作にも見えますが、実際は8p+280pなので1つ目の例とおなじくらいの厚さです。なお、TRC MARCでは「,」で区切って記録するのは3種まで。4種以上のページ付がある場合や、ページ数の表示がない本文ページが図書の1/4以上あって最終ページ付の記録では意味をなさない場合は「1冊」となります。
ページ付がない場合は「1冊(ページ付なし)」とします。しかし各ページには表示がないけれど奥付などに総ページ数があるという図書も。その場合は総ページ数を〔 〕に入れて入力します。

実はバリエーション豊かなページ付の世界。厚さの参考にもなりますので、頭の片隅に置いておいていただけると検索の際など役に立つかもしれません。

2023年5月11日

楽しいはずが...

出かけるのに気持ちの良い気候になってきました。5月の雑記のテーマは「校外学習」。学校行事でどこかへお出かけした思い出について語ります。

校外学習で一番に思い出すのは、楽しい思い出ではなく乗り物酔いのことです。やや遠い場所の場合、貸し切りバスで出かけることがありました。普通ならバスの中も楽しみのひとつなのでしょうが、昔から乗り物酔いがひどかった私には恐怖の時間でした。窓側に座らせてもらい、エチケット袋を完備し、あとは酔いませんように...とひたすら祈っていた気がします(祈りむなしくだいたい酔う)
特に、高校のスキー合宿は神奈川から岩手までバスで10時間以上の旅だったため、行きも帰りも酔いまくり、初めてスキーをしたことよりも辛かったバス内の方が印象深いです。

大人になった今もあまり改善せず、揺れる乗り物はもちろん、揺れる画面が多い映画や3Dゲームでも酔います...。何か画期的な克服方法が見つかることを切に願っています。

2023年5月16日

ウイルスを抱いて

今日は「週刊新刊全点案内」2307号の発行日です。
掲載件数は1238件でした。

*こんな本がありました*

「コウモリはウイルスを抱いて空を翔ぶ」

新田剛(著)
ブックマン社(2023.5)

 夏の夕暮れに空で奇妙な方向にはたためく小さな鳥?大きな虫?つい目で追ってしまう動きの生き物といえばコウモリ。ここ数年家の窓枠が休憩場所とされているようで何度か鉢合わせています。朝起きて窓を開ける際に朝寝中の彼?彼女?に窓を当て、つぶらな瞳と上向きの鼻が目の前に表れた時には眠気がいっきに吹き飛びました。コウモリに効くという薬剤を撒いてみてもあまり効き目はなく、そろそろ出てくるなと憂鬱なこの頃です...。
 そんなコウモリは感染症を運ぶ生き物として有名です。
 最近ニュースで見る感染症の分類表に出てくる、あの病気もこの病気もウイルスをコウモリが運んでいるというのは病気の恐ろしさと共に伝えられています。
 コウモリはなぜウイルスを運べるのか。免疫学にそのヒントがあるそうです。医学ではなく生物学の視点から解いた免疫学の本です。

2023年5月 9日

便利!『週刊新刊全点案内』巻末記事

毎週発行の図書館専用の選書ツール『週刊新刊全点案内』。
GWをはさむスケジュールだったため、本日は休刊日です。

新刊案内は、新刊図書MARCの情報をご案内する選書用カタログですが、既刊本をご購入の際にも参考となる「巻末記事」のことはご存じでしょうか。裏表紙をめくったところにあるカラーページに、毎週違う4種類の記事を掲載しています。


▪分類・TRC物流システム別集計
▪ストック・ブックス花まる本情報
▪文学賞等受賞情報
▪月間べストセラー・ランキング情報


以下の記事で詳細にご紹介していますので、日々の業務にぜひご活用ください。

便利!新刊案内の巻末記事①

便利!新刊案内の巻末記事②

2023年5月12日

著者のヨミが違う!? ~典拠のはなし~

個人名典拠ファイルを作成していると、しばしばヨミの違いに遭遇します。

同一人物ではあるものの、図書に記載されているヨミと典拠ファイルのヨミが違う。どちらかが誤りかもしれないが、確認がとれない。そんな状況が少なくありません。


一番多いのは、清濁の違い。
ヤマキ、ヤマキ等です。
姓に多く見られます。
どちらかが誤植なのか?どちらとも使用するのか?あまりこだわりがないのか?
調査しても判然としないことが多く悩ましいです。


二番目に多いのは、音訓の違い。
こちらは名が多い。
例えば、柳宗理の「ヤナギ,ムネミチ」「ヤナギ,ソウリ」。
本名と通称の関係(両方使用する)や改名(ヨミの変更)
というパターンがあるようです。


清濁に比べて音訓の場合は違いが目立ち気になります。なにより、検索が上手くできなくなると困る。
では、ヨミの違いが生じたとき、
・典拠ファイルはどのような対応をするのか?
・MARCはどのようになるのか?
をご紹介します。


今回例に上げるのは俳人、坪内稔典さん。
この方は「ツボウチ,トシノリ」「ツボウチ,ネンテン」の二通りのヨミ方を使用しています。「トシノリ」は本名、「ネンテン」は通称や愛称のようです。どちらのヨミも間違いではなく、改名でもない。
ヨミ違いを発見した場合の典拠ファイルの対応と、MARCの記録方法を見ていきたいと思います。


【図書の表示】
「一億人のための辞世の句」
坪内稔典 Tubouchi Nenten ← 「ネンテン」のヨミを発見!


典拠ファイルの統一形は「ツボウチ,トシノリ」。
このようなとき、まず図書の「ネンテン」のヨミが誤りでないかを確認をします。
誤りではないと確認できた場合、典拠ファイルに統一形とは異なるヨミの参照形を作成します。


●典拠ファイル
統一形:坪内/稔典 ツボウチ,トシノリ
参照形:坪内/稔典 ツボウチ,ネンテン ← 異なるヨミの参照形作成


MARCはどのようになるでしょうか。


●MARC
MARC No:15002644
タイトル:一億人のための辞世の句
タイトルヨミ:イチオクニン/ノ/タメ/ノ/ジセイ/ノ/ク
著者:坪内/稔典
著者ヨミ:ツボウチ,トシノリ ← MARCの著者ヨミには統一形のヨミを記録


図書には「ネンテン」のヨミがありますが、MARC上は「トシノリ」と記録。
図書とMARCを比べた時に、「MARCが間違っている!?」ように見えますが、これはMARCに個人名典拠ファイルの統一形のヨミのみを記録しているためです。


MARCの典拠形アクセスポイントが統一されている(統一形からのヨミを記録する)ことによって、図書記号や配架がばらつくことはありません。
検索については、典拠ファイルにヨミ違いの参照形を作成していますので、典拠ファイルを経由すればどちらのヨミでも検索可能です。


図書館現場で、このようなヨミ割れを起こしている著者の図書の受け入れしていると、MARCの著者ヨミが間違っている?と慌ててしまうことがあるかもしれません。そのような場合、TOOLiの典拠検索などで典拠ファイルを確認していただくと、実はヨミ割れを起こしている著者という可能性があります。


図書に表示されているヨミが典拠ファイルの統一形と異なり、その異なるヨミの参照形が無い場合、
・図書のヨミが誤植 ... 誤植の場合、参照形は作成しません
・データ部典拠班でヨミ違いが把握できていない
この2つの理由が考えられます。


ヨミ割れを起こしている著者に関して、典拠班では図書のヨミの出現状況をすべて記録し、統一形の適切なヨミはどれか?という検討を行っています。統一形のヨミを変更した方がよいと判断すると、個人名典拠特別訂正を行います。→ 前回の特別訂正はこちら「個人名典拠特別訂正(河鍋暁斎)」


現在、典拠班が把握しているヨミ割れの個人名典拠ファイルは約700件。そんなにあるのか!と毎回驚いてしまいます。

典拠班ですべての図書の情報を網羅することは難しいのが現状。そんなときはぜひ図書館現場の方のお力をお借りしたいと思っております。
何かしらデータ上の疑問があった場合は、お気軽にお問合せいただけると幸いです。

2023年5月 8日

〇〇年後の5月8日

日本には実にさまざまな「○○の日」があります。
今日が何の日なのかを調べ、それに関するいろいろを紹介してしまおうというこの企画(不定期掲載)、第29回目です。

今日は何の日? このお題をいただいた頃、タイムリーにアップされたこちらの記事
そうか、そういう探し方があるのか!
早速、件名「記念日」で検索したところ、気になる2冊が見つかりました。

日本史「今日は何の日」事典

吉川弘文館編集部 (編)
吉川弘文館(2021.1)

未来記念日 2023~2032

日外アソシエーツ株式会社 (編集)
日外アソシエーツ(2022.10)

同じ記念日でも、過去と未来、まったく逆を向いているように見える2冊です。
「日本史「今日は何の日」事典」は、「その日」におきた日本史上の出来事が分かる日めくり事典。
こちらの本で5月8日を調べてみると、一番古い出来事は「忍壁(おさかべ)親王」が亡くなった日とのこと。
天武天皇皇子と付されていますが、申し訳ありません。存じ上げませんでした。
そのほか、5月8日に起きた日本史上の出来事でピンとくるものは...

 豊臣秀頼、淀殿が大坂夏の陣にて没(慶長20年、1615年)
 ペリー、軍艦2隻を率い小笠原諸島父島二見港に来航(嘉永6年、1853年)

ペリーと言ったら下田。下田に来航したのは5月12日。日米和親条約に幕府が調印したのは5月21日だそう。

一方の「未来記念日」は、2023年~2032年の10年間に「〇〇周年」という節目を迎える事柄を日付順に一覧できる一冊。
例えば、2026年の5月8日はコカ・コーラの発明から140周年の節目に当たるそう。
コカ・コーラは「二日酔いの薬として発明された」との説明も付されています。
二日酔いになったとき用に、1本常備しておこうかな。
そのほか、未来の5月8日に節目を迎える出来事は...

 2028年 オマル・ハイヤーム生誕980周年
(ペルシアの詩人、科学者。詩集「ルバイヤート」の作者。)

作者の名前はすっかり忘れていましたが、「ルバイヤート」は世界史選択で受験をした遠い昔の記憶を呼び起こしてくれました。

 2030年 WHO天然痘根絶宣言50周年

今日はコロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類になった日。数年後、「コロナウイルス感染症が5類になってから〇年」として、振り返られるかもしれませんね。

2023年5月 2日

えんぴつを...

今日は週刊新刊全点案内2306号の発行日です。
掲載件数は1116件でした。
今月の表紙はこちら。
p20230502.jpg

木々の葉の緑が眩しい、さわやかな5月!
と言う事で、
葉っぱで遊んで、蝶を模してみたら
「ワッ!?」風を感じて空に・・・!!!?
(因みに、銀杏、カツラ、カラスノエンドウのつもりで描きました。)
そんなイメージです。
空を表したくて、またもや雲を描いてしまいました。
(Juri)


*こんな本がありました*

「えんぴつを彫る」

両角章(著)
鳥影社(2023.4)

表紙に並ぶ素朴な姿に惹かれました。

サブタイトルは「誰にも会えない、会いたくないとき、僕は「えんぴつ人形」を彫った。」
出版社のHPには「自分の気持ちを憑依させた依り代「えんぴつ人形」写真集」とあります。

だからでしょうか。掲載されている作品からは、アーティストの自己顕示欲!といったような空気は一切感じられませんでした。
"作品をつくる"という行為自体がもつ安らぎを感じさせてくれる本です。
もちろん、風景に溶け込むえんぴつ人形さんたちの写真はとてもかわいらしく、普通に眺めるだけでもとても安らぎます。

余談ですが、私は小学生の頃「えんぴつを3cm以下まで使うこと」を趣味・特技としており、実家には処分するタイミングを失った「3cm以下のえんぴつ」が大量にあります。
そんな事情もあって、この本を見た時「えんぴつにこんな使い道があるのか...!」と目の開かれる思いもしたのでした。
作り方も紹介されているので(本来"削る"ものなので彫りやすいのだとか)実家に帰った時にちょっと挑戦してみようかな...。

2023年5月 1日

地名細目拡充~新設件名のお知らせ2023年4月分~

明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

4月の新設は「AV出演被害防止・救済法」の1件でした。このブログで紹介することは少ないですが、法律名も件名として採用しています。

また、それとは別に今号から月に一回、「新設件名のお知らせ」とあわせて『週刊新刊全点案内』巻頭で「新たに地名細目を付加する件名標目」のお知らせを掲載いたします。
2022年より地域コードの新設にあわせ地名細目を付加する件名主標目の拡充を順次行っており、既存の件名主標目のうち前月に地名細目付加について変更したものを掲載しています。
たとえば、今週号掲載の「イスラム教」ですとこれまでは地名細目を付加していませんでしたが、「+国」(国名及び国より広い地名の地名細目を付加)に変更しました。
「イスラム教-イラン」や「イスラム教-パキスタン」など、地名細目が付くことでより細かく主題を探すことができるようになったため、検索の際にお役立てください。
拡充とMARCの修正は順次行っていますので、興味があれば適宜確認してみてください。

2023年5月10日

きょうのデータ部☆(5/10)

0510.jpg

先月開校したばかりの中央大学の新キャンパス。
立派な建物のアーチから覗くTRC本社ビルをパシャリ。

2023年5月29日

はじめの一歩Q&A~MARC MANIAX 目録2022⑫~

「カタロガーへのはじめの一歩」ということで、「これさえわかれば」というMARCに必須の最重要項目に絞ってご紹介してきました。
以下、Q&Aでおさらいしてみましょう。

Q.本のどこを見たらよいですか? (MARC MANIAX 目録2022第1回)
A.タイトル・ページ、奥付、背、表紙の4か所。「情報源」と呼ばれるこの部分の凝視こそが、本当の「はじめの一歩」です。

Q.何ていう本ですか? (第2回および第3回・第4回・第5回)
A.MARCの肝心要はやはり「タイトル」。これがなければ始まりません。4つの情報源を見比べて、よくよく確認してみましょう。本タイトルだけでなく、いわゆる「サブタイトル」や「シリーズ名」などのお仲間たちもお忘れなく。 
タイトルが決定したら、カナ読み・分かち書きも入力しましょう。ルールが複雑で苦労することもなきにしもあらずですが、検索では大いに威力を発揮します。

Q.誰が書いた本ですか?(第6回・第7回)
A.著者は、これもまたとても大切な項目ですね。目録の世界では「責任表示」と呼びます。
何人いるか?情報源の表記は共通か?(アルファベットと漢字、正式名称と略称などで違っていたらどうしよう?) 著・編集・訳・絵など、どの役割の人をどの順番で並べればよいのか?...奥が深い責任表示の世界です。

Q.いつ・どこで刊行された本ですか?(第9回)
A.出版者と出版年です。情報源の中でも、記述が詳しく正確な確率が高いのは奥付。出版地もしっかり確認しましょう。

Q.どんな本ですか?(第10回)
A.大きさ・ページ数といった項目も重要です。本の外見が大まかにわかりますし、内容が想像できることも(ページ数が少なければ「コンパクトな解説書なのかな」など)。「図版の枚数が数えるたびに違う恐怖」が味わえる特典つき。

Q.以前の本と同じではありませんか?(第11回)
A.既刊本との違いを見分ける項目が「版表示」。改訂・第2版・増補・新装などなど様々な種類があります。新しい内容かどうかの判断に使える大切な情報です。くれぐれも見落としのないように!

いかがでしたか? お手元の本のMARCも無事に完成したでしょうか?
12回にわたってお届けしてきたMARC MANIAX 目録2022もここで一区切りですが、今後もぜひ参考にしていただければ幸いです。

2023年5月15日

「違いがわかる」版表示~MARC MANIAX 目録2022⑪~

MARC MANIAX目録 第11回は「版」と「刷」のお話です。

★まず「刷」について
話題の本が発売されるときに「初版20万部!」などとニュースになりますが、これは本当に特別な場合です。出版社が新刊を出すとき最初に印刷しておくのは、ほとんどの場合は数千部とか数百部と言われています。そのあとは売れ行きを見ながら増刷します。よく売れる本、ロングセラーになるとこの増刷の回数が増えていきます。
近所の書店に並んでいる「蹴りたい背中」の奥付を見たら「225刷」とありました。
私が持っている「蹴りたい背中」は「7刷」。この両者は同じ本。
「刷」(刷次)は「同じもののコピー」という意味です。


★「版」は違いを示すもの
一方で「日本十進分類法(NDC)」を考えてみます。A図書館が所蔵しているのは新訂9版で、B図書館は新訂10版、というのは取り換えが効きません。「日本十進分類法(NDC)」の新訂9版と新訂10版では内容がそれぞれ違うからです。これが「版」(版表示)です。
第2版、改訂版、新訂版などがあります。改訂、増補など「版」が略されているケースもあります。


★「版」でも「内容は同じ」ケースもある
新装版、普及版、愛蔵版などがこれにあたり、内容は同じでも主として外装に差があるものです。


TRC MARCでは、この2種類の版表示について、場所(MARCタグ)を分けて入力しています。
265A01 に内容が変わっている意味の「版表示」
265B01 に内容は同じだが外装が違う「特殊な版表示」

なお年鑑などにみられる「2007年版」といった表示は版ではなく巻次として入力します。

実際には、出版者の「版」「刷」に対する考え方は様々なので、スッキリあてはまらないケースも多々あります。「2版」とあっても意味は「2刷」のこともありますし、「〇〇版」ならみな版表示かというとそうでもなく「カラー版」「決定版」など特色の宣伝として付いている語句もあります。
前に出たものとどう違うのか同じなのか?単なる宣伝文句なのか? 版表示は図書を選ぶポイントになるものですから、MARC作成の際には既刊MARCを検索し、図書の中身を確認しつつ、「265AかBか」適切な場所に入力していきます。

例えば手元にある「日本十進分類法(NDC)」新訂10版の奥付を見てみます。

1929年8月25日  初版発行
2014年12月25日 新訂10版第1刷発行
2021年12月10日 新訂10版第8刷発行

1929年はNDCの初版が世に出た記念すべき年。このあとご存知のように改訂を重ね、新訂10版が発行されたのが2014年12月25日。手元にあるのは2021年12月に発行されたものだけれど、これは増刷分であって版としては2014年12月25日に出たものと同じである。ということがわかります。

なお、第9回の復習になりますが、TRC MARCの出版年の記録は「対象図書の属する版が最初に刊行された出版年・月を入力」ですから、新訂10版の出版年は「2014.12」となります。(初版が出た1929年でも、新訂10版第8刷が出た2021年でもないことにご注意ください。)

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