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2012年2月 アーカイブ

2012年2月29日

きょうのデータ部☆(2/29)

うるう日ですね。
幼い日から疑問なのですが、
今日が誕生日の人は4年に一度お誕生日を祝うのでしょうか?

そんな今日は朝から雪景色。
NEC_3347.jpg

誰も踏んでいない雪につける足跡、うれしいですよね。
でも大分積もってきたのでちょっと憂鬱に…今夜、明日朝、転んだりしませんように。

2012年2月28日

魅力再発見

本日は「週刊新刊全点案内」1756号の発行日です。
掲載件数は1525件でした。

昨年から流行りだした「麹」を活用した料理や菓子。今週号にも関連書籍が複数掲載されています。また、麹ブームから発酵全体に関心が寄せられているようで、発酵食品の料理本も増えてきました。件名標目検索でいえば、「料理」に、「麹かび」or「発酵食品」等の件名を組み合わせてand検索してみるといろいろ出てきます。
例)

オンライン書店ビーケーワン:NHKためしてガッテン発酵パワーの簡単おかず「酒かす」「酢」「みそ」「ぬか」
NHK科学・環境番組部
主婦と生活社「NHKためしてガッテン」編集班

主婦と生活社(2012.3)
発送可能時間

ともあれ、日本伝統の発酵食品が見直されるのは良いことです。

日本伝統といえば、他にもこんなムック本が。

オンライン書店ビーケーワン:はたらく刃物 素材と道具、そして職人仕事の博物誌
かくま つとむ
大橋 弘

ワールドフォトプレス(2012.3)
発送可能時間

手道具・刃物を通して日本文化を見直していくというテーマ。こんな刃物、こんな職人仕事が!と新たな発見があります。子どもが刃物を使う機会が減少している現状にも目を向け、教育道具としての刃物についても紹介されています。いま、どれだけの小学生がナイフで鉛筆を削れるんでしょう…。

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2012年2月27日

LAST ONE

こんにちは。
AV(録音・映像資料)の岩瀬です。
この間、こんなCDのMARCを作りました。

「LAST ONE  原田芳雄ファーストアルバム」(MARC No.12900812)

1977年にレコードとしてリリースされたこの作品、俳優・原田芳雄さんのデビューアルバムだそうなのですが…。ファーストアルバムなのに、LAST?

俳優としてのキャリアの方が先だった原田さんの、アルバムなんてこれっきりだよ、という洒落っ気が込められたタイトルなのかもしれないのですが(詳しいことは存じませんけど)、今見てしまうと、この「LAST」の文字、なんとなく、昨年7月の訃報に触れた時のようにちょっと寂しい気持ちになりました。
原田さんが亡くなられた後の、12月に初CD化されたのだそうです。

そんなCDを前に、原田さんが出演された映画を見たときの記憶がよみがえりました。
ギター片手に“流し”を演じていた原田さんが劇中、「あたしねえ、これでもアルバム出してんですよ、1枚」みたいなセリフを言っていて、それがあまりにも自然なので、映画であることを忘れて、もしかしてホントに出してるかも、と信じてしまいそうになったこと。
これとは別の出演作で、主題歌を歌う独特の渋い歌声に、ちょっとした驚きを感じた時のこと。
でも、本当に、音楽活動もなさってたんですね。

そうやって思い返してみると、映画やアルバムなど、亡くなった後にも姿や声が残る、俳優や歌手という職業は、こわいような、幸せなような、不思議な仕事だな、と感じました。
DVDもCDも、どんどん技術が進化して、最初に封切られた時の鮮やかさを再現した画面、演奏された当時に優るほどの臨場感あふれる音などを楽しめるものが増えてきました。
それらを通して、何度でも楽しませてもらえる私たちは、とても幸せなのかもしれない、とそんなことを思いました。

2012年2月24日

リケジョ=○○女子

月末にお届けしている「MARCや検索のはなし」。
今回はタイトルの注記についてお話します。

タイトルは本の顔ということで、出版社もインパクトやデザインを考えて、あの手この手で目を引くタイトルをつけます。
たとえばこちらの本。

オンライン書店ビーケーワン:リケダン、リケジョの育てかた 中学生までで決まる!

レキジョ(歴女)ではないです。何を育てるのでしょう?
正解はリケダン=理系男子、リケジョ=理系女子。(見にくいですが表紙にあります)
理系の子どもの育てかただったんですね。
たしかに、「理系男子」と漢字であるよりも「リケダン」の方が親しみやすく、何より興味をそそられます。
上手い言葉を考えるものね、と感心しつつ、ここで本題です。

目録上、タイトルはどのように表記したらよいでしょう。
本タイトルとして採用できるものが1つなので、まずはいつも通り、4情報源の表示を参考に1つ決めます。
標題紙>奥付>背>表紙の優先順位で見た結果、
「リケダン、リケジョの育てかた」を本タイトルとして採用しました。

  本タイトル:リケダン、リケジョの育てかた

さて、今度は理系男子・理系女子の扱いです。
リケダン=理系男子 という説明ですので、タイトル関連情報にするのも適切ではなさそうです。
TRCでは、本タイトルに説明的な言葉があった場合、別タイトル という注記をしています。

  本タイトル:リケダン、リケジョの育てかた
  別タイトル:理系男子 理系女子の育てかた

こうしておけば、“リケダン”という言葉を知らない人でも、理系男子にまつわるこの本に出会う可能性がぐんと広がります。

*****
それにしても、理系になれるかどうかは中学生までで決まるんですね。
今更リケジョになりたい!とまで高望みはしませんが、せめて地図を見て迷わない程度の空間把握能力は手に入れたい、と切実に願うブンジョ(文系女子)なのでした。

2012年2月23日

大菩薩峠 ~わたしの思い出の本~

思い出の本、と記憶をたどって幼児期へ…遡ろうとしたのですが、まずこの峠を越えなければその先は見えず。

オンライン書店ビーケーワン:大菩薩峠 1
大菩薩峠 1
(ちくま文庫)
中里 介山

筑摩書房(1995.12)

ちくま文庫で20冊、到底ひとりでは読み通すことができなかったでしょう。学生時代に参加した自主ゼミで、約1年かけて読破しました。
月に1冊、夏休みなど長期の休みには月に3冊を読む事が課題。月1回開かれるゼミでは毎回担当者がレジュメを作成、あらすじ等をまとめました。また、巻が進むにつれ登場人物が増え、派生する物語がいくつも同時進行することから、人物相関図や物語進行表なども作成。登場人物のひとり・道庵先生の住む長者町を探して東京下谷を散策したことも。なつかしいなー。わたしにとって「大菩薩峠」は思い出の本、というか、思い出を喚起してくれる本、といった方がいいかもしれません。
読み返すことはまずない…と思いますが、このちくま文庫20冊はいつまでも手元においておきたいと思っています。bk1では現在購入不可になっていますが、電子書籍版「大菩薩峠」がありました。
蛇足ながらも…。この小説は著者存命中に完結する事なく、未完のまま。まさかあの1行で終わるなんて…「えっ!これで絶筆!?」と当時絶句したのも懐かしい。ともあれ、この超大作を読み通したことが、わたしの読書体力を培った事は間違いないでしょう。じたばたせずに、物語にどっぷりひたる喜び(と苦しみ)。
今度は映画「大菩薩峠」で机竜之介に再会してみようかな?

2012年2月22日

きょうのデータ部☆(2/22)

今日は「猫の日」だそうで。
そう簡単に猫には会えないよなあと思っていたら、いました!


p20120222.JPG

データ部和みグッズの中に猫さん1匹。(小さいですが、わかります?)

いつも下を向いてMARCの入力などしてるので、たまには目線を上にしてパソコンの上のつぶらな瞳に癒されましょう。


2012年2月21日

地図をめぐって

本日は「週刊新刊全点案内」1755号の発行日です。
掲載件数は 1174件でした。

*こんな本がありました*

むかしから「地図」というものがちょっと苦手です。
どこか目的地に行くために地図をみるのは大丈夫なのですが、
これといった目的もなく地図を見ていると、こう、ページ一杯にみっしり詰まった情報に圧倒されてしまうというか、なんだかよるべないような気分になってしまうのです。

地図をながめていれば何時間でも楽しめるというタモリさんのような境地にあこがれますが、なにかちょっとポイントを示してほしい…

今週は、そんな要望に応えてくれる本がありました。

オンライン書店ビーケーワン:旅に出たくなる地図 世界 16版
オンライン書店ビーケーワン:旅に出たくなる地図 日本 17版

それぞれ16版、17版を重ねたロングセラー!

この本がすごいなと思うのは、各地の観光地を、その良さが伝わる地図をつかって紹介しているところです。
都市なら観光スポットが一覧できる市街地図、自然景観が見所の場所は立体感のある鳥瞰図、というように。さすがは地図の帝国書院。旅気分と同時に、地図そのものも面白さが味わえる…深いです。


もう1冊、地図に関連した本を。

オンライン書店ビーケーワン:日本地図史
金田 章裕
上杉 和央

吉川弘文館(2012.3)
発送可能時間

班田図・荘園図・国絵図・鳥瞰図・伊能図・世界図などなど、日本に数多く残されている地図が、どのような目的で作製・利用されてきたのかを研究した本。
こんなにたくさんの地図が作られたのは、日本人の凝り性ゆえなのか、それとも私のように地図が苦手な人が多かったための工夫だったのか? 気になるところです。

2012年2月20日

ASのお仕事

こんにちは。
ASの横山です。

博物館や資料館の資料、または図書館の郷土資料などをお預かりすると、館の案内や催しものの解説、○○ニュースなどといったパンフレットが混じっていることがあります。
どれも1枚ペラから数ページほどの資料ですが、これがなかなか目録泣かせ、装備泣かせです。
普通の図書と違って、標題紙・背はもちろんのこと、表紙もほぼ存在しません。
奥付があればラッキーですが、それでも目録に必要な情報が揃っているとは限りません。
さすがにタイトルはおもてに大きく書かれているものの、発行者は怪しい場合があり、発行年などはないことも。
そのため、ずいぶんスカスカしたデータになってしまいます。
また、表紙・背がなく余白も少ないと、バーコードラベルや背ラベルを貼る場所を探すのに苦労します。

2012年2月17日

冬は鍋~分類/件名のおはなし・29~

暦のうえでは立春も過ぎましたが、全国的に厳しい寒さが続いていますね。こんな寒い冬に思い浮かべる料理といえば、なんと言っても鍋物。鍋物だけを取り上げた料理の本も多く刊行されていることから、昨年末、検討の結果、NDLSH(国立国会図書館件名標目表)から「鍋料理」という件名を採用しました(「鍋物」は参照語にしました)。単に鍋を使った料理ということではなく、鍋のまま食卓に供して、食卓で煮ながら食べる料理に付与します。と書いているうちに、いろいろな鍋料理が頭に浮かんできました。

オンライン書店ビーケーワン:おうちで本格鍋料理 旨さを引き出すコツを専門店に聞きました

さて、この「鍋料理」に限らず、ここ数年、いろいろな料理関係の件名を採用するようになってきました。2004年以降で見てみますと、「カレー」「ラーメン(麺類)」「キムチ」「スープ」「汁物」(和食の汁料理)「刺身」「駅弁」「ハンバーガー」「おせち料理」などを新たに採用しました。
「カレー」「スープ」「ラーメン(麺類)」などは、よくそれだけで一冊の料理本になったりしています。
また、「カレー」「スープ」などは、様式や材料で細分されているNDC(日本十進分類法)の596では、それ以上分類を展開できないことが多いので、件名による検索が威力を発揮すると思います(NDC新訂9版をご覧ください。596.2以下は「様式別による料理法.献立」で日本料理などに細分。596.3以下は「材料別による料理法」で肉料理などに細分)。日本でのカレーは、もはやインド料理とはいいがたいことが多いですし、材料別というわけにもいきません。
ちなみにスープカレーを扱った本には、件名で「カレー」と「スープ」を付与しています(分類は596)。
オンライン書店ビーケーワン:スープカレーキッチン
スープカレーキッチン
(MARBLE BOOKS)
水野 仁輔

マーブルトロン(2006.1)
発送可能時間

まだしばらく寒い日々が続くようですが、くつくつ煮えた鍋の具をはふはふほおばり、身も心も温まって、風邪などひかずに乗り切っていきたいものです。

2012年2月16日

くろうま物語~わたしの思い出の本~

私の思い出の本は、イギリスの女流作家アンナ・シュウエル原作の「くろうま物語」。小学1、2年の頃、親に買ってもらった本です。

美しい黒い子馬が生まれ、成長し、働く場所を転々と変えて、様々な人間や馬に出会い、生死をさまようほどの苦労をしながらも、やがて、穏やかに暮らせる場所を見つける…という、ある一頭の馬の一生をたどるストーリー。

訳書もさまざまあるようですが、私が読んだ本では、主人公の馬の名前は、「くろ」あるいは場面によっては「ぶらっく・びゅーてぃ」。低学年向けの本なので「ぶらっく・びゅーてぃ」と、ひらがなで書かれています。

この本の挿絵が好きでした。
瞬間を切り取ったかのようなドラマティックな絵。
表紙やカラー頁の挿絵では、馬の黒毛が紫がかった黒で描かれており、その艶やかな毛並みに憧れていました。

お正月、帰省したときにこの本を実家から自宅へ持ち帰りました。
大人になってから、初めて読んだ頁があります。
「ご両親や、先生がたへ」と題された大人向けのあとがきです。

優しい眼差しをもって、子どもを本の世界に導こうとしているのが伝わり、なんとも言えない幸福感と懐かしさをあらためて感じました。

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2012年2月15日

きょうのデータ部☆(2/15)

近所の公園に、紅梅が咲いていました

201202151216000.jpg


寒そうな木々の中にきれいなピンク色
心もあたたかくなります
春はすぐそこまで来ていますね

2012年2月14日

空を見上げて…

本日は「週刊新刊全点案内」1754号の発行日です。
掲載件数は 1154件でした。

*こんな本がありました*

子どもとお散歩をするようになって、空をよく見上げるようになりました。
よく晴れた青空を飛行機雲をひっぱりながら横切る小さな飛行機や、毎日ちょっとずつ大きくなっていくお月様…。
自分ひとりで歩いていたら気づかないものを、子どもとちょっと立ち止まって空を見上げて発見できたとき、少しだけ得したような気持ちになります。
毎日空を見上げていたら、すごいものも発見できるかも!

オンライン書店ビーケーワン:すごい空の見つけかた 2

この本で紹介されているのは、富士山の上に現れた竜のような雲や飛行機から見たオーロラなど、普段私が空に見つけるものとは桁違いにすごいものですが、いつか見てみたいものです。

第1弾はこちら。

オンライン書店ビーケーワン:すごい空の見つけかた


ところで、この本には昨年末に話題となった皆既月食のことも載っていました。
私は残念ながら見逃してしまったのですが、今年の5月には金環日食が見られるらしいですね。
25年ぶりらしく、今回を逃すと次のチャンスは18年後とか…。
万全な準備をして金環日食を見てみたい、そんな方はこちらの一冊をどうぞ。

オンライン書店ビーケーワン:日食が観測できる本 「金環日食」と「金星の太陽面通過」を観測しよう


2012年2月13日

ご当地キャラクター

図書館蔵書で扱っている本には、地方自治体が発行している議会の議事録や予算決算資料、地元紹介の冊子などの行政資料があります。最近、その表紙にご当地キャラクターが描かれているのをよく見かけます。

今、手元にあるものだけでも

うなりくん   成田市観光キャラクター 
勝浦カッピー 勝浦市のカツオキャラクター 
ピーちゃん ナッちゃん 八街市のイメージキャラクター 
はにたん   高槻市のマスコットキャラクター
すいたん   吹田市のイメージキャラクター


実物をここでお見せできないのは残念ですが、どれも地元の名産などがモチーフになっており、ほのぼのとした可愛さで心がなごみます。地元では人気者なのでしょうね。ブログをしているキャラクターもいるようです。

この仕事をしていなければ、たぶん知ることもなかったご当地キャラクターたち。これから、どんな新しいキャラクターを見つけることができるのか、楽しみにしているのです。


オンライン書店ビーケーワン:日本全国ご当地キャラクター図鑑
ご当地キャラクター図鑑制作委員会

新紀元社(2009.5)
発送可能時間

2012年2月10日

ついにロスでライブまで ~典拠のはなし~

先日(といっても去年なのですが。)こんな本が来ました。

オンライン書店ビーケーワン:HATSUNE MIKU in Los Angeles はじめまして、初音ミクです。 MIKUNOPOLIS公式写真集

あるアイドル歌手のライブ写真集なのですが、この本の特異性にお気づきになられたでしょうか?
そう、これは「人間」のアイドル歌手ではなく、「バーチャル」アイドル歌手のライブ写真集なのです。
ボーカロイドは2011年7月、ついにロサンゼルスでライブをおこない、その写真集まで出してしまったのです。

と、言っても何のことかわからない方もたくさんいらっしゃると思います。(斯く言う筆者の身近にも、つい最近まで「ボーカロイドって何?」という人間がいましたし…)
簡単に「ボーカロイド」についてご説明すると…

「ボーカロイド」とは“ヤマハが開発した音声合成技術、及びその応用製品の総称”です。
しかし、時として”応用製品に設定されているキャラクター”の事を示し、今ではこちらの意味で使われることの方が一般的かもしれません。(Wikipedia内VOCALOIDの項目参照
後者の「ボーカロイド」には『初音ミク』や『がくっぽいど』などさまざまなキャラクターが存在しており、日本では彼ら(?)のアルバムがオリコン週間チャートで1位を獲得したりもしています。
この本で取り上げているロサンゼルスのライブを行ったのは『初音ミク』『鏡音リン』『鏡音レン』『巡音ルカ』の4人(?)で、クリプトン・フューチャー・メディアの「キャラクター・ボーカル・シリーズ(CVシリーズ)」のキャラクターたちのようです。

そういえば以前、実在しない人(物)も典拠ファイルを作成していると、このブログで紹介させていただいていました。
ロスでライブをするほどなのですから、『初音ミク』さんもいるかな?と思って、人名典拠ファイルを調べてみました。

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人名典拠ファイルがあるのに対象冊数が0件になっています。これはいったい?と思ったら、出現フラグがAV(著)になっていました。AV資料の歌い手として登場していたから本は0冊なのですね。なるほど。

『なめ猫』や、アニメ『超時空要塞マクロス』の「リン・ミンメイ」のように、1980年代から模索されていたバーチャルアイドルも、単純に人が声を当てるだけではなくなり、海外進出(ついでに人名典拠へも進出)を果たすまでになったと思うと感慨深いものがあります。
今後の「ボーカロイド」の活躍にも目が離せなくなりそうです。

2012年2月 9日

覚えているのは… ~わたしの思い出の本~

少し前の子ども向け読み物のTRC MARCを見ていると、時折びっくりするようなものに出会います。
「このハードボイルドを子ども向けにするとは!」とか、「1冊にこれとこれを入れてしまうとは豪勢な、っていうか盛り込みすぎでは?」とか、「この人がこんなところで挿絵を描いているとは」とか…。名作ものや、SF、推理のシリーズなどは、その豪華ラインナップに見入ることしばし。
ただ、実際の本を見ながらではなくデータだけなので、どんな翻訳なんだろう、著者本人が手を入れたのだろうか、など想像しながらの仕事になります。

それにしても、乱歩の「怪人二十面相」や南洋一郎の「怪盗ルパン」(正しくはルブランの)、世界のSFシリーズなどに一時期あんなにも熱中したのはなぜなのか。手の甲に赤い輪が出てきたらどうしよう、部屋の隅のカーテンから何かのぞいているのでは、とびくびくしながら読んだものでした。
そして、今となっては筋立てはまったく覚えていなくても、なんとなく記憶に残っている“あの”挿絵のかずかず。心なしかページが黒っぽく透けて見え、気配を察しつつページをめくると…。


作者など関係なく読んでいたSFやミステリーはいったい誰の作品だったのか。そして今だとどう見えるのか。気になりながらも、あの重さを通勤電車で読む気力はなく、かといって、文庫版ではあの重みが味わえず。ましてや電子書籍ではあの愉しみは…。
というわけで、とりあえずはこんな本をのぞいてみようかと思います。

オンライン書店ビーケーワン:少年少女昭和ミステリ美術館 表紙でみるジュニア・ミステリの世界

2012年2月 8日

きょうのデータ部☆(2/8)

今日、入力されチェックされ、明日の校正を待っている本たち。
大きいのから小さいのまで、いろんな本がありますね。


p20120208.jpg

2012年2月 7日

スタンダード・ナンバー

本日は「週刊新刊全点案内」1753号の発行日です。
掲載件数は 1335件でした。

2月の表紙はこちらです。バレンタイン!
p20120207.JPG


*こんな本がありました*

「私の青空」という歌があります。
何回もカバーされ、CMなどでも使われているので、どなたも聞いたことがあるのでは。
「狭いながらも楽しいわが家」は現代も変わらぬ共感をよぶ一節ですね。口笛で吹きたくなります。

さて、もとはアメリカの曲だった「私の青空」、その日本語版を初めて歌ったのが二村定一です。
こちらはその評伝。

「私の青空」でうたわれた小市民的幸福を思うと、紹介文にある「稀代の蕩児」というのが気になります。
時代は「エロ・グロ・ナンセンス」の昭和初期、どんな人生を送ったのでしょうか。

オンライン書店ビーケーワン:沙漠に日が落ちて 二村定一伝


「私の青空」をタイトルに冠したこちらの本も、最近刊行されています。

オンライン書店ビーケーワン:私の青空 二村定一 ジャズ・ソングと軽喜劇黄金時代

今度は記憶~新設件名のお知らせ2012年1月分~

『週刊新刊全点案内』は毎月最初の号の巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名はTRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

1月は8件の件名を新設しました。

そのなかに「世界記憶遺産」という件名があります。

「世界記憶遺産」はユネスコが主催する三大遺産事業の一つで他の二つ「世界遺産」「世界無形文化遺産」は既に件名として採用しています。「世界記憶遺産」は文書、楽譜、写真、映画などを対象に保存を支援するために1992年にはじめられました。
日本は古い文書類が多く保存されていて国宝の制度も完備しているためか「世界記憶遺産」の登録はありませんでした。昨年、山本作兵衛さんの残した筑豊炭鉱の記録が日本の登録としては第1号となったため「世界記憶遺産」という制度も知られるようになりました。
山本作兵衛さんの絵や文章は、60年代70年代に多く出版されていました。私は上野英信さんの岩波新書「地の底の笑い話」(1967年刊)の挿絵で記憶していました。まさに記憶に残る絵だったのです。しかし、1984年に山本作兵衛さんが亡くなると、バブル経済期には忘れ去られたように思えました。
日本近代の発展を担った筑豊炭鉱の労働が絵や文章で残されていて「世界記憶遺産」に登録されたのは喜ばしいことだと思います。おかげで昨年は山本作兵衛作品の復刊や新刊が相次ぎました。1点だけ紹介しておきます。

オンライン書店ビーケーワン:炭鉱に生きる 新装版 地の底の人生記録 画文集

2012年2月 6日

春の児童書

2月に入ってから児童書のセットものが
続々入荷しはじめました。
春からの新学年スタートに向けて、
今の時期に刊行されるものが多いようです。
大判でカラフルなものが多いのでよく目立ちます。

内容もバラエティーがあって、
授業の内容を深めていけそうな参考書から、

オンライン書店ビーケーワン:骨と筋肉大図鑑 1 人体 「体」と「運動」を調べよう!

読み物として楽しめそうなものまでいろいろです。

オンライン書店ビーケーワン:感動する仕事!泣ける仕事! 第2期1 行動でメッセージを伝えたい お仕事熱血ストーリー

児童書ノンフィクションは、
学習件名目次情報ファイルもデータ作成しています。

授業や宿題で気になる言葉を、
どんどん検索して、色んな本と出会っていただけたらと思います。

2012年2月 3日

「新刊案内」に載るようになりました

こんにちは。新刊目録の望月です。
月曜日にもご紹介した楽譜についてです。


Q.
今年から「週刊新刊全点案内」に楽譜が掲載されているそうですが、「新刊案内」のどこを見たら楽譜だとわかりますか?



楽譜には、別置記号「M」を付与しています。「新刊案内」に分類◎M~とあったら、それは楽譜だということです。

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別置記号は、楽譜以外に児童書や参考資料、文庫本などにも付与しています。実物の図書を見たときに、条件に当てはまれば付与しているので、子ども向けの本だとか、レファレンスに使えるとか、その本の特徴も表わしています。
別置記号についてはこちらに詳しく書いてあります。

2012年2月 2日

菓子折本

図書館蔵書部署に菓子折が。
と、思って、包装紙をはずしてみると中身は本でした。
包装紙についてる製造元記載らしき白紙が実は奥付。紐までついてて凝ってる!
書名は「古今名物御前菓子図式」。上下本で、宝歴10年(1760)刊の 影印本。
菓子の原料とその製法が述べられています。
(写真をお見せできずに残念。)

他に、菓子関係で目に付いたのは、「ほしいも学校」(2010年刊)。徹底的に干し芋について書かれた本です。発売元HP情報によると、本物の干し芋がセットされた書籍バージョンもあるそうですが、データ部に来たのは書籍のみ。(実物も見たかった!)

こういった菓子と本のコラボ。甘党かつ本好きにはたまりません。

2012年2月 1日

きょうのデータ部☆(2/1)

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雑然としてますが、本日入力したMARCのゲラです。

この厚さに達成感。


寒い日が続きますが、みなさま風邪などお召しになりませんよう。

博物館、図書館、文書館、公民館(MLAK)東日本大震災被災救援情報
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