毎年1月・7月といえば、データ部員として気になるのは芥川賞・直木賞。
2014年上半期の受賞作は先週木曜日7月18日の発表でした。
第151回の芥川賞受賞作「春の庭」は『週刊新刊全点案内』1875号(7/29発行)掲載予定です。
直木賞受賞作「破門」は『週刊新刊全点案内』1851号(2/4発行)にベルとして掲載されています。
さて、芥川賞受賞作は多くの場合、受賞後に単行本に収録されて刊行となるので、TRCMARCを最初に作成する時に
391A 芥川賞
391D 151(2014上半期)
と受賞情報を入れることができます。
一方、直木賞受賞の「破門」のように既にMARCの作成が済んでいるものはどうするかといえば、あたりまえですが、情報追加をしてMARCのデータを更新します。
ほかにMARC作成をした後で情報追加をするものとしては
・新聞の書評情報
・増刷時に変更されたISBN
などがあげられます。
そのほか
・新設件名標目採用に伴う累積MARCへの反映
・責任表示の読みが判明した等の訂正
・改題前のMARCに、改題後のタイトルなどを注記
などなど
MARCは一度作っておしまい、ではなく常に手を入れつづけているのです。
更新データは通常、週1回土曜日朝にアップロードしております。
TOOLiも同じタイミングでデータが更新されていますので、よろしければ「破門」に直木賞の受賞情報が追加されていることを確認してみてください!