« きょうのデータ部☆(7/6) | メイン | 同い年の3人 »

山の日、もうすぐですね

逆上がりも跳び箱も二重跳びも出来ず、自転車にやっと乗れるようになった頃、坂道で自転車もろとも一回転、前歯を2本折る。マラソンも大抵ビリから2番目(最後の人はほぼ棄権)。

はい、運動音痴です。スポーツに縁なし!とお近づきにならないまま大人になりました。そんな私ですが、数年前から年に一度、登山をしています。(今月の雑記のテーマは「七夕」。ちょっと広げて一年に一度の出来事を)

長男が小学校にあがった年、ちょっと登ってみようという話になり、静岡県の越前岳に親子でチャレンジ。当時、次男は4歳、私は前述のレベルの運動音痴。長男も初めてのことなのでリタイア前提で登りはじめました。すぐに息は切れ、はぁはぁいいながらほんのちょっと登ったところで振りかえると、意外な程、高い場所まで来ていました。遠くのレジャー施設や出発した駐車場が小さくなっています。しかし4歳が音を上げ、初回はここでリタイア。正直、私も一安心でしたが、それなりに登れた感が頭に残りました。
その翌々年は富士山中腹の双子山に。もはや6歳の次男はひょいひょい登り、明らかに私が最大のお荷物。それでも、一歩一歩登って行くうちに、周りの草の種類が変わり、木の高さも低くなり、空気もひんやりしてきたなと思ったら、なんと草木がない地帯に突入。森林限界というやつを越え、今まで遠くから眺めてきた富士山の、灰色の石だけのところに行きついたのです。

これは衝撃的でした。
日頃家事と通勤しかしていない運動音痴でも、一歩一歩足を前に出せば、時間はかかっても必ず高いところに行ける。高いところに行けば行くほど、いい景色が見られる。いい空気が吸える。よろよろはぁはぁしながらだけど、やってきたことの成果は分かりやすく、自分がここまでできたことの満足感といったら! (もう脳内麻薬出まくりです。きっと)
すっかり「山ってステキ!」気分になりました。


8月11日は山の日ですね。夏の登山はへなちょこビギナーにはきつそうですが、もう少し気候が良くなったら...なんて、こんな本を見ると思ってしまいます。


ゆる山歩き 思い立ったら山日和

西野淑子(著)
東京新聞
(2016.3)


ゆっくりたのしむ山歩き  はじめてでも安心!

古谷聡紀(著)
永岡書店(2016.3)


せめて、目を閉じて深呼吸。

コメントを投稿

(投稿されたコメントは、TRCデータ部の営業時間内にアップいたします。投稿から掲載までお待ちいただく場合がありますがご了承ください。なお、メールアドレスはTRCデータ部から直接ご連絡する場合にのみ使用いたします。第三者への公開・提供はいたしません。)

2024年3月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

アーカイブ

全てのエントリーの一覧

リンク