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人物で辿る建築の歴史

こんにちは、新刊の辻です。
今回がブログデビューになります。どうぞよろしくお願いします。

本日は「週刊新刊全点案内」1784号の発行日です。
掲載件数は1288件でした。

*こんな本がありました*


「世界の建築家図鑑」(ヴィジュアル歴史人物シリーズ)
ケネス・パウエル(編), 井上 廣美(訳)
原書房(2012.9)

建築は文明の華。
美しい建築物は、老若男女を問わず、見る者の虜をする力を持っています。そのことは、東京スカイツリー
の大人気ぶりからもうかがえますね。
さて、一般向けの建築の本は、有名な建築物の姿を収めた写真集が多いのですが、
今回取り上げるのは、「建築家」をテーマにした本です。
登場するのは古今東西の世界的な建築家40人。
フィレンツェ大聖堂の「建設不可能」なドームを設計したブルネレスキ、オスマン帝国の主任建築家シナンといった建築の世界のパイオニアから、
ル・コルビュジェやルイス・カーンのような近現代の天才たちまで、
その生涯と作品がたっぷりしたスペースで紹介されています。
創った人の「人間」がわかると、建築がより一層親しみをもって感じられますね。
工学的な説明や美学的な説明がわかりやすくなされているのも嬉しいです。
日本人では丹下健三と隅研吾が登場します。
読み終わって、世界の建築を訪ね歩きたくなっちゃいました。
旅行好きな方にも楽しめる1冊だと思います。

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