本日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
8月は9件の件名を新設しました。
その中に「学生相談」という件名があります。
普段はカウンセリングとは無縁の人生を送っているのですが、大学時代に一度だけ「学生相談室」なるところへ行ったことがありました。
自分のためではなく、友人の付き合いでしたが。
悩みを抱えた学生の相談に乗ってくれるところ...という漠然とした情報しか持っていなかったので、「なぜそんなところに??」と不思議で仕方なかったのですが...。
どうも、友人が趣味でやっているサークルの人間関係で悩みを抱えているということで、「一人で行くのは不安だから」と、友人3人連れでぞろぞろと訪れたことを覚えています。
結論から言うと、担当者が不在だったので、そのまま引き返して来たのでした。
今考えると、カウンセラーが常駐しなくてはいけないほど、相談しにくる学生もいなかったのでしょう。
当時に比べると、「学生相談」の需要はかなり高まっているのではないかと思うのですが、果たしてどうなんでしょうか。
「大学にさえ入れば、楽しいキャンパスライフが待っている」という時代からは、隔世の感がありますね...。