近頃、旅と言うほどではありませんが
友人に誘われ東京近郊ウォーキングをしています。
普段、車で通り過ぎてしまい気付かない場所も
歩いてみると、様々な発見があります。
先日は、埼玉県行田市を散策。
まず「のぼうの城」で有名になった忍城に行ってみました。
忍城に併設されている郷土資料館では
行田市が足袋生産の盛んだったことを知りました。
行田が木綿の産地でもあり、
近くに中仙道が通っていたことも関係しているようですが
明治時代になりミシンが使われ、その後電気会社が設立されてからは
大量生産が可能になったとのこと。
展示資料を見ていて、
ミシンの音や、生き生きと働く女性の息づかいを感じたのは
私だけでしょうか?
次に向かったのは、さきたま古墳群。
忍城を攻め落とそうと、石田三成が陣を構えたといわれる
古墳の頂上に実際に登ってみると、
スケールの大きさ、またその数にも圧倒されました。
ウォーキングに関しては「大人の遠足BOOKシリーズ」などの
ガイドブックも出ていますが、
自治体ホームページのコース別ガイド(例:三島市)など
詳しいものもあるので、
図書館で紹介してみてはいかがでしょう。
そろそろ紅葉の季節、読書の秋でもありますが
たまには背筋をのばして、近くを散策してみませんか。