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憧れの地は

10月木曜のテーマは「旅とガイドブック」

最近はガイドブックのシリーズも増えました。
定番のシリーズもはずせませんが、それ以外にサイズがコンパクトだったり、カバーをひっくり返すとおしゃれなデザインだったり。

ただこれらは日本国内やメジャーな観光地に限るんですよね...

もうだいぶ前になりますがトルコに行くことになった時
書店にどんなガイドブックがあるのかを楽しみに見に行ったら
何軒回ってもトルコのガイドブックは置いてありませんでした。
トプカプ宮殿の展覧会に行ってから、
私の中でいつか行ってみたい国と化したトルコでしたが
マイナーな観光先だったのかと出発前にへこんだものです。
結局書店で取り寄せをしたところ、
出発直前に届いてハラハラしたのを思い出しました。
その延長か帰りの飛行機が飛ばなくなり、イスタンブールから会社に電話する羽目に...
(悪い思い出だけみたいになってしまいましたが、トプカプ宮殿の宝物やハットゥシャの遺跡は素晴らしいものでした。機会があればもう一度行ってみたいくらいです)

さて、最近はどうなっているのか書店に行ってみたところ信じられない光景を目にしました。
棚にトルコのガイドブックがこれでもか!というくらい並んでいるではありませんか。

ナゼ?

イスタンブールのガイドブックの横にはマドリードの本。
上には五輪の旗&TOKYOおめでとうの文字。
どうやらオリンピックの影響でガイドブックの種類も増えて
普通に書店に置かれるようになったみたいです。

十年一昔とは言えあんなに苦労して手に入れたのに...
ガイドブックの棚の前で、一人物思いにふけってしまいました。

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