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毎日元気に誕生している子どもたち(=雑誌データ)は、どのようなサイクルでデータ部を旅立ってゆく(=図書館に提供される)のでしょうか?

「雑誌データ概論」の第2回は、データの提供サイクルと冊数のお話です。

まず、図書館での雑誌の流れを考えてみましょう。

 購入している各雑誌の発売日に現物が届く 
 → 受け入れ処理をする 
 → 配架

雑誌は「鮮度が命」の部分も大きいですし、発売日を心待ちにして「すぐにも見たい」という利用者も多いことでしょう。図書館としては、いかに早く配架するかがポイントになるのではないでしょうか。そのためには、なるべく「受け入れ処理」の部分を簡単・スムーズにしたい…。
このご要望に応えるべく、雑誌データは発売日当日の朝に図書館にお届けしています。本体の雑誌を先どりすることになりますね。巻数・号数・特集タイトルといった情報を予め準備しておけるように…という理由からです。

そこで、雑誌の発売がない日曜・祝日を除く月曜~土曜の毎朝、図書館には雑誌データが到着するわけですが、1日にどのくらいの数になるものでしょう?

これがもう…日によってバラバラなのです。雑誌の発売日はひと月の中で均等に割り振られているわけでは全くなく、特定の日に固まっているからです。提供開始の4月以降で、1日あたり最少は48冊、最多は237冊でした。この落差…。激しすぎです…。日にちでいうと、1日、15日、20日などがやはり狙い目のようで、冊数が多くなります。曜日だと火曜日でしょうか。
また、ジャンルによってもある程度決まっているらしく、ファッション誌ばかりとか、健康雑誌続々とか、車・バイク関連大挙して現るなど、「今日は●●の日」というのがはっきり見てとれて、なかなか面白いものです。
いろんな雑誌のお話も、追々ゆっくりとご紹介してゆきましょうね。

来週はデータの構成についてご紹介する予定です。

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