新年度に入りました。やわらかな日差しに満開の桜…ですが、我々は現在、人相を変えつつ目録作成の真っ最中。ようやっと峠を越えたところです。
さて、今年の冬のことですが、データ部の一隅が少々怪しげな雰囲気になっていました。床や棚の上に積み上げられた沢山の雑誌の山。珍しい学術誌もあれば、悩ましげなお姉さんが表紙を飾るものまであるようです。そしてその山の陰からは、「子どもを作る」「その前に親を作る」とぶっそうな言葉が聞こえてきます…。
こちら、本のMARCに続くデータ部の新しい挑戦、「TRC 雑誌MARC/Tタイプ」を作成している新チームの様子でした。「親」は雑誌の1タイトル全体を表すデータ「親書誌」のことを、そして「子ども」は親書誌にぶら下がる、毎号の内容のデータ「子書誌」のことを指しています。
冬から営々と作成し、現在も日々増えている親書誌の数は、2600タイトル以上になりました。そして、満を持してこの春より、親書誌・子書誌の提供がスタートしました!発売された雑誌をその日のうちにデータ化して毎日提供、図書館のニーズが高いと思われる約450誌については、目次もデータ化いたします。
試行錯誤を繰り返しながら、新しいデータの世界に踏み出す雑誌チーム、静かに青い炎を燃やしているのが私の机からも見えるようです。現場が落ち着いたところで、雑誌のMARCとは?雑誌MARCの作成現場とは?について熱いレポートが届くはず。もうしばらくしてから是非ブログでご紹介したいと思います。