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データ部新刊目録「まど」係です。

こんにちは。データ部新刊目録・原田です。新刊目録班の「まど」という係になって3年になります。これから毎週月曜日、4回にわたって私たちの仕事について紹介させていただきます。

さて、まずこの係の名前「まど」ですが、TRCには仕入部という部署がありまして、そことの窓口だから「まど」なのです。「まど」と仕入部との間には毎日50通ものメールが飛び交う関係があるのです。1日8時間勤務として、ほぼ10分に1通。目を通すだけでよいものもありますが、緊急性の高いものも多いので届いたものはすぐに読んでいます。

仕入部と関係するお仕事というと? そう、TRCの本屋さんとしての仕事に関わっているのです。オンライン書店bk1はおなじみですね。図書館には『週刊新刊全点案内』(以下『新刊案内』と略)を通して、いわばカタログによる通信販売を行っています。
データ部がせっせとMARCをつくっている間、仕入部は新刊書の情報収集、発注、在庫管理をしています。MARC・『新刊案内』の完成と在庫の準備の両方が整って、めでたく通信販売ができるわけです。「まど」はその間をつなぐ仕事を担当しています。

仕入部は、まだ見ぬ新刊書についてどれくらい売れそうか、何冊発注するかを決めていく本の目利き集団なのです。図書館に新刊書を素早くお届けするため、出版社や取次のご協力をいただきながら、これから出る本についての情報を収集・分析しています。そして人気の高い作家の本や話題性のある本の部数確保には、出版社や取次と息詰まるバトルが…。データ部とは違ってテンション高い部署です。文化が違うなんていわれることもあります。私は仕入部の「商売」の雰囲気も好きですけどね。

さて、TRCの図書館向け商品にはベル・SB・新継続があります。ごく簡単に説明いたしますと、ベルは図書館向け超特急配本セット。SBはストックブックスの略で、その名の通り在庫をしている商品。新継続は全集・シリーズの定期購読システム。このベル・SB・新継続、多いときには『新刊案内』1号につき900冊以上になります。それらの本が『新刊案内』発行日には倉庫に全部ちゃんと揃っており、ご注文を待っているのです。

通販本屋さんとしては当たり前? 当たり前です。しかし、毎週、毎週、何百アイテムもの本を選んで注文し、『新刊案内』の掲載号数にあわせて、在庫の搬入スケジュールを調整していくのはなかなか大変なことです。通販カタログとしての『新刊案内』がきっちり機能するために、仕入部とデータ部は協力して働いているのです。そして「まど」はそのスケジュール調整まわりの仕事を担っております。

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