新刊目録班から分類件名班に異動して、はや2カ月が経とうとしています。この間、新しく学ぶことがたくさんありました。
目録作成の基礎については新刊目録班で学んできたものの、分類・件名の付与は初めての経験。
分類・件名とは何か? という基本中の基本から、
NDCの使用法や特徴、件名標目の与え方、実作業の手順など、
分類・件名において基盤となる知識をたくさん教わりました。
もちろん、実際に作業を行いながら学んでいます。
データ部で継承されている数多のマニュアルを読み、
何度も『日本十進分類法』をめくり、件名典拠ファイルを検索し、
累積MARCとの整合性を確認し、どんな分類・件名をつけるか頭を絞る。
その後、分類班の先達によるチェックと解説を受け、
「なるほど、この図書は○○の観点からこう分類するのか!」
「こんな件名もあるのか!」「似た件名はこう使い分けるのか!」
など、驚きとともに様々な知見を得る。
ちょっと大げさかもしれませんが、振り返ればそんな日々でした。
まだ2カ月も経っていないのに、日々の密度が高い!
これからも、まだまだ覚えなければいけないこと、
使いこなせるようになりたいスキル、
身に付けるべき(分類付与者としての)センス......
望むものはたくさんあります。
これからも精進していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。