明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
2020年7月は6件の件名を新設しました。そのうちの1つが「MaaS」です。
Mobility as a Serviceの略で、「サービスとしてのモビリティー」「モビリティーのサービス化」という意味だそうです。
この言葉が使われた本を初めてみたときには、まずどう読むのかがわからず、文中にルビがないか目をこらし、「あった!マースか!」となった記憶が。
どこに分類するかも、「事例をみると自動車交通? でも概念としてはモビリティー(移動手段)全般に対するもののようだし、交通一般のほうがいいのかな?」と迷ったおぼえがあります。
残念ながら私自身はカーシェアリング未経験、ライドシェアや配車のアプリやサービスもいまだに利用したことがなく、MaaSには本の中でしか出会っておりません。
でも、さまざまな新しいサービスが考えられているようですし、MaaSに該当するものと気づかないまま利用していた、ということもあるかもしれませんね。