きょうは「週刊新刊全点案内」1890号の発行日です。
掲載件数は1234件でした。
* こんな本がありました*
図書目録の「これから」を考える上で、とても重要な本が刊行されました。
樹村房(2014.10)
RDA(Resource Description and Access)は、AACR2(Anglo-American Cataloguing Rules,2nd ed.)の後継標準。
デジタル環境に適したメタデータを生み出すために、従来の図書館目録規則を超える、新たな世界記述標準として策定されました。
この本は、RDAの理解と、実際の書誌情報の記録作業に役立つ解説・自習書として、翻訳・編集されたもので、FRBR、FRAD、FRSADといった理論的裏づけの解説も含んでいます。
原書は、RDAの普及に尽力するRDA開発のための合同運営委員会・前議長のバーバラ・B・ティレット氏が、自ら世界各国を巡回して行った人気ワークショップの英語版テキストです。
これからの目録がどう変化してゆくのか、私共もドキドキです。
今週は、図書館関係で、こんな本もありました。
樹村房(2014.10)
これからの図書館を考える秋ですね。