« きょうのデータ部☆(2/15) | メイン | NDC10版の変更点とTRC MARCの適用~第3回・1類~ »

『週刊新刊全点案内』うら話

こんにちは。新刊目録の望月です。
今週何度も触れていますが、『週刊新刊全点案内』(以下「新刊案内」)2000号が刊行されました。メモリアル号(といっても中身は変わりなし)、お手元に届きましたでしょうか。

今回の「新刊案内」ふりかえり企画では、「新刊案内」の作り方をご紹介します。

p20160216.jpg

あまり知られていないですが、「新刊案内」の編集もデータ部で行っています。
以下簡単に流れを説明します。

①毎日、前日に入力・チェックしたMARCから「新刊案内」形式のゲラを作成、プリントアウトして手分けして校正。
②週に1回(金曜日です)、5日分のデータをまとめて新刊案内の配列にし、レイアウトが崩れていないかなど全件を再度確認。
③書誌情報以外のページ、巻頭の「お知らせ」「ベル・SB・新継続一覧」「索引」も同時に作成し確認。
④すべて終了したところで、データをまとめて印刷会社に入稿。〆切り時間が決まっているので、いかにミスなく滞りなく進められるかが勝負です。
⑤印刷会社で印刷・製本。
⑥月曜日に弊社に搬入、発送。
⑦火曜日、全国の図書館に到着。

----------------
①②につきましては、以前のこちらの記事(「新刊案内も作ってます」「眼精疲労と戦います」)に詳しいですが、実務作業としては幅を伸ばしてレイアウトを整えるとか、文字を詰めて一行に収めるとか、細かい作業の連続です。これを毎日繰り返し、週に一度のまとめの日を終えるとへとへとになります。しかし、週が明けると完成した「新刊案内」が手元にやってくる。きれいに印刷された誌面を見ると、手塩にかけて作ったMARCが冊子の形になることで、たくさんの方の目に触れるようになる。そんな喜びを感じてうれしくなります。

コメントを投稿

(投稿されたコメントは、TRCデータ部の営業時間内にアップいたします。投稿から掲載までお待ちいただく場合がありますがご了承ください。なお、メールアドレスはTRCデータ部から直接ご連絡する場合にのみ使用いたします。第三者への公開・提供はいたしません。)

2024年3月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

アーカイブ

全てのエントリーの一覧

リンク