本日は「週刊新刊全点案内」2000号の発行日です。
掲載件数は1091件でした。
世間はバレンタインムード一色ですが、本日2017年2月14日は、週刊新刊全点案内2000号が刊行される、データ部にとって特別な日でもあります。この日を迎えることができたのも、ひとえに皆様に長年ご愛顧いただいたおかげです。データ部一同より精進してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
私自身も普段は作業の進行確認程度でしか号数を意識したことがなかったのですが、作業用ツールに「2000」の文字が並んでいるのを見ると、取り組む仕事自体は普段と変わりなかったものの、なんだか感慨深い気持ちになりました。
*こんな本がありました*
「それ日本と逆!?文化のちがい習慣のちがい 第2期5 ワイワイ記念日とお祭り
学研プラス(2017.2)
奇しくもバレンタインデーと週刊新刊全点案内2000号の刊行日が重なったせっかくの機会ですので、今回の今週一冊は「記念日」という言葉をキーワードに、こんな本をピックアップしてみました。
普段は忘れてしまいがちですが、楽しいお祭りも行事も本来は何らかの記念すべき出来事の記憶を代々受け継ぎ祝ったり、過去を振り返り思いを新たにしたりするための記念日です。この本ではクリスマスや子供の日などのわかりやすいものから、意外な角度から切り込んだものまで、様々な形で世界各地のお祭り・行事を日本のものと対比させながら紹介しています。
対象年齢は小学生向けとなってはいますが、比較対象となる8カ国のうち約半数が第三世界の国々ということもあってか、実際に読んでみると大人の私でも知らないような世界各地の行事そのものについてや、その行事がどのような思想を基礎に何を目的に行われているのか等の説明がわかりやすく紹介されており、簡潔ながらも読みごたえがありました。
残念なことに昨今世界各地で文化や宗教に由来する対立も目立ちますが、そんなご時世だからこそ、日常の節目となる行事を良いきっかけとして、家族で海の向こうの文化習俗に思いをはせてみる、そんな記念日も時にはいかがでしょうか。
コメント (4)
「週刊新刊全点案内」が国会図書館で所蔵されていないのはなぜでしょうか?
都内のごく一部の公共図書館で過去1年分を所蔵しているところはあるのですが、それ以前のものについては所蔵している図書館が見当たりません。
バックナンバーを常時、国会図書館で閲覧できるようにしていただきたく、是非ともご検討をお願いいたします。
投稿者: KEIT | 2019年9月 8日 22:38
日時: 2019年9月 8日 22:38
KEITさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
「週刊新刊全点案内」は図書館向けの新刊書カタログとして
発行しているもので、一種の商品カタログにあたります。
国立国会図書館での所蔵・閲覧は国会図書館の収集方針によりますので、
弊社の方では何とも…申し上げられず、すみません。
納本制度の概要につきましては、国会図書館にお問い合わせいただけますでしょうか。
投稿者: TRCデータ部ログ管理者 | 2019年9月 9日 18:34
日時: 2019年9月 9日 18:34
初投稿で不躾なことを申し上げてしまったにもかかわらず、早速のご回答、まことにありがとうございました。
実はこのブログを知ったのはつい最近なのですが、今回ご回答いただいたこともあり、今後もずっと読ませていただこうと思います。
国会図書館に所蔵されていない理由、納得しました。
できれば以前のバックナンバーを見て、どのような新設件名があったのかを知りたいなどとも思っていたのですが・・・
(というのは、この「全点案内」の中でも、「新設件名のお知らせ」に個人的に注目しているためです)
今後、このブログ開始以前の時期の「新設件名」についても時折、取り上げる機会を設けていただけると嬉しいです。
投稿者: KEIT | 2019年9月10日 23:08
日時: 2019年9月10日 23:08
KEITさん。『週刊新刊全点案内』の巻頭黄色いページ「新設件名のお知らせ」に注目いただき、ありがとうございます!
データ部ログでは、毎月第1月曜日掲載の「新設件名のお知らせ」の他に、毎月第3金曜日に「分類・件名のおはなし」として、
分類件名にまつわる記事を掲載しています(都合により掲載の無い月もありますが)。
そちらで過去の件名について取り上げることもありますのでご覧いただければ嬉しいです。
投稿者: TRCデータ部ログ管理者 | 2019年9月12日 17:39
日時: 2019年9月12日 17:39