例えば焼きそばの、さまざまな姿
本日は「週刊新刊全点案内」2380号の発行日です。
掲載件数は1024件でした。今月の表紙はこちら。
落ち葉のイメージで描きました。
ザッ、ザッ、ザッと落ち葉を掃き集める竹帚の音。
でも最近巷では、ブゥィ~ンブブブィン~~~、おや?何だろうと思ったら
風力で落ち葉をかき集めるブロワという電動機具も参戦。(これちょっと騒々しい・・・)
道具はともかく
枯れ落ちた葉の奇麗さに、ハッ!とする、日本の晩秋です。
(Juri)
*こんな本がありました*
「世界の中華料理 World Chinese Dishesの文化人類学」
川口幸大(編)
昭和堂(2024.11)
世界各地に根付き、時には当地の食文化と混ざり合いながら親しまれている中華料理。世界でフィールドワークを行う人類学者たちが、それぞれの場所で中華料理がどのように広まり、食べられているのかを明らかにします。
日本の町中華・ガチ中華といった身近なテーマから、南アフリカや南米のグアテマラにおける中華料理の受容までもが記述されていて、各地の食文化を中華料理の面から見るという切り口が面白い本です。巻頭の写真は、見ているとちょっとお腹が空いてしまうかもしれません。
世界中に広まっているだけではなく、一国の中に限っても町中華からガチ中華まで、そして庶民食から高級料理まで様々な形で親しまれている中華料理の柔軟さには唸ってしまいます。