最後の晩餐
本日は「週刊新刊全点案内」1596号の発行日です。
掲載件数は1445件でした。
*こんな本がありました*
今年もまた「ミシュラン」が発売されました。
これだけ話題になるというのは、やはり日本人の「番付好き」というのがあるせいかもしれません。江戸時代から、相撲だけではなく遊女や温泉地などの番付表があったというぐらいですから。
テレビの特番でも「~ランキング!」といわれると、ついつい気になって見てしまうあたり、私も日本人のDNAを色濃く受け継いでいるようです。
しかし、世の中に美味は数多くあれど、日本人の原点と言えばやっぱりこれ!
「ふりかけ」です。
ふりかけは、もはや日本人のソウルフードと言っても過言ではない!(と思います…。)
装丁までもが「のりたま」っぽいこの本には、おなじみ「丸美屋」のふりかけから日本全国のふりかけまで、単純そうで意外に深いふりかけの世界がここぞとばかりに展開されています。
ちなみに、わたしの好きなふりかけの食べ方は、そのままお湯をかけてお茶漬けにしたの。これに野沢菜の漬物があれば、もう言うことなし!
「人生最後の晩餐に何を食べるか?」と聞かれたら、「ミシュラン」に載っているお店の料理などではなく、やっぱり「ごはんにふりかけ」にしてしまいそうな気がします。