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2008年12月 2日

愛犬の毛を紡ぐ

本日は「週刊新刊全点案内」1597号の発行日です。
掲載件数は1478件でした。

今月の表紙です。

p20081202.jpg


*こんな本がありました*

同僚に「こんな本があったよ」と教えてもらったのがこちら。


オンライン書店ビーケーワン:いぬけいと 大好きな犬の毛をつむいで編む


「犬」+「毛糸」。犬の毛でニット作品を作ろう、という本です。
愛犬の毛を集めて、洗って紡いで毛糸にして、小物を編んだり。
毛をフェルト化して小物を作ったり。

原毛をそのまま生かした、生成りや茶色の作品は、
ナチュラルな雰囲気でデザインもとてもおしゃれ。
作品の脇には、原毛を提供した犬たちの写真もちょこんと載っています。

でも実は、この本を見た瞬間、軽い衝撃を受けました。
羊や山羊のセーターはいつも着ているのに。
ウサギやキツネ毛皮の小物も普通に持っていたりするのに。
それこそカツラは人毛なのに。
それなのに、愛犬の毛、で感じた驚きは何なのだろう…。
追究する価値のあるテーマかもしれません。

ちなみに、実家にはかわいいだけがとりえの老犬(18歳)がおりますが、
形見にどうかと聞いてみたところ、「抜けたらもう生えてこないからダメ」
と却下されました。


1597号には、こんな本もありました。
読まずに勝手なことを書く、とは、まさにこのブログのこと。。。
書名と表紙程度でも、結構語れてしまうものですね(汗)。


オンライン書店ビーケーワン:読んでいない本について堂々と語る方法
ピエール・バイヤール
大浦 康介

筑摩書房(2008.11)
発送可能時間

企業も備えを!~新設件名お知らせ11月分~

本日発行の『週刊新刊全点案内』の巻頭に掲載している「新設件名標目のお知らせ」記事。ご覧いただいてますでしょうか。
掲載するのは月初めの号のみですので、お見逃しなく。

ところで、TRC MARCの件名標目は、基本件名標目表(BSH)第4版を基本にしていますが、新しい概念などでBSHに件名標目が存在しない場合は、国立国会図書館件名標目表(NDLSH)や辞書類からBSHの体系にあわせた形で件名標目を新設しています。
上記の「新設件名標目のお知らせ」では、これらTRC MARCで前月1ヶ月間に新たに採用した件名標目を「新設件名標目」としてご紹介しています。

ちなみに11月は22件の件名を新設。
なかでも、新しい概念として注目したいのが、「事業継続管理」(BCM:Business Continuity Management)です。NDLSHから新設しました。

これはリスクマネジメントの一種であり、「組織が事業を継続して行うために、自然災害や事故などの発生・被害を想定し、リスクを分散・低減するマネジメント手法」のことです。
テロ、金融恐慌、国際紛争など、何がおこるかわからない現代。企業も、さまざまな影響により、存続の危機にさらされる可能性があります。
そのとき、事業をいかにして継続・復旧させるかなど、事前にあらゆる方面から対策を講じておくことが求められているのです。

欧米に比べ、「事業継続管理」に関しては、まだまだ取り組みが遅れているといわれている日本ですが、今後ますます重要になってくるテーマだと思います。
この件名を主題にした本の刊行も増えていくのではないでしょうか。

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