メジャーが活躍~MARCや検索のはなし~
先月から、月末にお送りすることになりました「MARCや検索のはなし」。
2回目は、以前いちどとりあげました本の大きさの記録方法について、今回は実例を添えてもう少し詳しく解説いたします。
本の大きさは、外形の高さをセンチメートルの単位で、端数を切り上げて記録します。
(「日本目録規則」新版予備版では「表紙の高さ」でした)
縦長本および横長本の場合は、横の長さも測り、タテ×横 の形で記録します。
本のサイズは出版業界でも「四六判」「B5判」といった呼び方をすることが多く、「○センチの本」というのは図書館の世界だけかもしれません。
よく見かけるハードカバーの文芸書は 20cm が主流でしょうか。
★横長本て、どこから横長?
タテ横が同じ長さのものから「横長本」の扱いとなります。
絵本などで見かける形です。
これは 15×19cm となりました。