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AVってなに?

~TRC AV MARC概論 Vol.1~

AV、エーブイ、えーぶい ・・・
自分の会社での所属を社外の人に説明するとき、頭にちらっとこうよぎります。
「アヤシイ仕事をしていると思われないだろうか」
まず最初に声を大にして言いたい(バンバンッ!)。TRCでは全然アヤシクありません。これはAudio Visualの略で、録音・映像資料のこと。そのMARCを作成しているのがデータ部AVなのです。


さて、あなたは図書館でCDやDVDを借りたことはありますか?
ところによっては視聴覚コーナーがある図書館もあるでしょう。観たいビデオや聴きたいCDをカウンターで申し込んで、ヘッドフォンをつけて、個々に区切られたブースでちょっとゴージャスめの椅子に座り、静かにゆったり視聴、といった感じの。ちなみにカタロガー&ママ、2足ワラジの私にとって、この「静かにゆったり」というのは最高に贅沢です。想像しただけでウットリ・・・・・・。
閑話休題。CDもDVDも図書館に置いてある資料である以上、なにかを使って管理しなくてはなりません。そう、MARCです。MARCがあれば、棚を総ざらいして見なくても、貸し出し中か心配しなくても、希望の作品が探せるのです。


録音・映像資料について、もうちょっと詳しく。 
その名の通り、「録音」=聴くもの、「映像」=観るもの。現在、録音資料としてCD・カセット、映像資料としてDVD・ビデオのMARCを作っています。かつてはレーザーディスクなども扱っていましたが、媒体の変化が激しいのもAVの特徴。今やレーザーディスクはほぼ製造停止、ビデオテープも扱うメーカーが減ってきているようです。カセットテープなんか世間的にはもはや懐かしい感もありますが(もしかしたらジュニアやヤングは見たこともないかも?)、たくさんの人が利用する図書館では地道に活躍しています。


どうでしょう?
AVってなんのことか、うっすらでも思い浮かぶようご説明できたでしょうか?

(AV 山老)(諸事情により代理アップ 典拠 望月)

コメント (2)

じあ:

TRCの音楽分類について知りたいのですが、K-POPの同一アーティストが海外の音楽として分類されていることと、日本の音楽として分類されていることがありますが、その分類基準は何によるものでしょうか? 例としては東方神起がそうです。

AV 山老:

ご質問いただき、ありがとうございます。
昨今はK-POPアーティストの日本進出も目覚しいものがありますよね。
TVで見てみても、みなさん日本語もお上手ですし。

TRC AV MARCでは、A290という音楽分類は、日本人や東洋人(韓国・台湾・香港・中国)のアーティストのポピュラー音楽に対して与えています。別途、音楽件名で「ポピュラー・ミュージック-日本」「ポピュラー・ミュージック-韓国」などの区別をしています。

かといって、K-POPのアーティストはすべてA290「ポピュラー・ミュージック-韓国」とするわけではありません。ご指摘の通り、例に挙げられた東方神起のMARCの中でも、A290「ポピュラー・ミュージック-韓国」としているものと、A290「ポピュラー・ミュージック-日本」としているものがあります。


これは、どちらの言語で歌われているか、日本語と韓国語の曲の言語の比率を見ています。
例えば、韓国のアーティストは日本デビューアルバムは韓国語で歌い、2枚目以降のアルバムでは日本語で歌うアーティストが多いようです。
歌われている言語の比率によらず、そのアーティストのA290という1つの音楽分類に収め、韓国語の歌が多いCDでは音楽件名で「ポピュラー・ミュージック-韓国」、日本語の歌が多いCDでは「ポピュラー・ミュージック-日本」と与えています。

ぜひ、音楽分類と合わせて音楽件名もご参考になさってください。

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