~ MARCができるまで 最終回 ~
つらつら(ダラダラともいう?)続いてきたこの連載もとうとう最終回。
新刊書のMARC作成の流れをおさらいしてみましょう。
ちょっと長くなりますが、おつきあいください。
見本到着 → 検索/選別 → 写真撮影 → 分類/件名付与 → 入力/内容紹介作成 → チェック → 各種校正 → 完成!
この繰り返し。つまり、今日届いた本の写真撮影をしている横では昨日届いた本を入力しており、そのお隣りでは一昨日届いた本を校正中…。これが、「エレガントで美しいMARC」(@1/9の本文)をめざして、本の隅々まで目を光らせるデータ部メンバーの毎日なのです。
また、この流れと平行して、「人名典拠ファイル」「内容細目ファイル」「目次ファイル」「学習件名ファイル」など、MARCとは別に各種ファイルを必要に応じて作成しています。なので、ただでさえ滞在期間が短いところにもってきて、忙しい見本だと担当者の手から手へ、部内のあちこちを飛び回るはめに。(争奪戦でボロボロになるヤツとか、行方不明になるヤツとかもいたりして…ってウソです。もちろん。)
いろんなファイルについては、今後詳しくお話していく予定です。どうぞお楽しみに!
おまけ:
「ゆくかわのながれは…」などと遠い目をしている間に溺れてしまうくらい大量の本に日々接しているデータ部。流れの勢いがどのくらいかは、メインページ左上の「日刊新刊全点案内」の新刊件数で推し量ってみてくださいね。
ちなみに、私の個人的な目安はこんな感じ↓
~200冊/日 余裕です(めったにないけど)
~250冊/日 なごやかに作業をこなしてます
~300冊/日 緊迫感がフロアに満ちてきます
~350冊/日 血相が変わります
350冊超/日 人相が変わります(部外秘)