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不思議の「女子の国」のアリス

本日、「週刊新刊全点案内」1562号を発行しました。
掲載件数は1401件です。


「おひとりさま」という言葉もすっかり定着した昨今。なぜ子どものころ、あんなに「ひとり」がこわくて恥ずかしいものだったのか、今思うと不思議でなりません。
トイレも教室移動も部活に行くときも、かならず誰かといっしょじゃなくちゃ安心できない。ひとりがイヤだというよりも、「ひとりだと思われる」ことがイヤだったあの頃。女子なら誰でも思い当たるフシがあるはず。

女子の国はいつも内戦
(14歳の世渡り術)
辛酸 なめ子

河出書房新社(2008.3)
発送可能時間

この本は、その不思議な「女子の国」のヒエラルキーを赤裸々に解剖して、その中でのサバイバル術を伝授してくれます。

女子の国のヒエラルキーということでは、姫野カオルコの「ツ、イ、ラ、ク」も興味深いものがあります。

姫野 カオルコ

角川書店(2003.10)
発送可能時間

こちらは後半がR18という感じなので小中学生にはオススメしませんが。前半、主人公が小学生だった時代に、「美人で裕福な子を頂点とするヒエラルキー」を生々しく描いています。そうなんですよね…。子どもほど、人間をそうやって即物的に判断しがちというか。大人になってから考えると恐ろしいですが、でもそれが現実。
人間関係に深刻に悩んでいる女子たちが、「大人になればひとりでトイレ行くのも、ひとりでごはん食べるのも、ひとりで生活するのだって全然平気」だということに気づいてくれるといいのですが。

かく言う私も、実家暮らしが長いため、たまに「ひとり」を満喫するために都内のホテルに泊まりに行きます。ええ、「ひとり」で…。

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