本日は「週刊新刊全点案内」1715号の発行日です。
掲載件数は1595件でした。
*こんな本がありました*
今週号には、昭和の子どもの心と日常にふか~く入り込んだ、偉大なアーティストが紹介されていました。
ヤコブ・グリム
ウィルヘルム・グリム
高橋 真琴
八百板 洋子
学研教育出版(2011.4)
金髪の巻髪にキラキラの瞳、大きくふくらんだドレス。
キティちゃんがまだいなかった頃、ファンシー文具といえば、高橋真琴さんか、亜土ちゃん、そしてパンダ一般(亜土ちゃんについてはまたの機会に)。児童向け文学全集なども、真琴さんが挿絵を担当した作品はまっ先に開きました。
そして、このお姫さまを真似してお絵かきに熱中した女子は、私だけではないはずです。
もうひとりは、この方。
岡本太郎さんは昔からテレビにもよく出演されていたので、「あの太陽の塔を作ったえらい人らしいけど何だか面白いおじさん」というふうに、小学生でも名前と顔を知っていました。
「芸術は爆発だ!」というフレーズが有名ですが、自分にとっては「グラスの底に顔があっても、いいじゃないか」です。太郎さんのデザインしたグラスがウイスキーのおまけに付く企画で、そのCMに自ら出演してこのセリフ。子どもたちにもインパクト大で「○○に顔があってもいいじゃないか!」なんて言いかえてはモノマネしたものです。
なお、東京国立近代美術館で開催されている「生誕100年 岡本太郎展」は5/8(日)まで。
顔の付いたオリジナルグッズも販売されているようです。