こんにちは。ASの横山です。
今回は、少し変わった角度からのお話です。
国が雇用対策として行っている「緊急雇用創出事業」の交付金を活用されている図書館も多いかと思いますが、中にはこれを機に未整理の蔵書のデータ化を計画されるところもあります。
雇用対策ですからそれぞれの地域でパートさんを新規にお雇いし、主には図書館内でデータ化に関わるさまざまな作業をやっていただきます。
まずは蔵書のデータがあるかどうか、1冊ずつTRC MARCを検索します。
MARCがあれば、それに資料番号や請求記号などその図書館のローカルデータを合わせて納品データを作成します。
一方、該当するMARCがない場合は新規にデータを作成することになるのですが、そこからが私たちASの出番です。
新規雇用のパートさんたちに目録の取り方を覚えてもらい、図書館内で、または図書をお預かりして社内で入力していきます。
ただ、このような場合皆さんが最初から目録の知識を持っているわけではありませんから、「情報源とは」「奥付とは」というところから説明が始まります。
それでも、何ヶ月も毎日入力を続けていると、中には「このままTRCのスタッフになってほしい。」と思う人もちらほら。
皆さんとはいつも短いお付き合いですが、覚えてもらったことがその方たちの何かプラスになれば、こちらとしても嬉しい限りです。