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わたしの思い出の本~あおい目のこねこ~

こんにちは。分類/件名の高橋です。
思い出の本、というテーマから浮かんできたのはこの本でした。

オンライン書店ビーケーワン:あおい目のこねこ
あおい目のこねこ
(世界傑作童話シリーズ)
エゴン・マチーセン
せた ていじ

福音館書店(1980)
発送可能時間

この本は私にとって、はじめて一人で読んだ本、です。たぶん。

それ以前にも薄い絵本なら自分で読んでいたのだと思いますが、それなりに厚さのある本を一人で読んだのはこの本が最初だったと思います。

あまりにも昔のことで記憶があいまいですが、
こねこの冒険にドキドキしながら読んで、読み終わったときの達成感と、
本の世界にひたった後のちょっとぼんやりした感じを覚えている…
…ような気がします(いささか記憶を捏造しているかもしれませんが)。

読んだ当時は、分厚い本を読んだぞ!という気分でいたわけですが、
いまから見れば挿絵が多くてちょうど絵本と童話の中間的な本なので
すんなり読み通せたのですね。
漢字がほんの少しつかってある(もちろんルビ付き)あたりも、ひらがなが読めるようになった子どもには“一人前”なかんじがして嬉しかったと思います。
自分でそんな頃合の本をえらべたわけはないので、たぶん母がタイミングを見て置いておいてくれたんだろうなぁ…今度きいてみよう。

こねこの目の青を使った装丁が印象的なので、本棚をみるたびに、
あ!これは初めて読んだ本!と思い返したのでした。

児童文学では古典の部類に入る本なので、
読み聞かせてあげるのももちろん良いと思いますが、
お子さんの“自分で読書”デビューにもおすすめだと思います。

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