本日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。新設件名はTRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
11月は 12件の件名を新設しました。
その中に「しおり」という件名があります。こちらの本で新設しました。
むかし、しおりを集めていたことがあります。といっても、コレクションという程ではなく、本を買った時におまけでもらった書店や出版社のしおりが、なんとなく集まってしまっただけ。それでも、岩波書店の本のタイトルをそのままデザインした渋いしおりや、マザーグースの一節が書いてあるしおり(どこの出版社だったかな?)などなど、同じシリーズの別バージョンを見つけたりして、喜んでいた思い出があります。
修学旅行で金閣寺の透かし彫りしおりを買った思い出も。あの透かし彫りしおりシリーズ、当時はわりとお土産の王道だったと思うのですが、いまでもあるのでしょうか。
ところで、しおりって、普段は部屋やかばんの中など、あちこちで目にしているのに、ここぞという時になると見当たらないことがよくある気がしませんか。布団のなかで眠りに落ちる時や、降りる駅に着いた時には、なぜかすっと出てこない…なぜ…