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2012年2月 7日 アーカイブ

2012年2月 7日

スタンダード・ナンバー

本日は「週刊新刊全点案内」1753号の発行日です。
掲載件数は 1335件でした。

2月の表紙はこちらです。バレンタイン!
p20120207.JPG


*こんな本がありました*

「私の青空」という歌があります。
何回もカバーされ、CMなどでも使われているので、どなたも聞いたことがあるのでは。
「狭いながらも楽しいわが家」は現代も変わらぬ共感をよぶ一節ですね。口笛で吹きたくなります。

さて、もとはアメリカの曲だった「私の青空」、その日本語版を初めて歌ったのが二村定一です。
こちらはその評伝。

「私の青空」でうたわれた小市民的幸福を思うと、紹介文にある「稀代の蕩児」というのが気になります。
時代は「エロ・グロ・ナンセンス」の昭和初期、どんな人生を送ったのでしょうか。

オンライン書店ビーケーワン:沙漠に日が落ちて 二村定一伝


「私の青空」をタイトルに冠したこちらの本も、最近刊行されています。

オンライン書店ビーケーワン:私の青空 二村定一 ジャズ・ソングと軽喜劇黄金時代

今度は記憶~新設件名のお知らせ2012年1月分~

『週刊新刊全点案内』は毎月最初の号の巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名はTRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。

1月は8件の件名を新設しました。

そのなかに「世界記憶遺産」という件名があります。

「世界記憶遺産」はユネスコが主催する三大遺産事業の一つで他の二つ「世界遺産」「世界無形文化遺産」は既に件名として採用しています。「世界記憶遺産」は文書、楽譜、写真、映画などを対象に保存を支援するために1992年にはじめられました。
日本は古い文書類が多く保存されていて国宝の制度も完備しているためか「世界記憶遺産」の登録はありませんでした。昨年、山本作兵衛さんの残した筑豊炭鉱の記録が日本の登録としては第1号となったため「世界記憶遺産」という制度も知られるようになりました。
山本作兵衛さんの絵や文章は、60年代70年代に多く出版されていました。私は上野英信さんの岩波新書「地の底の笑い話」(1967年刊)の挿絵で記憶していました。まさに記憶に残る絵だったのです。しかし、1984年に山本作兵衛さんが亡くなると、バブル経済期には忘れ去られたように思えました。
日本近代の発展を担った筑豊炭鉱の労働が絵や文章で残されていて「世界記憶遺産」に登録されたのは喜ばしいことだと思います。おかげで昨年は山本作兵衛作品の復刊や新刊が相次ぎました。1点だけ紹介しておきます。

オンライン書店ビーケーワン:炭鉱に生きる 新装版 地の底の人生記録 画文集

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