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その土地の本

今日は「週刊新刊全点案内」1828号の発行日です。
掲載件数は1242件でした。

*こんな本がありました

先週はその土地の本屋さんを紹介した本がありましたが、今週はこんな本が。

たけお散歩」(NEKO MOOK)

ネコ・パブリッシング(2013.7)

サブタイトルは、「武雄市図書館公式ガイドブック」。武雄市図書館・歴史資料館の案内のほか、街の観光スポットの紹介など武雄市を歩くのに役立つ情報が盛りだくさんでした。図書館をメインにしたガイドブックなんてはじめてかもしれません。武雄市は温泉と焼き物が有名なんですね。

旅先で図書館に行ったとき、「郷土資料」のコーナーをさっくり回ってその土地の本を眺める楽しみもあります。どこだったか、入ってすぐの場所にガイドブックや近隣のお店を紹介したタウンガイドが置いてある図書館に出合ったことがあって、旅行者でも使える図書館っていいなあと思ったり。
図書館が、旅先での立ち寄り場所として注目されるようになったらうれしいですね。


もう一つ、その土地ならではの本を見られる場所を紹介した本がありました。

那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々

宇田智子(著)
ボーダーインク(2013.7)

沖縄の市場で、沖縄の本をメインとする古本屋を営んでいる著者が、開店までのことや日々のあれこれを綴ったものです。
表紙の写真、漬物屋さんの隣に本が並んでいるのがなんとも不思議。ここに行けば、沖縄ならではのさまざまな本を見ることができるのでしょうか。沖縄だけに、いろいろ奥深そうで楽しそうです。

なんだか「旅と本」が、このところのデータ部ログの隠れテーマになっていますね(笑)

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