贈ってドキドキ、もらってワクワク ~本の贈りもの~
こんにちは! 新刊目録の原田です。
皆さまは、家族や友人に本をプレゼントすることはありますでしょうか?
私は数年前から、本を気軽な贈り物にするようになりました。
本のプレゼントって難しいと言う方も多いのですが、私のなかではこのようなルールを作っております。
・ 重くないもの(モノとしても内容としても)
・ やや実用的(気分転換含む)
・ 小説は避ける
たとえば誰にどんな本を贈ったかといいますと。
雪深い新潟で大きな家を守る伯母に、バレンタインチョコに添えてツボ押しの本。
「ツボ押し気持ちいいわー。一人でもコタツでもできるし」と電話が。
長年、お茶の稽古を続けている伯母には、雑誌『pen』や『BRUTUS』の茶の湯特集を。
お洒落な男性誌の切り口でお茶の世界を見たら新鮮かな...と。
妹の友達たちの女子会に混ぜてもらったときには、読み終わった文庫本を持ってゆきました。プレゼントというよりは「譲る」感覚です。
お酒の好きな方には「愛と情熱の日本酒」、旅好きには「食べたいほど愛しいイタリア」、お仕事がとっても忙しい人には「ココ・シャネル女を磨く言葉」。これまた忙しくて料理してる?な彼女には「世の中で一番おいしいのはつまみ食いである」。
とりわけ「シャネル」は、タイトルだけでその場を急激に盛り上げる最強アイテムでした!
数年間担当してくれていた美容師さんとお別れするときにも本を贈りました。
体調が優れず、しばらくお休みしたいと聞いていたので「整体から見る気と身体」。
その後担当してくれた方も数年して、結婚してヨソのお店へゆくことに。槇村さとるさんのお洒落エッセイ「スタイル・ノート」を差し上げました。
こうして思い出してみると、頑張って!と応援したい気持ちで本を選んでいるようです。
驚きつつも嬉しそうにしてくださった笑顔で、こちらもハッピーになれました。