2013年も終わりが近づいてきましたね。今日は、今年新設した件名を振り返ってみたいと思います。
この1年に新設した法律名の件名を見てみると、ぼんやりとではありますが、時代の空気を感じられる気がします。
「再生可能エネルギー特別措置法」
「劇場法」
「社会保障制度改革促進法」
「都市の低炭素化推進法」
「環境配慮契約法」
「子ども・被災者支援法」
「宅地造成等規制法」
「消費税転嫁特別措置法」
ちなみに、多くが2012年以前に成立した法律です。
法律が成立し、それを主題とする本が出版されて、はじめて件名として新設するので、法律の成立から件名新設までは少し間隔が空くことになります。
法律名は通称で作成することもあり、上記の「劇場法」の正式名称は「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」です。
この法律は、劇場や音楽堂などの実演芸術を上演する文化施設について、法的な根拠を与え、国や地方自治体に、財政面などで必要な環境整備を即すものだそうです。これまでの貸し館中心の運営を行う劇場から、専属劇団や楽団を持つような創造型の劇場に変えていって、日本の芸術文化水準を向上させよう!というのが目的とのこと。賛否両論あるようですが、今後の動きが気になります。
その他、今年らしいトピックとしては、このあたりでしょうか↓
「出生前診断」
「コミュニティ放送」
「被災者支援」
「認定こども園」
「少額投資非課税制度」
「世界農業遺産」
ダイオウイカブームのせいか、深海がテーマの本も多く目にしました。そこで、こんな件名も新設↓
「深海海洋学」
「深海生物」
さて、来年はどんな件名を新設する年になりますか。少し早いですが、良いお年をお迎え下さい。