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道ひとすじ

きょうは「週刊新刊全点案内」1852号の発行日です。
掲載件数は1,270件でした。

*こんな本がありました*

この仕事をしていると、ひとつの道に邁進してきた人が、今までに得たものを一冊に込めた本を手にとることがあります。それが自分の全く知らない世界だったりすると、とても気になります。


今回気になったのは、950ページの大作。

日本鉄スクラップ史集成 古代から現在までの金属リサイクル総覧

冨高幸雄(著)
日刊市况通信社(2013.11)

業界紙記者として鉄スクラップ業界に親しみ40年以上、の方の集大成だそうです。金属リサイクル通史のほか、詩歌・小説にみる鉄スクラップ、戦後鉄屑統制史、鉄スクラップと商社活動などの個別史、日本の主要鉄鋼会社の沿革など。金属リサイクルに関わるあらゆるものを盛り込んでいるようです。


下水道の考えるヒント 2

中里卓治(著)
環境新聞社(2014.1)

こちらの著者は下水道業界40年とのこと。下水道技術者は東日本大震災から何を学ばねばならないか、など業界と技術について深く考えた内容のようです。序文が感動的でした。



大野龍太郎の魚拓美

大野龍太郎(著)
成山堂書店(2014.2)


知らない世界といえば、こちらの著者は「カラー魚拓界のパイオニア」だそうです。生臭さなど感じない、お部屋に飾りたいアートです。魚の形の美しさをじっくりと鑑賞したいものです。

これからも、道ひとすじ、濃くて深い本がたくさん出版されますように!

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