こんにちは、データぶー子です。
今日から、企画記事「ぶー子、NDCに迫る!」をお届けいたします。
「NDC」とは「日本十進分類法」の略。
TRC MARCでは現在、図書の主題(テーマ)を、
『日本十進分類法』の新訂9版および新訂8版に則って分類しています。
なんだか難しそう...って、思います?
でも、図書館をよく利用する人であれば、
「2」の棚には歴史や地理の本があって、
「9」の棚には文学があって...ということをご存知だと思います。
この数字こそは分類記号の1桁目(第1次区分:類と呼びます)。
一番大きな分類のくくりです。
今回の企画では、分類記号の左端にある1桁目の数字の意味に迫ってみます。
NDCの世界を、おおまかにとらえましょう。
0類:総記
百科事典や年鑑、新聞や雑誌、論文集などのグループ。
1~9のグループにあてはまらない本もここに分類されます。
ぶー子目線で、もちょっと詳しく!!
・ 002 知識.学問.学術を全般的に扱ったもの
・ 007 情報科学:情報科学一般とソフトウェア
※ハードウェアは→情報工学(548)
・ 010/029 図書館.図書.書誌学.出版.書誌・目録
・ 069 博物館
※美術館は→706.9、科学博物館は→406.9
・ 070 ジャーナリズム.新聞
※出版は→023、マスコミ→361.453、テレビ・ラジオ→699
☆こんなものも0類
031.4 事物起原 ...『明治もののはじまり事典』
031.5 名数.番付 ...『ギネス世界記録』
031.7 クイズ.なぞなぞ集
049 雑著 ...『最強の雑学王』『大人にウケる子どもの質問』
☆。.
クイズやなぞなぞ集が0類なんて、知らなかった!
ゲームとは違うのね。
0類の棚のイメージは、調べ物をするときや、
物知りになりたいときに行く感じかしら。