« きょうのデータ部(12/10) | メイン | AV MARCの内容細目(AV MARCダイジェスト 第4回) »

はらくっち

先週にひきつづき、今月木曜は「方言」がテーマです。

先日、帰省のために東京駅から東北新幹線に乗っていた時のこと。
ご年配の女性2人が乗車するなり賑やかにしゃべっていました。
聞くともなしに聞いていると、

「いやぁ食ったない、はらくっちぃ」

あら!久々に聞いたわ「はらくっち」。
まだまだ会話は続きます。

「これそっくりしてっから、やっから!」
「なぁんだべ、どうもない」
「さすけね!」

この言い回しとイントネーション、まさに福島弁。帰るんだなぁーと実感しました。
この会話の内容分かりましたか?解説はのちほど。

わたくし、生まれも育ちも福島県。いわゆる中通りの福島市出身です。
大学進学を機に関東に出てきました。
大学時代も勤めてからも、標準語を話そうと意識しているわけではないのですが、「訛らないね」と言われます。
嬉しい半面、郷土愛が足りないような気がしてちょっと寂しいものがあったり。
元々そんなに訛っていなかったのでは、と今まで自己分析していたのですが...

最近「歩ってく」が一発変換どころかそもそも変換候補にも出てこないことを発見。
これが方言だとは思ってもみませんでした。
言葉の端々には福島の血が通っているようです。


ちなみにTOOL-iで福島の方言の本を探す場合は、件名を使うと便利です。
件名の検索ボックスに「日本語」「方言」「福島」をスペースでつなげてAND検索でOK。
「日本語-方言-福島県」という件名典拠ファイルを選択すると、その件名が付与されている図書の一覧が見られます。
他の地域の方言なら、「福島」の部分を「近畿地方」「仙台」などに変えてみてくださいね。



新幹線ではこんな会話が聞こえていたのでした。

「いやー食べた!おなかいっぱい」

「これ使っていないもの(綺麗なまま)だから、あげるよ」
「あら、どうもね」
「いいのよ」

<プチ福島弁講座>
・「そっくり」する、ニュアンスを伝えるのが難しい。。そっくりやるよ、は丸ごとあげるよの意味になります。
・語尾の「~ない」、よく誤解されますが否定ではなくて強調です。
「ありがとない」は「ありがとうね」と親しい感じのお礼の言い方です。とっても感謝されているのでご安心を!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://datablog.trc.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2215

コメントを投稿

(投稿されたコメントは、TRCデータ部の営業時間内にアップいたします。投稿から掲載までお待ちいただく場合がありますがご了承ください。なお、メールアドレスはTRCデータ部から直接ご連絡する場合にのみ使用いたします。第三者への公開・提供はいたしません。)

博物館、図書館、文書館、公民館(MLAK)東日本大震災被災救援情報
博物館、図書館、文書館、公民館(MLAK)東日本大震災被災救援情報

2016年9月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

アーカイブ

全てのエントリーの一覧

リンク