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ワクワクする図書館をめざして

本日は「週刊新刊全点案内」1903号の発行日です。
掲載件数は1235件でした。

*こんな本がありました*

29歳で図書館長になって

吉井潤(著)
青弓社(2015.2)


私たちの同僚が書いた本です!
この本の著者の吉井潤は、TRCが指定管理者として受託する、江戸川区立篠崎図書館・篠崎子ども図書館の現役図書館長。
29歳という年齢にまずびっくりですが、その若い頭を活かした柔軟な発想で、これまで図書館ができなかったようなサービスを大胆に提案しているのを読むとワクワクしてきます。
特に興味深かったのが、よりよいサービスを行うための資金作りの提案。図書館には図書館法による「無料の原則」があるから...と今まで諦めていたかもしれない図書館自身による資金調達について、「図書館グッズの販売」「地元企業の商品を置く」などさまざまな側面から提案しており、なるほどなぁと感心してしまいました。


江戸川区立篠崎子ども図書館といえば、私が個人的にものすごく参加したい(子どもを参加させたい)イベント、「ぬいぐるみのお泊まり会」でも有名な図書館。
絵本のモデルにもなりました。

ぬいぐるみおとまりかい
(えほんのぼうけん)

風木一人(作) 岡田千晶(絵)
岩崎書店(2014.8)


1つの図書館の取り組みを参考にして、全国の図書館がそれぞれ理想とする図書館をめざしていくことができたら素晴らしいことだと思います。
そんな図書館を、一利用者として訪れるのがとても楽しみです。

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