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マニアックな本たち

本日は「週刊新刊全点案内」1910号の発行日です。
掲載件数は1545件でした。

*こんな本がありました*

「宮島杓子の本」

宮郷彰通 (著)
ザメディアジョン(2015.4)

杓子が有名な宮島で杓子専門店を営む著者が、杓子について熱く熱く語る本です。
杓子とはいわゆるご飯をよそうしゃもじのことです。宮島の杓子は調理器具としてだけではなく、縁起もののお土産としても有名だそう。私はこの本を見るまで知りませんでした。

そして今号にはこんな本も

「陶磁器ワラ包装技術の文化史」

宮木慧子 (著)
吉川弘文館(2015.4)


「碇の文化史」

石原渉 (著)
佛教大学(2015.2)

「陶磁器ワラ包装技術の文化史」は陶磁器を生産・流通させる過程で発達したワラの包装加工技術についての本で、「碇の文化史」はその名のとおり碇(錨)についての本です。

「杓子」や「ワラの包装」や「碇」についてまるまる1冊かけて語る...うーん、とってもマニアック! 自らは手に取ることのない本たちと出会うことができるのが、このお仕事の楽しいところです。

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